2018年12月15日発売
亡き祖母の意志を継ぎ、あやかしたちの問題を収める“黄昏館”の当主となった、高校生の高町遙。妖狐の執事・雅火に厳しく躾けられながら、困っているあやかしのため、二人で街を駆け回る日々を送っていた。当主としての立ち居振る舞いも多少は板についてきたころ。館の門を叩く、明らかにカタギではない用心棒風のあやかしが現れた。その男・鎌鼬の疾風は、遙たちの前で刃物を光らせーなんと料理人として雇ってほしいと告げ!?主従逆転コンビが織りなす、心温まるあやかし物語、第2弾!
独身寮から引っ越すことになった、へっぽこ警察官・徹平。散歩中に、本屋で大好きな漫画を見つけ浮かれていると、うっかり少年にぶつかり「この木偶の坊!」と罵られ、しかも「モテない警察官だろ」と推理されてしまう。落ち込みながらも新しい下宿先へ向かうと、出てきた管理人は先程の少年・穂高。元漫画家だという彼といると、何故か奇妙な事件に巻き込まれていく。しかも漫画はもう描かないと言い張る彼には、何やら事情があるようで…?元漫画家と警察官。アンバランスな二人の日常ミステリー!
【第3回カクヨムWeb小説コンテスト 特別賞 受賞作!】 開国帝都。あたらしき女を自称する、ハイカラ娘こと環蒔お嬢さんは今日も元気だ。「溝口さん!百鬼夜行が出たのですって!」と、僕を連れて、噂の現場・銀座へ。 はぁ。「僕は恩ある男爵さまのため、勉学を優先したいのですが」という主張は、もちろん聞いて頂けないんですね? “百鬼夜行”なんてただの噂話……と言いたいけれど、お嬢さんやその友人、人ならざる者まで巻き込んで事件が発展しーー。 男爵令嬢のハイカラさんに連れられて、秘密を抱えた書生が挑む、開国帝都のあやかし奇譚、開幕! 序章 一章 ハイカラ娘と煉瓦(れんが)街を暗躍する影 二章 ハイカラ娘と黒い犬の噂 三章 ハイカラ娘と艶書(ラブレター)の罠(わな) 四章 ハイカラ娘と花火捕り物事変
三十歳を前に夫から別れを切り出された旭日。悲しいでも寂しいでもない。ただ、胸に深い穴が空いたような気持ちになった。判をつけないまま一週間が経った頃、旭日は仕事帰りに鴨川に飛び込んだ男子高校生・佐竹を助ける。彼も失恋したようだ。「助けてくれた礼」と、佐竹から紅く煌めく石を渡される旭日だが、それは京都の守護石『京都の心臓』だった…。二人は石を狙う何者かに狙われることになりー?奪い奪われる『心臓』。それはあなたの心、私の心。古都を巡る恋と愛の物語。
難関大学を卒業後、畑違いのねじ職人になった小暮祐輔。 新聞記者の妻・祥子が現地滞在ルポの企画に抜擢され単身赴任することになり、祐輔は3歳の娘・風花のために期間限定で専業主夫になったのだが……。 家事は得意、ご近所付き合いも良好。 しかし風花に問題勃発。 幼稚園に行き渋ったかと思えば、突然好き嫌いが始まって。 一方、祐輔は祐輔で偏見に凝り固まったセレブママとの攻防が待っていた? 一日を越えるごとに、ちょっとずつ家族のかたちは変わっていく。 どこにでもある家庭の、それぞれに特別なかけがえのない日々--。 【感涙必至!応援の声続々!!】 「優しさに満ちたバトンを繋いでいける幸せを感じるお話に、涙が止まりません。」楠 秋生さん 「心が鷲掴みにされるお話。ハンカチ握りしめて読みました。」はる(haru8)さん 「家庭環境の変化、その変化に影響される心理描写は必見。涙するシーンはないはずなのに涙腺が緩む。」ゆうけんさん お互いを思い合う家族のかたちに、心温まる涙が溢れますーー。
第二王女、そして伝説の騎士の転生者であることが隊長アレク(女嫌い)にバレた新米騎士のオフィ。だがアレクの態度は変わらないどころか、天敵から妹分に昇格!?「中身がお前なら、どんな容姿でも問題ないんだがな」近くなったアレクとの距離感に戸惑う中、隣国の式典へ出席する王女の護衛任務がくだり?お転婆姫最大のピンチに愛が目覚める第2弾!
