2022年発売
「皆さん、うちの可愛いゆーちゃんをよろしくお願いしますね」夏休み早々、神作家・上松勇太は人生の一大イベントを迎えていた。両親公認のお泊まり会である。「…ユータさんに、大人のキス…しちゃいました」「なに普通に抜け駆けしてるのよ!」こうしてアリッサの先制で始まった神作家を巡る戦いは、こうちゃんとみちるも交え、夏コミ、小旅行、プールにお祭りと激化していく。-ところが。ひとり出遅れたはずの由梨恵が、最後にとんでもない形で彼の心を掴んでしまい…!?『小説家になろう』発、“人気声優が最後に勝利する”ラブコメディ!!
「…博道くん。たすけて…」理不尽な大人の脅迫により演劇が出来ないほど傷ついた晴香は、心の拠り所に俺を求める。でも…俺はもう晴香を求めてはいなかった。俺の心にはもう時雨しか居ない。晴香の心が落ち着けば別れ話を切り出そう。迷いは無い。時雨の与えてくれた『猛毒』が俺の心の奥底まで染み込んでいたから。だが俺は心するべきだった。『猛毒』とは身を滅ぼすが故に毒なのだと。毒々しく色づいた徒花が、墜ちる。“不”純愛ラブコメ、最終章ー
夏休み明けの学校は、文化祭に向けて少し浮ついた空気が漂ってた。クラスメイトは周と真昼のカップルらしい雰囲気に慣れてきたようで、生暖かく見守られている日常。文化祭では周のクラスはメイド・執事喫茶を実施することになった。“天使様”のメイド服姿に色めき立つクラスメイトを見やりながら、真昼が衆目に晒されることに割り切れない想いを抱える周。一方、真昼は真昼で、周囲と打ち解けて女子の目にも留まるようになった周の姿に、焦燥感をかきたてられつつあった…可愛らしい隣人との、甘くじれったい恋の物語。
「秋人くんの答え、聞かせてほしい」裏アカをきっかけに誰にも言えない秘密の関係を築いた秋人と優。歪ながらも信頼を寄せてくる優に告白される秋人だったが、自分の気持ちに迷い、答えを出せずにいた。そんな中、週末秋人の家で期末テストの勉強をすることに。勉強会は午後からだが、ここで優から提案が。「おうちデート、しようよ」土曜日の午前。家族は出掛け、家は優と秋人の二人きりー。ゲームしたり、昼食を作ったり、まるで恋人のよう。でも、それ以上を望む優はさらに距離を詰めてきて!?表と裏。二つのカオを持つ彼女との秘密のラブコメディ、第2弾。
「自分より身長の低い男子は無理」低身長を理由に、好きだった女の子からフラれてしまった下野水希。すっかり自信を失い、性格もひねくれてしまった水希だが、そんな彼になぜかかまってくる女子がいた。高瀬菜央。誰にでも優しくて、クラスの人気者でーおまけに高身長。傍にいるだけで劣等感を感じる存在。でも、大人びてるくせにぬいぐるみに名前つけたり、距離感考えずにくっついてきたりと妙にあどけない。離れてほしいはずなのに。見上げる彼女の素顔はなんだかやけに近く感じて。正反対な二人が織りなす青春ラブコメディ。身長差20センチーだけど距離感0センチ。
帝国の皇位継承戦が終息し、大陸の情勢は新たな局面を迎えていた。帝国は安定を取り戻しつつあり、西側からはカルドメリアが来訪するなど、ウェインは依然として東西の間で難しい舵取りを求められていた。そんな折、ナトラ国内に新たな動きが生じるーフラム人による独立国家。そして本人も望まぬ形で、その渦中へと巻込まれていくニニム。内憂外患、かつてない試練に直面するウェインにさらなる衝撃が。「-お兄様、今いいかしら?」思い詰めたフラーニャから発せられた一言が、ナトラを揺るがす。ニニムの苦悩、フラーニャの決意。疾風怒涛の第12弾!
転校まで三ヶ月とタイムリミットが迫ったある日、晃は葵たちと一足早い『卒業旅行』に行くことに。学園祭以来、葵への想いを『恋』だと自覚していた晃は旅行中に葵との仲を進展させようと期待する。山奥の温泉地で旅館に泊まり、温泉や雪まつり、クリスマスパーティーを楽しむいつものメンバー。だが、ふとした瞬間に情緒不安定な様子を見せる葵を見て、晃は一抹の不安を覚えずにはいられない。「思い出だけじゃ足りないの…」笑顔の裏で複雑な感情が渦巻く中、やがて訪れる別れを前に二人が出した答えとは?出会いと別れを繰り返す二人の恋物語、想いが交わる第四弾!
