2024年12月発売
ゲームのラスボス女王・プライドに転生した私。数多の悲劇を防ぎ王女として大好きな皆と過ごす幸福な日々は過ぎ去り、ついに迎えた妹ティアラの誕生祭。ティアラ主催のダンスパーティーが開催され、運命の歯車は静かに動き始める。「-さぁ始めよう。最高の幸福な結末を」最凶最悪な女王の物語の役者は出揃い、王女は攻略対象者たちの手を取り踊り出す。未来の悪役ラスボス女王の物語第9弾登場!
「父様はご不在だったよ」グレイルの棺は暴かれていた…ミカエリスにその凶報を伝えるキシュタリアは、怒りに燃えていた。そんな時、宮殿にいたアルベルは、マクシミリアン家の息子・ヴァンの訪問を受けて昏倒してしまう。「次に大きな発作を起こしたら死ぬかもしれない」主治医ヴァニアの診断を受けて動揺を隠せないジュリアス。王配候補・元老会・死の商人と、アルベルに難問が降りかかる最中、ついに稀代の悪女レナリアが表舞台に現れるー!無自覚系天然タラシな悪役令嬢アルベルの一代記、緊迫の第6巻!
波乱に満ちた隣国訪問も終わり、補佐官のクロヴィスと想いを通わせた王女アリシア。しかし、突如よみがえった前世の記憶は、クロヴィスを喪うかもしれない恐怖を心に刻みつけた。悩んだ末にアリシアはある策を講じるが、それがクロヴィスとの間にすれ違いを生んで……!? 星の加護に導かれた“奇跡の薔薇姫”アリシアと、その運命の人クロヴィス。そして彼女と共に歩んだすべての人々の「やりなおしの生」の物語、堂々の完結編。
これが独占欲か。全く、恐ろしい感情だな。 一途な土地神に超超超超溺愛される輪廻の巫女の、 永劫回帰のラブ・サンクチュアリ 目を覚ますと、知らない天井と、知らないお兄さん。 曰く、「あなたは楓、俺は紫乃、もうすぐここは爆発する」と四トントラックに乗せられて、ついた先は神域にある”俺たちの家”!? 「私とあなた様との関係は……?」 「神と巫女。楓が輪廻転生するたびに、引き取って育てて、」 「父?」 「いや、俺と楓は夫婦の運命だから」 って!? 記憶のない私に、今後の関係はこれから決めていいよって言ってくれるけど、端々に感じる重い愛、絶対逃す気などないのでは……? 神としての一生を一人の女に捧げると誓った土地神の、超超超超溺愛ストーリー!
校舎にしがみつくクラスメイト達をしり目に、自由な冒険者となり魔王を倒す旅に出た優樹は、ついに魔族の本拠地、最果ての迷宮にたどり着く。魔族側に寝返った『元』クラスメイトの霧人や七魔将たちが立ちはだかる中、はたして優樹は【創造魔法】で魔王ゾルデスを討伐し、世界を救うことができるのかーー。想像力と知識がカギの逆追放ファンタジー、堂々完結!
ワイバーンゾンビの事件が一段落した後、ある日一通の手紙がライルのもとに届く。それは友達の身柄を盾に、彼を呼び出す脅迫文だった!? 友達を助け出すため、砂の国への潜入を決行するライルたち。砂漠の巨人や首都を覆う特殊な結界……難所を攻略し、秘境の島に辿り着いた彼らの前に、砂の国の守護神が姿を現す。愛犬と行くとびきり優しい異世界ファンタジー、文庫化第3弾!
帝国を襲った邪竜を倒したアルトに言い渡された新たな任務は……休暇を楽しむこと。初めて与えられる休日に驚いたものの、彼は可愛い後輩や新しく知り合った剣士の天然少女と共に、思う存分帝都散策を楽しむのだった。その一方で、アルトの母国に住む悪党貴族が帝国に次なる陰謀を企てておりーー? 第13回ファンタジー小説大賞「読者賞&優秀賞」のW受賞作、文庫化第2弾!
