2020年3月14日発売
ーある日の朝、目を覚ますと…平凡な若手商社マンである一宮信吾(25)は、僻地に領地を持つ貧乏貴族の八男ヴェンデリン(5)という存在意義さえ怪しい子供に憑依していた。信吾は、家門と領地継承もなく、内政無双の知識もないこの身と己に絶望するも、魔法の才能に恵まれたという一点を突破口に独立を目指す。この物語は、そんな若造が魔法で金を稼ぎ自由に生きる(もちろん世界なんて救わない)、当面は脱ボッチのお話である。それと、結局人の営みで発生する柵(しがらみ)からは逃れられない…という話でもある(1巻)。アンデッド化した古代竜の襲撃を乗り切ることに成功した魔導飛行船は、無事王都へと到着する。さっそく兄エーリッヒの家へと向かうヴェンデリンだったが、王の命を受けた使いの馬車により城へと招かれてしまう。アルテリオの助力のおかげもあり、王との謁見も難なく済むが、莫大なお金に準男爵という地位、そしてドラゴンスレイヤーという名声等々、ヴェンデリンは実に多くのものを手に入れることとなる。そして追い討ちとばかりに筋肉魔導師アームストロングの熱烈な歓迎を受け、ほぼ強制的に竜退治へと駆り出される。ボッチからは脱したが、貴族社会にどっぷりと浸かっていくヴェンデリン。彼を取り巻く柵(しがらみ)はなおも纏わりつき拡大していく…(2巻)。TVアニメ化記念1・2巻スペシャルパック。
〈世界で一番悪い魔女〉の末裔マキアは、〈救世主の守護者〉となり引き離された元騎士のトールと、舞踏会で再会を果たした。ところがマキアに守護者の印が現れたことで、事態は一変。〈救世主の少女〉アイリの相談役として、王宮通いを始めることに。 トールに会えるようにはなったものの、使命の前に力不足を感じたマキアは、魔術師として成長するため魔法学校の授業に励む。だが救世主を狙う刺客は、否応なくマキアの前にも現れはじめ……。 魔法世界“メイデーア”に選ばれた者たちの物語は交差する。
茨木真紀は、かつてあやかしの国を治めた鬼姫“茨木童子”の生まれ変わり。前世の夫“酒呑童子”だった天酒馨らとともに暮らす浅草で、毎年恒例のお祭り行事を心待ちにしていた。 しかしその喧騒の裏で、吸血鬼による事件が見え隠れしはじめる。前世の眷属で吸血の鬼である凛音を心配する真紀だが、その凛音に真紀自身が攫われてしまった。 浅草に帰るため、在りし日の仲間と刃を交える真紀。それはやがて、茨木童子と凛音が出会った千年前の勝負の日々を、二人に思い起こさせてーー。
幼い頃から人とは違う、不思議なものが見えた響。その体質が原因で中学に居られなくなり、胡散臭い叔父の手引きで転校させられる。京都二条の街中にある寄宿学校“二条寮”。そこは退魔の担い手を育てる、現代の陰陽寮だった。 戸惑いながらも入寮した響は、はみだし者として名を馳せるルームメイトと出会う。世話焼きな司に、悪巧み上手な幸介、物知りで人見知りな千尋。前途多難な予感は的中し、さっそく四人は怪奇事件に首を突っ込んでいき……!? 落ちこぼれの少年たちが、京都を舞台に怪異を伏せる!
王妃と仲睦まじいと評判の国王のもとに、第二妃として嫁いだ辺境領主の娘ベルタ。王宮で誰も愛さず誰にも愛されないと思っていたベルタは予想外の妊娠をしたことで、子供とともに政治の濁流に呑み込まれていくーー。
「お前はーー。お前、だけはッ!!」 魔王になったアウラは、文字通りひかりを手折り……“壊した”。 激昂してエレノアとともに全力でアウラに迫り、屠ろうとするカケル。 だが、その前にカケルの女たちが立ちはだかった。 「おやめくださいませ、カケル様」 感情だけに突き動かされた状態で、アウラを殺させるわけにはいかない。 彼女たちは次々カケルの前に立つと、命を賭して彼を止めようと試みる。 しかしーーカケルは止まらない。 ヘレネーにイオ、ナナまで倒れ、誰もが最悪の事態を危惧するなか、彼のもとに“奇跡”が起きる!? 絶対無敵のチートハーレムストーリー、超絶クライマックスの第13弾。
「俺を側に置きたい? ……何故だ!?」 初めての恋人に僅か一週間でフラれた芦宮隆人は、かつて交流のあった学園のカリスマ、才媛の後輩ーー 月ノ瀬白雪に秘密の部室へ誘われる。 (コイツまさか俺に気がーー!? いや、単にからかうつもりか……!?) 立ち直り新たな恋愛に勤しむべく美少女からのアプローチに期待しつつ、失恋をイジられてなるものかと身がまえる隆人。 かたやーー、隆人に恋人ができたショックで寝込むまで己の恋心に気づかなかった白雪は、生来のプライドの高さから素直になりきれず、隆人から告白させようと恋の駆け引きを仕掛けていたのだ!! (失敗したぁあ。わたしのばかー!) 白雪はその知謀で隆人へと迫るが、才女ゆえに恋愛経験と知識に乏しく、気づかれない……!! 恋に慎重過ぎる少年と、恋に疎過ぎる才女たちの駆け引きーー『告白待ちバトル』開幕!