“手を繋いで歩いていく。それだけで、胸がいっぱいになる。この『道』がどこまでも続けばいいのにー”。リュート&月愛のギャップカップルを中心とした“あるある青春群像劇”第5巻。今回は高校生活最大のお楽しみ、修学旅行のシーズンをお届けします!思い通りにならない人間関係、切ない思い。そしてたくさんの笑顔を通り過ぎながら、自分の歩む『道』を見つけ始める愛すべき「#キミゼロ」キャラたち。みんなちょっとずつ大人になっていくのです。もちろん、我らがリュートもー。“お父さん、お母さん。俺をこの世に産んでくれてありがとう。加島龍斗、十七歳。俺、大人になります”って、ええっ?どういうこと?
回復魔法が使えない薬師の少女・メディ。濡れ衣をかけられ治療院を追い出されてしまった彼女は、辺境の地で自分の薬屋を開くことに。けれど、やることは変わらない。みんなの病気の原因は見ればわかるし、後は患者一人一人の体質にあわせたポーションを作ればいいわけでーと、お薬を出しているうちに、あっという間に村の人気者となったメディ。やがて周囲には、様々な事情を抱えた仲間たちが集まってくる。更にその活躍は、メディが去ってから病気が治らなくなったと嘆く患者たちで溢れる、かつての職場まで轟いていき…!?中毒注意なお薬スローライフ系ファンタジー、ここに誕生!
『判決。呼称番号FF03-100、伊良子燐音を死刑とする』世界を滅ぼす災厄として、少女は“断頭台”へと移送されたーはずだった。奇跡か運命か、彼女を乗せた航空機は何者かに撃墜され、少年・太宰龍之介の眼前に“竜”が降り立った。「人類の危機を救うために、私とケッコンしてください」「!?」“竜”の少女・燐音の暴走を鎮め、人類滅亡を避く唯一の方法は、龍之介が彼女と“結合魂魄術式”を結び、愛しあうこと!?かくして、世界を救うためのふたりの同居生活が始まっー「もはやわれわれは番です。私のこと、好きにしていいんですよ」…このドラゴン娘、毎晩ふとんに入ってくるので困ります。
私はアルヴィンの妹であり、玉座を奪われた者。衝撃の事実を告げたエンデアは、憎悪に突き動かされるまま黒の妖精剣を解放する。自分からすべてを奪った王国をその手で滅ぼすため。それは伝説時代の“魔王の降臨”を意味するものであった。アルヴィンは国民の絶望を振り払うべく“魔王”との決戦を宣言する。取り戻したエンデアの記憶。王としての覚悟。様々な想いが彼女の胸中で交錯する中、シドはある決断を下す。「悪いな、アルヴィン…俺は、騎士の掟を…初めて破る」シドと“魔王”が激突する時、伝説に終止符が打たれる。新たなる王と古き騎士の物語、ここに決着ー!
『この度良縁に恵まれ、結婚することになりました』身に覚えのない自身の結婚の知らせを受け、不夜城本家に直談判へ向かったはずの瑠璃から届いた衝撃的な報告。「彩禍さんに一言もないなんてあり得ません」「そこですか」瑠璃の真意を確かめたい玖珂無色だが、不夜城家当主が学園長を務める“虚の方舟”は魔術師養成機関唯一の、男子禁制の女子校でー。特別講師の久遠崎彩禍として潜入することに!?「どうか俺と瑠璃を結婚させてください!」「わたしと瑠璃は相思相愛さ。そうだろう?」婚約を破棄させるため兄は妹に、魔女は騎士にプロポーズ!
アイドル級の美人幼馴染・日比谷沙由から恋人にして欲しいと迫られた。しかも手に握っていたのは昔彼女にあげた「なんでも言うコト聞く券」。どんなお願いも叶えると約束したけど、そもそも俺はお前のことが好きで…実は両想いだった俺たちは付き合うことに!そして恋人になったから発生するカップルイベントの数々。「はい、あーん」、「手、握ってくれないんですか?」彼女から券をチラつかされ…もといおねだりされたら行動で示す。相合い傘やショッピングデートをしたり、果てにはキス、それ以上だってー!?ヘタレ脱却のシチュエーションラブコメ!
お店に閑古鳥が鳴く冬を乗り越え、待ち受けるは春の納税!アイリスと結婚したことで、貴族の身分も一緒に手に入れたサラサの店舗経営は順風満帆…だったのだけど。久しぶりに訪れた王都で、貴族の責務として盗賊対策を命じられることに。おまけに、師匠・オフィーリアの紹介で再会した、サラサの学生時代の後輩錬金術師・ミスティには「先輩、ボクを雇ってください!」と頼まれてしまいー?サラサ自身もまだまだ新米錬金術師として勉強中。けれど、貴族としての仕事も増えてしまった今、正直ミスティがいてくれると助かるわけで。新しい仲間を迎えて、サラサの経営は次なるステージへ!?
