2018年6月発売
つくば家庭料理学園ー。料理の魂を宿した“主食男子”と“オカズ女子”が学ぶ、料理のための学園である。夏の臨海学校を前に、真白悟飯は清楚な“肉じゃが”お姉さん・糸牛煮芋と、その幼馴染で鬼怖いヤンキー・碓田焼と出会う。碓田から「俺にモテ方を教えてくれ!」と頼まれ戸惑う真白。どうやら碓田の意中の相手は…。全学年合同の一大臨海学校で、真白は不良先輩をプロデュース!食い合わせの壁を越えられるか!?さらに真白は“実在しない料理”の魂を持つ少女や、大人になってもなお料理の魂に縛られる元・オカズ女子に出会い、料理の魂の謎に触れる…。ちょっとスパイス効いてます!学園お料理ラブコメ第二弾、一丁上がりィ!!
俺にとって真琴と忍は憧れの男だった。そんなふたりと七年ぶりに再会し、学生寮で相部屋になり、むさ苦しくも楽しい日々の幕開けーと思ったのだが、お前ら女の子だったの!?ったく、俺にだけ教えないなんて酷いじゃねえかーって、お前らもお互いの性別を知らないのかよ!…え?真琴(忍)に女だとバレると困る?頼れるのは俺だけ?しょうがねえな、性別がバレないように俺がサポートしてやるぜ。だから安心して普段通りに過ごしてくれーって、お前らいつもそんな生活送ってるの!?よくいままで女の子だってバレなかったな…。油断しがちなふたりの男装女子と送る、実はハーレムな学園ラブコメ!!
小説が書けない文芸部員・シュウ。ある日、彼のスマホに、詠名という少女から謎のメッセージが届く。きっと悪戯だろうーはじめはそう流していたシュウ。しかし、“もうダメだ。死のう”送られてきたそんな言葉に、死ぬなーと思わず反応してしまったことから、メッセージを介しての、シュウと詠名の交流が始まった。互いの趣味である小説の話などを通じて、親しくなっていく二人。だが、いざ二人が実際に会おうとしたとき、衝撃の事実が判明する。詠名が生きているのはー現代ではなく、なんと五年前だったのだ!五年ぶんの夜にさえぎられた、時を超えた二人の恋愛の行方は…!?
冷遇されていた皇子、高垂峰は悲願の玉座にのぼった。しかし実際には太上皇の傀儡で、名ばかり皇帝に甘んじる日々。競って媚びを売る後宮の美女たちにも全く興味を持てずにいた。風変わりな妃嬪・危夕麗を知るまでは。吉祥文様を愛する生き生きとした勝気な瞳に、垂峰はなぜか目を奪われてしまう。哀しき亡霊たちが彷徨う絢爛豪華な宮中で、恋を信じられない二人はやがて互いに惹かれ合い!?
大手ギルド“千夜の楽団”の仲間たちとともに、砂塵の王国にある迷宮“大金字塔”攻略に挑む冒険者の少年ハレ。そんなハレたちを監視するために王国側が送り込んできたのは、王直属親衛隊“三貴人”の一人である少女ネズミだった。影を渡る強大な能力を持つネズミに対し、最初は警戒していたハレだが、意外とおっちょこちょいな彼女を放っておけなくなり!?-大切な仲間を、そして孤独な少女を救うために。誰も攻略出来なかった迷宮最深部で少年は今、本物の英雄となる!!成長チート英雄譚、激闘必至の第3幕!
三つの事件は収束し、新たな物語の幕開けとなる!!ある日、トッカーブロートに謎の男・マイッツァーが現れる。彼は自らをスヴェンの父親と言い張るが、機械仕掛けの彼女に血のつながりなど存在しないはずで…。一方王都では、ソフィアがヒルダたちと新大陸国家ノアから来た正体不明の将軍を出迎えていた。また、ダイアンはある物の調査で、ブリッツドナーと共に敵国オーガストへと潜入していた。離れた場所の別々の事件が次第に交わり、より大きな事態に繋がっていく。登場キャラ総動員で動き出す人気シリーズ第8作!!
