2018年8月31日発売
“拡張幻想世界”、現実と隣り合って存在するゲームのような世界。そこではエクステンダーと呼ばれる人々が、クエストを行い、モンスターを倒し、現実の金銭を稼いでいた。鳴梨八雲は身に覚えがない借金返済のため、拡張幻想世界に足を踏み入れる。拡張幻想世界では一つの事件が起きていた。“ホットギミック”と呼ばれるエクステンダーによって、何人もが監禁され拷問を受けていたのだ。ホットギミックを追う魔法使いの少女マユと協力し、八雲は賭けられた懸賞金を狙う。幾多の謎と隠された因縁を巡り、2つの世界を股にかけた鳴梨八雲の冒険が始まる!
紙白九炉は、意を決して憧れの同級生・小夜原姫々に告白する。その返事は「…そう言ってくれて、嬉しいです。ありがとうございます。だけど、私…顔面がジャガイモみたいな人とは、付き合えません。ごめんなさい」ゲロを吐くかと思うくらいのショックを受けた九炉は、傷心を抱えて眠りにつき…起きたら翌日もまた今日だった!同じ一日を繰り返す中でショックが重なり、小夜原へのアプローチを変えるとー恋人ではなく友人であれば、という返事をもらうことができ、九炉は翌日を迎えることができた!どうやら九炉の明日は「彼女」を攻略しないと来ないようで…!?
瀬川エリカと俺、吾妻千里は小学校3年生からの幼馴染みだ。小学校でも中学でも、そして高校でも、瀬川と俺は、公園で遊ぶ。ダベったり、野球をしたり、走り回ったり、ちょっと喧嘩したり。「とりあえず吾妻の中で、わたしを可愛さピラミッドの頂点に設定するといいよ。そうすればわたしを通して“可愛い”がわかる」「瀬川を可愛さピラミッドの頂点に設定すると、具体的にどうなるんだ?」「わたしに似てれば似てるものほど、吾妻は可愛いと認識しだすよ」「じゃあ、電卓とかも可愛く見えんのかな」「ちょっと待って。吾妻の中でわたし、電卓なわけ?」そして今日も公園で、高校生の何気ない日常が紡ぎ出されるー。
五百年に及ぶ教会と魔女の対立と、数年前に成立した和平。だがその陰で、対立の残滓は、まだ世界の各地に色濃く残っていたー。ウェニアス王国王立魔法学校に通う、落ちこぼれの生徒セービルは、学校入学以前の記憶を失っていた。そんな彼は、アルバス学長の命で、反魔女派の勢力が強いウェニアス王国南部に特別実習として向かうことになる。同行するのは、魔法の始まりを告げる禁書【ゼロの書】の閲覧を求める黎明の魔女ロー・クリスタスや、秀才少女のホルト、それに学校唯一の獣堕ちクドーといった、いずれも個性の強い面々だ。そして、彼らが南で出会うことになる真実とはー。『ゼロから始める魔法の書』の虎走かけるが贈る本格ファンタジー!
ひょんなことからシルフィアの故郷に赴くことになった悠斗は、戦争を止めるため、異国の地を奔走していた。スキルをきっかけにして、黒幕となる人物を導き出した悠斗は、全ての決着をつけるため、決戦の舞台となる地下聖堂に足を踏み入れるのだが…!?小説家になろう発!超人気ファンタジー、天変地異の第9巻!
音楽性の違いによるメンバー脱退のため、あっさりと廃部になってしまった軽音部。その最後のメンバーだった朝比奈悠は、駅前でストリートライブをしていたところ、かぐやと名乗る少女に突然ライブのサポートを頼まれる。そのステージ上で圧倒的なパフォーマンスを見せたかぐやに惚れ込んだ悠は、翌日ふたたび出会った彼女にバンドの結成を申し出るが、断られてしまう。失意の悠にかぐやが明かした真実はー彼女の正体は、生徒会副会長の真面目な少女、宮古真尋の別人格ということだった。かぐやのことを諦めきれない悠は、彼女の心の壁をなんとか越えようとするが…!?月のような少女とまっすぐな少年が紡ぐ、爽やかな青春バンドストーリー!