国中に忘却をもたらした化物は、魂を輪廻させ何度も聖女の座についていた。アデウス国の“聖女”そのものが化物が作りし空虚な玉座、全ては自らが神の頂へと至るための贅。人間でありながら十二の神を喰らった原初の聖女“アリアドナ”-それが諸悪の根源、大罪の聖女。アリアドナの魔の手が伸びるなか、身を捧げて最後の神ハデルイに縋ったマリヴェルたち。神は人間たちの望みと挺身に応え、残り僅かな自らの力を器である我が子マリヴェルに授ける。そして彼女は最後の神の代行者となり死の都と化した王都へ再び降り立った。神となるため鍵が必要なアリアドナは最後の神の力も自分のものとするため覚醒したマリヴェルと邂逅するが…。神の代行者十三代聖女マリヴェルと、神のなり損ない初代聖女アリアドナ。長い旅路の終着点は優しく、あたたかいー。
過去世界から無事に戻ったルチアーナ。しかし待ち構えていた南星に魔法使いであることを見抜かれてしまい!?-手に汗握るアレクシス編完結。ほっとしたのも束の間、短髪になったことを心配するルチアーナのもとに両親が戻ってくる。煌びやかな王宮舞踏会が開催される中、貴族達はルチアーナの短い髪に冷ややかだけれど、エルネストをはじめとしたイケメン軍団が、次々とダンスを申し込んできて!?そして、お兄様が動く!?
貴族に転生したのに、役立たないギフトを得て荒野へと追放されてしまった少年ルーク。だが、ギフト「村づくり」で村は大発展♪「いや、これもう村じゃないよね?僕のスローライフどこいった…?」雪合戦やビューティーコンテストや3周年、楽しさいっぱいの村で過ごすルークの元に、突然、父エデルが現れて、魔王を倒すことに!?父と兄弟、初めての共同戦線!
サバイバルな新婚旅行から王城へ戻り日常を取り戻したマリーア。だけど王妃様の元気がなんだかないような…?そんな折、レッツェル王国の第五王女フィーネと護衛のディートリヒがマリーア達の結婚祝いにやってくる。フィーネはフランクな性格で出会った人みんなに「ラブリーラブラブ」からはじまるラブレターを書くのが趣味。しかし、マリーアだけはまだもらったことがなく、それを寂しく思っていた。ある日、フィーネがマリーアの瞳の色と同じ紫色のレターセットを購入。てっきり自分宛だと思い込んだマリーアだったが、事態は思わぬ方向に!?そして王妃様が家出ー!!?
天月奏、星乃唯、絢川凛とのハーレム婚約を果たした社畜剣聖こと、田中誠。愛する人のため、一層活動に励む彼の次なる配信はー。凛(+堂島大臣)との「東京湾海底ダンジョン」攻略だ!堂島とのモンスター釣り勝負や、宇宙の外から来たっぽい邪神との対戦実況と、水着で破天荒な内容に本日もチャット欄は大興奮!!だが、そんな熱狂の陰にて、「田中。俺はお前を許さねえ。これは復讐だ」一人の男が暗躍し始め…!?元社畜、ブラック時代の因縁に決着をつける!!
“かわいい”があふれる人気乙女系カフェ・フローラ。王国の魔術師団長がオーナーで、さらには鬼騎士団長が常連客であるこのお店には特別なお客様が訪れることも増え、リティリアは毎日大忙し!そんななか、王国の英雄であり自らの婚約者であるアーサーが北の戦地へ旅立った。近況を伝える手紙も途絶えたことで戦況の厳しさがうかがい知れ、毎日安否を心配するリティリア。いてもたってもいられず、特別な力をもつ森の魔女様に相談するが…。雪原で育つ“氷結ベリー”は酸いも甘いも知るー訳あり平凡(?)令嬢は、いつまでも平凡じゃいられない!?書き下ろし『夜のカフェ・フローラ』を含む3本を収録!
離宮でもふもふしていたら、幸せ新婚生活はじまってました お飾り皇妃だった姫君は、手料理で旦那様の胃袋を掴んじゃう!? 14歳で政略結婚したシャノンは、超過保護な神獣リュカオンや侍女たちと共に離宮で「お飾りの皇妃」生活を送っていた。だが【偽物皇妃様事件】が解決し、旦那様のフィズと堂々と会えるようになった頃、皇城では謎の体調不良者が続出するようになり……。またもや事件勃発? 愛妻弁当を手にシャノンとリュカオンは原因究明のため、調査に乗り出すことにーー!?