「祭りでは、アーガスト各地の料理が集うわよ」「何だって!?料理って、どんな?」「ええっと…骨付き肉とか、わた菓子とか、ソーセージとか…?」「それみんなウマいのかっっ!?」食べ物の話をした途端、ラスティの目がキラキラと輝きだした。しかし彼にも食べる以外、気になっている事柄はあった、それはー英雄となるには何をすべきか、どうすればいいのかわからなかった自分に『大切な誰かを守る』という強い想いをわからせてくれた、リーエル達の存在。皆を守るため、最強の英雄になる為に成すべきこととはー?やせいの英雄が、またしても大暴れ!!
彩羽のウザさが声でも楽しめる! 「センパイセンパイ、テスト前ですしみんなでごはん食べましょーっ☆」 期末試験まで2週間に迫る時期、《5階同盟》の面々はテスト前最後の晩餐という謎の建前で食事会をすることに。彩羽のノンストップなウザ絡みに悩まされつつ、効率的に準備を整えていく明照。しかし、真白がある問題を持ち込んできて……? 「いもウザ」初のドラマCDは原作者書き下ろしの《5階同盟》 in 期末試験編! ある意味こっちが本編なボーナストラック「彩羽のウザ絡み耐久ボイス集」と「真白の塩対応耐久ボイス集」も収録!! 豪華キャストで贈る悶絶必至のいちゃウザドラマCD付き特装版、待望のリリース! ☆ドラマCD本編:「いとウザきマンション5階の日常」 ☆ボーナストラック「彩羽のウザ絡み耐久ボイス集」・「真白の塩対応耐久ボイス集」
「センパイ……。じゃあ、センパイは、私のこと……」 『縁結びの儀式』で山奥の祠に閉じ込められた明照と彩羽。二人きりでのゼロ距離ウザ絡みを前に、難攻不落だった明照にある変化が訪れる。 一方、真白と“秘密”を共有した菫は、影石家の秘密を探るなかでひとつの決意を固めていた。《5階同盟》の誰もが予想すらしていなかった菫の決断とはーー。 そして、巻貝なまこの担当編集・カナリアが《5階同盟》に目を付けたことで、明照はさらなる難題を突きつけられてしまい……!? 今度こそ海に行きます! 話題沸騰のいちゃウザ青春ラブコメ、まだまだ夏休みな水着回の第4巻!!
ガンガンGAにてコミカライズ決定! 「小説家になろう」にて日間、週間、月間、四半期1位を獲得! 絶大な支持を集めるトンデモ菜園コメディ、待望の書籍化です!! 最強スキルは【家庭菜園】!? トンデモ菜園による圧倒的無自覚無双コメディ!! 冒険者に憧れていた少年・ジオ。 しかし神々より与えられたのは、【家庭菜園】という謎の加護だった。 仕方なく小さな家庭菜園を始めたジオだったが、そこは……! ・育つ作物はどれも絶品! ・おまけに一瞬で育つ!! ・さらに、肉や魚、鉱物や生物まで出来てしまう!!!(菜園なのに) ーートンデモな菜園になっていて!? 回りは常識外の事態に驚くものの、全く気づかぬジオは、 やがて城壁と無数のゴーレムを備えた最強の家庭菜園(?)を創り上げてしまい……!? 菜園チートが世界を震撼させる! 圧倒的無自覚無双コメディ、開幕!! 「ちなみに菜園ごと移動もできるよ」 ※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です。
ワケアリ家出娘が集うシェアハウス・ノラネコ。気ままに暮らす彼女たちの世話を焼くうち、次第に信頼されるようになってきた結人だがー「私だけは…絶対負けません!」思い込みが激しい男嫌いの久遠だけは結人に激しい対抗心を燃やし続けていた。どうにかして管理人を追い出したい久遠は、住人たちに結人より美味しい料理を振舞おうと奮闘する。「俺は…久遠の料理好きだぞ?」「う、うるさい!敵がフォローしないでください!」結人を突き放す久遠が、胸に秘めた本音とはー?シェアハウスラブコメディ波乱の第2弾!!
「どーしよ。くっつくのそれ……?」 勇者の力を奪いあう八代勇者(仮)ジオと(元)七代勇者イリア。崩壊しかけるジオの体をなんだかんだで維持しつつ、折れた聖剣を直す手段を求めて、2人は協力して(故)六代勇者ミルカークの出身地アステリアに向かう。 そんななかジオたちの前に現れる、ジオの妹セーネ。何よりも大事に思っていた彼女の出現に、ジオは激しく動揺してしまう。なぜなら、セーネは2年前に死んでいたはずで……。 セーネを蘇らせたという魔王ヴェル=カの目的とは。そして、兄妹の失われた絆の行方はーー? 2人の勇者候補が紡ぐ聖剣争奪ファンタジー、再生の第2巻!
実家の事業失敗から、高校進学の危機に直面した少年・黒田影二は、 ある条件と引き換えに親戚から学費援助を受けることになるーー その条件とは、同い年の少女・白峰あかりと同棲し、 炎上系で承認欲求が超強いがすぐヘタれる、クソザコな彼女のお世話をすることだった!? 「いいねのためなら悪魔に魂だって売る覚悟なの!」 と言い放ち家だけでなくSNSや学校でも、炎上必至な行動を繰り返す彼女を止めるため、 影二の日常はドタバタの連続! でも、あかりの行動の裏には何か理由があるようで…… 「私は100“いいね”より、影二の1“いいね”が欲しかったんだからーー!」 炎上系クソザコ少女とすごすドタバタ同居ラブコメ、開幕!!