王都に戻ってきたヒカルとラヴィアはアリバイを作り、「伯爵令嬢の失踪事件」への関与の疑いを逃れていた。これまで閉じ込められていたラヴィアは見るものすべてに感動して街を観光し、二人の時間をゆったりと過ごす。そんな折、一人の男が大慌てで冒険者ギルドに駆け込んできた。「惑わせの森」と呼ばれるダンジョンが暴走し、大量の魔物があふれだして村が壊滅の危機にあるという。一刻も早く兵を派遣してほしいと訴えるが、そこは辺境の小さな村。国が取った対応は「放置」という残酷なものだった。奇しくもその村・メンエルカは駆け出し冒険者ポーラたちの故郷。国の対応に憤ったポーラたちは、救援のために故郷へ向かうのだがー。
宮廷貴族の企みを潰しグリフォンを討伐したライエルたちは、事実が隠されることがないように、先んじて王都に噂を広めていた。宮廷貴族たちはサークライ家に責任を押し付け、追い詰められたラルフはグリフォンの死体を引き渡すようにライエルを呼びつける。一方、モニカが街で情報を集めていると、王太子が他国の姫との婚約を破棄したという噂を耳にする。しかし、王都の住民は何故かそのことに違和感を抱いておらず、平穏そのもの。王都に漂う嫌な雰囲気を警戒していたライエルは、婚約破棄された姫君リアーヌに会い、この国の異常の原因を教えられる。リアーヌが挙げたのは、ライエルの因縁の相手。ライエルを屋敷から追い出した妹・セレスの存在だったー。
貸衣装屋を営むネージュは、没落した男爵家の元令嬢。ある日、ネージュの店に伯爵家の次期当主・ローズが逃げ込んできた。ならず者に追われていたローズをかくまったネージュは、彼に気に入られる。が、ローズはたまたま少年の服を着ていたネージュを男だと勘違いしてしまった。少年のふりをしたまま、伯爵家から盗まれた先代当主の遺品を探すため、二人は闇のオークションに潜入するが…!?
18歳までに結婚できなかった女は「魔女」と呼ばれ、差別されるフェルティリア王国。実際、この国の女は生まれながらに魔力を宿しており、未婚の女は18歳を境にその力が飛躍的に発達するのだ。伯爵令嬢でありながら、特徴的な容姿と不器用な性格のせいで、結婚相手を見つけられなかったサナティア。自分の魔力が治癒と回復に秀でていることを知ると、ある場所で修行を積むことに決めて…!?
18歳の少女の外見と、強大な魔力を持つ魔女シエラ。彼女を恐れた国王は、王子ゼロサムと結婚させる。時は流れ、18歳の姿の国王・王妃・王女が揃うという異常事態に…。ちょっと大人な童話的ラブコメディ!
大好きなジェドに隠しごとをしたままでいたくない!ジェスアルドに「現実夢」の秘密を打ち明けたリリスことアマリリス。ずっと嘘をついていた罪悪感でいっぱいのリリスに、ジェスアルドは驚くほど優しくてーたくさんのすれ違いを乗り越えて、より強い絆で結ばれた2人。けれど、2人を狙うある陰謀が!?私たちの未来は誰にも奪わせない!私だってジェドのことを守ってみせるわ!無愛想皇太子ジェスアルドと、不思議な力を持つ眠り姫リリスの押せ押せ王宮スイートラブロマンス、愛あふれる完結編!
ボクことセリーヌ王国第二王子ジルクス、実は前世はアラサー女子な転生者。チートなスキル&魔力で気ままに生きつつ、同じく転生者である侯爵令嬢の婚約者・ミアとの恋もまさに順調!二人で行ったお忍び視察旅行から帰ってくると、今度は突如来訪したパマグラニッド帝国のワガママ姫ソフィアに言い寄られたり(ボクにはミアがいるんだってば!)、転移者の中二病商人バートからミアとの婚約破棄をかけた決闘を申し込まれたり(さすがにキレちゃったよねぇ…)。と、珍客に振り回されっぱなしだったけど、どうやら帝国では皇妃の体調が悪化しているらしい。そこで、ボクとミアは治癒術師として派遣されることになったんだ。帝国に着くと今度は皇帝の思惑に巻き込まれ、またまた面倒な事態に…。これまでも、これからも、ミアと一緒ならなんだって乗り越えてみせるよ!!