リューイを送り届けたトルネ村で、風星祭が始まる。しかしその時、過去に封じられたと言われる怪物・コクテン様の封印が解ける。その正体とは、古代伝説級のUBM“黒天空亡モノクローム”だった。そのモンスターに対抗しようとしたレイやビースリーだったが、混乱に乗じたPKもレイたちに襲いかかる。ティアンの村人たちの安否は、そしてかつて村を救った英雄であるリューイの義父の行方はー。「『来るがいいモンスター。奇跡の盾は、ここに在る』」このライトノベルがすごい!2018(宝島社刊)文庫部門新作2位!文庫部門総合3位!VRMMOファンタジー第7巻!!
欧州での事件を解決した晴栄たちは魔女学園に帰還する。折よくセイレムでは収穫祭としての魔女の宴を迎えており、学園総出でお祭りの準備中。久々の学生生活でゆっくりできると思っていた晴栄だったが、当然のようにその盛り上がりに巻き込まれていく。ティチュやフラン、露花といったヒロインたちとの学園祭デートに加え、学園の成績優秀者“七虹の魔女”とのエキシビジョンマッチまで組まれて、気付けば学園祭の中心に…?お祭りムードでお贈りするハイテンションな第4巻!
かつて魔王を倒した勇者イザヤは、魔王から受け継いでしまった膨大な魔力を隠しひとり暮らしていた。ある日、錬金術師の少女ヨーメリア(ヨメ)を助けたイザヤは、膨大な魔力に気づいたヨメに同居をせがまれる。魔力の少ないヨメにイザヤの魔力を分けて欲しいというのだが、魔力を渡す唯一の方法はスキンシップを繰り返すというもので…!?「じゃ、手握るぞ」「あ、もう、イザヤさんっていつも突然なんですから」照れ臭く、恥ずかしく、でも嬉しい日々が始まりー。いちゃラブが強くする、ふたりのスイート錬金生活!!
アエテルタニス国王・レオンハルトから、人知れず飼われる猫のように寵愛を受ける少女・リリィ。記憶を失った状態で保護された彼女をレオンハルトは深く愛し、妃にと望む。身分不相応とリリィは拒んでしまうが、彼の力強く優しい腕と悪戯な指に甘く翻弄されるばかり。そんな折、リリィと同郷らしき行商人が現れる。愛する人のため、自分の正体を知るべくリリィは離宮を抜け出すけれどー!?
高校生の柏木海斗は、母の故郷フィレンツェを旅行中に何者かに襲撃され、水に落ちてしまった。ところが次に目覚めたとき、なぜか見知らぬ者たちから「メディチ家のジュリアーノ様」と呼ばれる身に。信じられないことだが海斗は五百年もの時を超え、自分とよく似た若者と入れ替わってしまったようなのだ。どうやったら現代に戻れるのか、悩む海斗の前に現れたのは、なんと若きレオナルド・ダ・ヴィンチで…!?
死者の魂が見える半井結人は、西早稲田の路地裏にひっそり佇む食堂「あおやぎ亭」でバイトを始めた。店主は、あの小野篁。出される食事は「魂が生まれ変わる」と言われるほど邪を払うパワーを秘めていた。篁の留守に訪れた女性客が「最後の晩餐」と口にした。寿命がわかる占い師にそう告げられたというのだ。一方、地獄の美少年・閻魔は、獄卒の失敗をカバーするため現世での仕事に結人をスカウトするのだが。
『プレイヤーがモンスターになって、敵である女NPCキャラの服を脱がせる』そんなVRギャルゲーをやり込む、引きこもり高校生の源斗。卓越した剥き技で美少女を裸にして楽しんでいた彼だったが、突如ゲームに異変が起きた。見知らぬフィールド、見知らぬキャラ、ログアウト出来ない事態。不審に思いながらも敵美少女の服を剥いていくが…。「み、見るなって言ってるでしょう!」「いっそ、一思いに、殺しなさいっ…!」そんなセリフを吐く女騎士セリスはどうやらNPCではなく、正統派VR-RPGからやってきたリアル女性プレイヤーだったようで…?二つのVR空間が偶然にも合一を果たした世界。モンスターと女騎士の(エロい)攻防の行方は!?