隣国の精鋭・竜騎士団に潜入中の王女リオノーラ。男だらけの中で紅一点頑張るものの、相変わらず過保護な団長ハーヴェイに認めてもらえず、もどかしさでいっぱい! そんなある日、妹の婚礼祝いに兄王子がやってきた。正体がバレたら、本国に強制送還されてしまう。竜騎士団に残りたいリオノーラは、団長の助けを借りて王都を抜け出すけれど…!?
オレ様魔王ノアとヤンデレ勇者イルヴェルトからプロポーズされたクレア。高スペックの二人から迫られて返答に悩む中、魔王城へ留学に訪れたイルヴェルトの親睦会が開かれることに。早速クレアのエスコートを巡って、二人の間で火花が炸裂! あげくの果てに「愛を囁く」勝負で決めるって、そろそろ心臓がもちません!? 激甘ラブコメ第2弾!!
志紅が雛花に告白したことにより、数々のすれ違いからようやく一歩進んだかに見えた二人。 しかも告白で開き直った志紅の恋着は留まることをしらず、雛花は押されっぱなし!! 一方で、知れば命がない皇室の秘密を知ってしまった雛花は、己に宿った女神(?)と命を懸けた謎解きに挑むことに。 ところがようやく見つけた答えは、まさかの後宮解散!?
「俺と共に生きてくれないか?」借金返済のため異国へ嫁ぎ、病弱な旦那様シン・ユーを料理で癒やす日々を送るリェン・ファに、突然後宮出仕の命令が下される!愛する家族を守るため心を決めたリェン・ファだったが、その矢先皇帝崩御の報せが。さらにシン・ユーが皇帝暗殺の嫌疑で捕まってしまって!?国を超えた新米夫婦ラブ、感動の完結巻!!
ベル不在での『冒険』、そして孤立無援のベルとリュー。彼らの前に立ちはだかる最凶の事態とはーー!? 2019年劇場版アニメ公開!! 「迷宮の孤王ーーアンフィス・バエナ!」 絶望の『予言』は終わらない。 惨禍の宴が繰り広げられた27階層で巻き起こる新たな異常事態。退路を断たれたリリ達は、ベル不在の中で『冒険』を余儀なくされる。 「深層……」 一方でベルとリューを待ち受ける過酷の名は『37階層』。孤独、孤立、孤絶、最凶の舞台で幕を開ける最悪の決死行。 そして迫りくる【厄災】の影。かつてない過酷に翻弄される中、リューは生と死の狭間で過去の情景を見る。 「私には、もう……『正義』はない」 これは少年が歩み、女神が記す、 ──【眷族の物語】──
「癒やし系母性キャラにコロッとなびくなんて。まったくこれだから!」麗しくも聡明な最強種族、長耳種。その長耳種たちが宗也たちとの同盟を申し入れてきたのだ。みぐが憤るように、いったんは長耳種の話に乗りかけた宗也たちだったが、やがて長耳種の真意が明らかになる。それは人類の奴隷化ー人類を支配下に置き、魔法資源にしようというのだ。「ああいうクソどもに二度と屈しないために俺達は戦争を学んでるんだ」現実世界の歴史でも幾度となく繰り返されてきた悲劇。最悪の状況を打開すべく、宗也は宿敵・竜人種と盟約を結んで長耳種に挑む。人類の存亡を賭けた戦いが、今始まろうとしていたー。
ただの配達。ゴブリンスレイヤーですら、そう思っていた。牧場の手伝いで配達に出たゴブリンスレイヤーは牛飼娘とともに、ゴブリンの大群に待ち伏せされる。それは、ある祈らぬ者の策謀だった!一方、ゴブリンスレイヤー不在の一党は、見習聖女の託宣より、雪山を目指すことに。そこは、氷の魔女の統べる永久の冬の領域だった!包囲された雪の廃村で、牛飼娘を守り、孤軍奮闘するゴブリンスレイヤー。彼不在の中、女神官は、ゴブリンではない怪物たちの脅威と対峙し、一党の行動を決断していくー。「-手は、あります」蝸牛くも×神奈月昇が贈るダークファンタジー第9弾!