弊社の営業課には美人と評判のエースがいる。名前は秋津ひより、俺の同期である。「入社時期が同じ」というだけでなく、なんと高校時代の同級生でもある。人気者の彼女と学生時代からの知り合いだなんて、周りにバレると面倒だ。なるべく彼女とは関わらないように過ごしているが……。 『昼一緒に食べられそうだけど、どう?』 なぜかランチを一緒に食べたり、帰り際に飲みにいったり、はたまた自宅で夕飯を食べるような仲になっていた。これは社会の荒波に飲まれた残業モンスター達が美味しいご飯を食べるだけの話。 そして、同期社員がほのかに宿した恋心をゆっくりと育む話。
「夜を統べる者。その神名はーー」 世界に安らかな朝と夜を授ける為に三百六十五日空に矢を射る者。神の御業を託された『巫の射手』。 大海原に浮かぶ大和と呼ばれる列島の国では、射手はこう呼ばれている。 朝を齎す者、『暁の射手』。 夜を齎す者、『黄昏の射手』と。 黎明二十一年五月、黄昏の射手・巫覡輝矢は囚われていた。目覚めたとき、そこは自分の部屋ではなかった。春夏秋冬の代行者達と同様に神に力を与えられた彼が、なぜ見知らぬ地に? 加えてなぜ、彼を守る従者・慧剣は傍にいない? 「輝矢様」 そして響く少女の声。それは現人神たちに降りかかる新たな苦難を告げるものだったーー。
普通の高校生・海以蒼太と、【氷姫】と呼ばれる他校の美少女・東雲凪。苦難を乗り越えた二人は晴れて恋人同士となった。 【氷姫】だった頃の彼女が嘘かのように、甘く溶け切った態度でまっすぐに好意をぶつけてくる凪に、日々悶絶する蒼太だったが──。 「父さんと母さんが近いうちにこっちに来るらしいんだ」 蒼太のことを同じく溺愛する彼の両親が二人のもとに来ることに。凪は、蒼太への想いを両親に話す覚悟を決める。そして──。 「私ともう一度、あの遊園地に行ってくれませんか」 一度は別れたあの遊園地で。クリスマス、二人の恋をやり直す思い出の上書きがいまはじまる──。
「ごめんなさい、ちょっと、今日の星良さん怖い、です」 将人をアフターへ誘うも、拒否されてしまう星良。優しい彼に嫌われたと絶望して、もう近づかないと決意するも……!? 夏は女の子を積極的にさせる。その法則は、どうやらこの世界でも変わらないみたいで。 夏祭りデートに誘う由佳。波打ち際の水着でアピールする恋海。汐里はオタバレの危機に瀕した結果、とある”癖“に目覚めてしまって!? そんな中、運命の人の正体を探すみずほにも、急展開が訪れてーー。 「それ俺のハンカチじゃん」「--え?」 もう無自覚じゃいられない!加速するヒロインダービー第3弾!!
渡辺風花は園芸部の部長である。クラスでは目立たないものの、笑顔が魅力的な心優しき少女。 「俺、好きだ。渡辺さんのことが!」 「じ、実は私も……」 こうして悩める高校生・大木行人の青春の1ページは無事に彩られるーーはずだった。 初恋が成就する寸前、彼女の姿が一変。目の前に現れたのは《エルフ》!? 「もしかして私の……見えちゃった?」 渡辺風花はエルフである……らしい。とある事情で異世界《ナチェ・リヴィラ》から現代日本の東京へ逃げてきた呪われしサン・アルフ族の少女。 「じ、実は私も……ずっと大木くんが、気になってたの。大きな木で行人、ユクト。……なんだかユグドラシルっぽいな、って!」 「告白、仕切り直していいかな!?」 かくして大木は“エルフの渡辺”とのちょっと不思議な現代日本ライフ、そして異世界の命運を巡る大スペクタクルに巻き込まれることになりーー。