まともなVTuberが遂にいなくなってしまった大手運営会社ライブオン。切り忘れから大人気となった三期生・心音淡雪は、シオンママと性(聖)様のカップル成立に末永く爆発しろと思いつつ、迫る『三期生1周年記念』に向けて準備を進めていた。しかし、オールスターコラボやデートなど楽しく活動する中で「い゛、い゛ら゛っ゛し゛ゃ゛い゛、あ゛わ゛ゆ゛き゛ち゛ゃ゛ん゛…」元気で良い子な光ちゃんが頑張りすぎて喉を壊してしまい!?それでも休もうとしない光ちゃんだったが、淡雪から「リスナーの想い」を伝えられることで徐々に心境も変わっていきー衝撃のVTuberコメディ、アニバーサリーな第5弾!!
妹が入学したのは女子のみが通う騎士養成学園。王国最高と名高い学園でも優秀な妹は縦横無尽の活躍を見せていてー「兄さんがわたしなんかよりずっと強いこと伝えてきました!」いや、ぼくはただの庶民だけど…?(※嘘です。兄さんはヤバい強さです。無自覚なだけです)そのせいで学園の女子がぼくの前に来たので一応模擬戦したり(※学園最強の女騎士が一瞬で実力差を分からせられました)運動後のケアをしたり(※兄さんのマッサージは女騎士大喜びで貴族でも評判に!)普通にしてるだけで、ぼくは王女の目に留まりーえ、何故?自称庶民による無自覚女騎士ハーレム×成り上がり!第7回カクヨムWeb小説コンテスト“異世界ファンタジー”部門特別賞受賞。
「王国は依然として強大。だからこそ国力を削る。裏から、少しずつね」ロベルトを破滅させ、最初の復讐を果たしたエリー。しかし、敵は腐っても大国であり、まだまだ彼女自身が力不足なのは明白だった。そのため、祖国に情報戦を仕掛けながら、エリーは商会をより大きくするために、魔導書に収められた知識を用いて新商品開発へと乗り出す。結果として新たな商材・人材を国内外から集めることに成功し、瞬く間に亡命先の帝国で地位を確立していくエリー。そんな時、突如として謎の病が発生し、ミレイとレノアが倒れる事態になってー新商品の開発に迷宮探索など大忙しな天才令嬢による大逆転復讐ざまぁファンタジー、第2弾!!
なんでも手作りできる超便利スキルを活用し、大活躍するタスク。賢龍王に認められた領主としてだけでなく、創作パンやアイスにパフェと、異世界グルメにも精を出す日々。アイラ、ベル、エリーゼ、リアらとの結婚も決まり、今後も幸せいっぱいの未来が待っている!…かに思われたが、なんと今度は、平和な異世界に大戦争の気配が漂い始めて…?新ヒロインに女騎士ヴァイオレット&女従者フローラを迎えてお届けする、異世界開拓スローライフ物語、第3弾♪
ライトたちが狙う、次の復讐のターゲットはドワーフ種のナーノ。彼を倒すためドワーフ王国に協力を求めたライトは、ドワーフ王ダガンから太古に滅亡した『過去文明』の遺跡攻略を依頼される。「ますたー」の謎を秘めた遺跡に足を踏み入れたライトたちだったが、遺跡の奥底に広がっていたのは広大な別世界だった。「神話級“ミトロジー・クラス”」の兵器が闊歩する別世界での調査結果と引き換えにドワーフ王と取引をしたライトたちは、人間を残酷な研究の実験台にしているナーノ討伐作戦に着手するー。最強“ガチャ”ファンタジー、世界の原初と終末に迫る第5巻!!
重度の廃人ゲーマーだった会社員の“俺”は、ガッツリやりこんだVRMMO『ダンエク』世界に転移したーと思ったら、なんと探索者学校の嫌われ悪役デブになっていた!?身体能力最低、ダンジョンのスライムにも負ける最下位スタートってマジかよ!しかもシナリオ通りの未来じゃ、美人の幼なじみとは結ばれず退学一直線の破滅エンド!?最悪の結末を回避するため、目指すはダイエット&最速レベルアップ!ゲームの裏知識も駆使し、ハーレム展開と影の英雄の座も手に入れる!冷徹な野心の下で最速最適解を求め、この“クソゲーめいたヤバすぎる世界”の攻略を始めた俺だったが…!?