『結婚を前提に、香蓮さんとお付き合いがしたいと思っております』香蓮の父親のもとに届いた一通のメール。それは、父に付き添ったパーティー会場で出会った若手実業家からの、リアルな結婚の申し入れだった。しかし、香蓮は『ピーちゃんみたいなのがタイプ…』と取りつくしまもなくー。そんななか開催が決定した第4回スクワッド・ジャム。今度こそSHINCとの決着をつけるべく参戦を決めた香蓮だったが、首都グロッケンでの作戦会議中、突如レンの前に現れたハンサムな男からある勝負を持ちかけられ…。第4回SJの銃撃戦の裏で、香蓮の人生をかけたもう1つの戦いが幕を開ける!
大翼鳥に乗って戦う“王禽騎兵”が戦場の花形とされる時代。多くの優秀な騎兵たちが鎬を削る中、風よりも速く、竜よりも力強く、誰よりも蒼空を華麗に舞う少年と少女がいた。ジュスト共和国が擁する第五七王禽騎兵隊の隊長、ラゼル。ガサツで好戦的ながら、どこか憎めない真っ直ぐな少年。アンケルニア帝国が誇る白銀乙女騎士団の隊長、ミスラ。気さくで面倒見もいいが、ひときわ負けん気が強い少女。背負う国家も、生まれ持った性格も、まったく異なる二人が、譲れない信念をぶつけ合いながら戦う、爽快かつ痛快なスカイバトル・ファンタジー!
数ある冒険者の職業のなかでも特別で希少な存在ー“勇者”。人々の生活を脅かす魔物たちと渡り合い、平和を保つ勇者であるタオンの正体は…「この間が誕生日でしたから、ホヤホヤの十三歳ですね」-思春期真っ最中だった!?エッチなことに興味はあっても、恥ずかしくて口に出せない微妙なお年頃。それなのに、行く先々で出会うのは勇者サマLOVEな天然系神官に露出しまくり腹筋女戦士、エルフのお姉さん魔術師と、何故か歳上の女性ばかりで…!これは、最強にして純情な少年勇者と彼に恋してしまった歳上女性冒険者たちが織りなす、ある意味痛快、ある意味ドキドキの異世界ファンタジー!!
バースでの長逗留を終え、ようやくロンドンに帰還したラザルス。リーラは徐々に感情豊かになり、観光がてらついてきたエディス達との交流も続く。賭場の馴染みからは、そんな関係を冷やかされる始末。ラザルスは賭博師として日銭を稼ぐいつもの生活へと回帰していく。だが幸福そうに見えるラザルスの心を陰らせるひとつの懸念ー。リーラという守るべき大切なものを得たが故に、彼の賭博師としての冷徹さには確実に鈍りが生じていた。裏社会の大物や警察組織にも目を付けられつつも、毎日を凌いでいたラザルスだったが…。そしてかつての恋人である賭博師・フランセスとの因縁が、ラザルスに決定的な破滅をもたらすことになる。
自らの根城・学園都市を躊躇なく捨てたアレイスターは魔術大国イギリスへの総攻撃を開始する。一見非道な作戦には、しかし何故か上条やインデックス、一方通行(アクセラレータ)、浜面や滝壺の姿も見えー。大天使エイワスの力をも凌駕する大悪魔コロンゾンの封印は遠からず解かれる。その前にロンドンでヤツの弱点を掴まなければならないのだが、大悪魔が憑依していたローラが率いていたイギリス清教にとっては、それは科学サイドからの侵攻としか見えない。誰も望まない決戦に、上条は挑んでいた。そんな熾烈な状況下で、彼の窮地を救ったのは、まさかの管理人系ほんわか天然お姉さん、オルソラで???
全世界を襲ったゾンビパンデミックから5年後ー、人類はほぼ全滅していた。荒廃した東京をひとりさすらう少年ユキトはある日、「死ぬまでにやりたい10のこと」のため北海道を目指し旅をしている少女エコと出会う。いつも笑顔で明るい彼女だが、その正体は他に例のない“ゾンビ化していないゾンビ”だった。彼女の死を見届けるため、人類の敵とふたり旅に出ることにしたユキト。決意を胸に、朝日とともにいざ出発しようとするとエコがかわいく抗議の声を上げた。「ゆっくんは、デリカシーがないなあ。支度はすぐだけど、昼間は出たくないの」尖った口先が、つまらなそうに続ける。「腐っちゃうから」