「-『メイド服・着エロ』とは、一体なんのことでしょう?」ごくごく普通の高校生春野健史はある日突然騎士のフライングクロスアタックを喰らい異世界に転生した。異世界で彼を迎えたのは、魔族の美少女ユズカとラムダ。2人は健史に自国の魔王になるよう懇願する。ただの人間で魔力ゼロ。魔王など備まらないと思う健史だが、なぜか敵をワンパンで撃退。すっかりその才覚を2人に見込まれてしまう。転生の際に読まれた記憶でメイド好き認定された健史は、メイドコスのユズカやメイド姿の工作員に翻弄されたりしながらも、異世界を制し、元の世界に帰ろうとするがー!?第10回GA文庫大賞奨励賞受賞作!!
超豪華飛空船ヴィクトリア号で発生した爆弾テロ。ある目的で船に乗り込んだお人好しの小説家・ヴィクトは、貴族的使命に異常にこだわる令嬢・リーゼロッテと出会い、乗客を救うために奔走することになる。船に乗り合わせたのは、一言で身体の自由を奪う天才幼女催眠術師、臆病な最老の殺し屋、自爆を繰り返すテロリスト、あらゆる幸運を労せず手に入れる男、そしてー悪魔。「わたくしのノブ・オブをご覧に入れますわぁー!」「とうとう略しだしたよ…」非日常の跋扈する船内、ヴィクトは少女を救い、目的を果たせるのか。第10回GA文庫大賞・優秀賞受賞の群像・狂想曲、ここに開幕ー
「あなたは、わたしの婚約者だから」婚約者を見つけないと国に帰らなければいけないという瑠璃に頼み込まれ、征斗がそのフリをすることになった。当然、香乃や澪は大反対。さらに、瑠璃を連れて帰るために現れた従姉妹の公女アンジェまでもが征斗に惚れ込み、フィアンセにしたいと言い始める。ところが、征斗はバルトシュタインにもピースメーカーを探る勢力がいることを察知しており、彼女たちのアプローチを受け入れることはできないのだった…。新たな“ちょろいん”登場でラブコメ模様はますますパワーアップ!正義の味方の秘密のために、“恋に落ちてはいけない”ラブコメ第2弾!
「これは…!?」エリナの家へ向かっていたカナーンは、立ち止まり地面を見つめた。まだ新しい馬の蹄の跡や、馬車の轍がそこにあったからだ。「まさか、エリナを狙った何者か!?でも『名もなき勇者』がその辺の盗賊に負けるとは思えないし…」気配を殺しそっと屋敷へと近づくカナーン。すると大きな悲鳴がー。「エリナっ…!!」「か、カナちゃん!助けて…!」そこに居たのは賊ーなどではなく、艶やかなプラチナピンクの髪を二つに束ねた愛くるしい少女で!?この娘はいったい誰!?魔王どころか、今度はなぜか聖王の御子と間違われー熱い友情パワーの第2弾!!
「いまこそ革命を起こし、ハデスを失脚させるっす」アテナにやられっぱなしのハデスに失望した天春ペルセポネが反乱を画策。世界を滅ぼさんとする闇の組織「現界占い師連盟」で内紛が勃発しようとしていた。一方、そんな事態が進行中とは知らないハデスは…「貴様らをプライベートビーチに招待しよう。愚民ども、身に余る光栄に震えるがいいぞっ」やはり世界を滅ぼすべく、日暮たちを夏のリゾートに誘い出していた。降りそそぐ真夏の太陽、青い海!爽やかな夏空の下、世界の存亡を賭けた戦いーポロリな競泳やビーチバレー、そして水鉄砲バトルーが幕を開けようとしていた!