ラノベむすび | 2022年8月18日発売

2022年8月18日発売

公務員、中田忍の悪徳(4)公務員、中田忍の悪徳(4)

出版社

小学館

発売日

2022年8月18日 発売

ジャンル

中田忍の苦悩。物語は謎の限界へと向かう。 謎のメッセージとともにもたらされた“異世界エルフ”アリエルの身分を公的に証明する書類の数々。 多くの問題を解決し、忍の目指す異世界エルフの社会的自立を大きく助けてくれるはずのそれは、同時に『公的機関のデータベースを自在に操り、インターネット通信を常時監視しているかの如き、超越的な謎の監視者』の存在を示唆するものでもあった。 浮き彫りとなった異常を前に、家族を守るべく戦線を離脱する徹平、遠ざけられた由奈、空回りする環、じっと見守る義光。 そして、アリエルを送り出すべき現代社会もまた、中田忍を苦しめる。 いち現代人として、いち地方公務員として、目を逸らすことのできない人類の闇が、アリエルの自立を目指す忍の前に横たわる。 そして、ある真夜中。 完全体異世界エルフの装いとなり、己の前に立つアリエルを前に、忍はぽつりと呟く。 「さよならのためか」 「ハイ」 敵は現実。 逃れ得ぬ現実。 夕闇迫る江の島シーキャンドルの頂上で忍を襲う、前代未聞の「悪徳」とは。 打ち寄せる新たな波紋は、忍から何を奪い、何を与えるのか。 異世界エルフ×地方公務員×群像劇、開花の第四幕!!

琥珀の秋、0秒の旅琥珀の秋、0秒の旅

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小学館

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2022年8月18日 発売

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世界の時間が止まるとき、二人の旅が始まる 麦野カヤトは、高校の修学旅行で北海道の函館を訪れていた。 内気で友達のいない彼にとって、クラスメイトたちとの旅行は苦痛でしかない。 それでも周りに合わせてグループ行動を続けていた、そのとき。 世界の時が止まった。 まるで神様が停止ボタンを押したみたいに、通行人も、車も、鳥も、自分以外のあらゆるものが静止した。 喧騒が消え、静寂だけが支配する街のなか、 動ける人間は麦野カヤトただ一人……かと思いきや、もう一人いた。 地元の不良少女・井熊あきら。 「あんま舐めたこと言ってたらぶっ殺すかんな」 口調も性格もキツい彼女は、麦野とは正反対のタイプ。 とはいえ、この状況では自分たち以外に動ける者がいない。やがて二人は行動を共にする。 「琥珀の世界」--数日前に死んだ麦野の叔父が、そう呟いていたことを麦野は思い出す。 叔父の言葉は、世界の時が止まったことに関係しているかもしれない。 そう思い立った二人は、時を動かす手がかりを求めて、叔父の家がある東京を目指す。 時が止まった世界のなか、二人きりの旅が始まった。 【編集担当からのおすすめ情報】 『夏へのトンネル、さよならの出口』『きのうの春で、君を待つ』に続く、 八目迷×くっかのコンビで贈る<時と四季シリーズ>第三弾。

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