2024年6月28日発売
交通事故にあったはずが、魔王の娘・メノウとして目覚めた美咲。 おぼろげながら自分が魅了の力を持つ魔族であることを思い出した。 さらに目覚める前は塩対応だった上級魔族のゼルが、 「私のすべてはあなたのもの」 となぜか超溺愛モードになっていて!? 魅了にかかっているせいと思いつつ、ゼルの甘い献身にドキドキが止まらない。 でも上級魔族が魅了にかかるなんて……? 最凶魔族と秘密から始まる主従ラブストーリー! 序章 平和な世界 第一章 理想 第二章 二人の距離 第三章 分かり合えない心 第四章 本当の望み 第五章 格の違い 終章 メノウの選択 あとがき
引っ越しよりも鎖錠さんの傍にいることを選んだはいいも のの、気恥ずかしさから距離が空いてしまってからしばらく。 何とか気持ちの整理をつけ、鎖錠さんの家を訪問したのだ が出てきたのはーー一年ぶりに会った自由奔放な妹だった。 しかも訳の分からぬまま、鎖錠さんと三人での同棲生活が始 まり、鎖錠さんとの心の距離が少しずつ近づく一方で、妹も ベタベタ甘えてくるなどらしくもない行動をとってきてーー。 さらに、偶然玄関前で鎖錠さん母と出会ってからというも の、鎖錠さんの複雑な家庭に足を踏み入れることに! ふたりの関係は恋か依存か、急速接近するラブコメ第二弾!
騎士の名家に生まれた令嬢ヴィットーリアは、晩餐会で婚約破棄された瞬間、気が付いた。 ようやく父からも、嫌みだらけの第二王子からも解放されたと。 すべてを捨て、ただの「トリア」として騎士になって生きていくことを宣言! だがそこに、隣国の「死に戻り皇帝」ラウを狙う刺客が現れ、咄嗟に彼を救ったトリア。 「どうかこの私、ラウ・ランメルト・キールストラと結婚して欲しい」 なぜかラウに結婚を申し込まれて……!? 序章 第一章 深窓の令嬢にさようなら 第二章 はじめましての新生活 第三章 こんにちは、波乱の日々よ 第四章 二度目ましての婚約破棄 第五章 別れの挨拶は「それじゃあ」で 終章 おやすみ、愛する人よ あとがき
新しいクラスの名簿にあった『祭原牧』の文字。その名前の引力に、私はどうにも動けなくなる。牧は大切な幼馴染、だけどもう一年以上も口をきけずにいる。 (どうやって牧と話していたんだっけ……) 同じ教室のすぐ近くにいる幼馴染との距離はとっても遠い。 ある日、突然牧が家にやってきた。 「一歌、見てほしいものがある」 その頭には、猫耳があってーー 「なんか突然生えた」 内面も猫らしくなった牧は、隣で寝転んで、身をすり寄せて甘えてきて、離れていた距離はあっという間にすぐそこにーー。 気ままな彼女とのふたりだけの内緒の時間。
「天文部夏休み合宿をやりたい!」突然、天文部の部長・清水愛から合宿計画を提案された清水圭、本堂大輝、瀬戸澪、坂田陽介。合宿費を稼ぐため、彼らは愛に紹介されたお店でそれぞれアルバイトをすることに。カフェ永兎で一緒に働き始めた清水圭と本堂大輝。そんなある日、休憩室で清水さんが休んでいると同じお店で働く天文同好会の元会長・桜井歌穂に「本堂君のこと好きでしょ」と言われ、さらに「圭ちゃんが少し素直になるだけで、本堂君との関係は進むと思うんだけどなぁ」とアドバイスされるのだが……。ヤンキーだけど乙女な清水さんとの青春ラブコメ、第三弾。
オベロンたち大妖精に留まらず、伝説の魔龍・クロウにも懐かれた魔女アイリ。 その偉業を称えて王から褒美を賜るも、アイリはまったく実感が湧かないでいた。 思いのほか強大な魔法生物たちを従えてしまったアイリは、しばらく王都で見守られることになりーー若き魔女ジュディスの診療所で働くことに! 優秀な魔女で町の人にも慕われるジュディスに憧れ、お手伝いを頑張るアイリだが、なにやら王都によからぬ気配が漂っているようで…… 診療所を訪れたのは悪魔憑きの患者。悪魔払いはアイリの得意分野だが、その数は増すばかりで!? その根源はどうやらリエルたちが通う魔法学園にあるらしく、一行は学園に潜入捜査へ!
斗和の家を訪ねてきた、危険な匂いのする女性・絵支。 彼女は実行しなかった絢奈の復讐計画の一端を担う存在だったらしい。 だが復讐もNTRシナリオの伏線も全部解決した。 絢奈や絵支の手を汚させなかったことにホッとする斗和にはもう一つ心残りがあった。 本来の主人公・修のことだ。 伊織や星奈に支えられ自分の嫉妬心と向き合った修は斗和に謝りたいと切り出してーー。 全てが解決したように思えたある日、斗和は突如倒れこむ。 熱に浮かされた夢の中「自分」は【僕は全てを奪われた】をプレイしていた。 「自分」と「斗和」の間で揺れる中、絢奈の声が聞こえてきてーー。 濃厚純愛ラブコメ、ここに完結!
「やっぱり男ができると違うのかな」「それを言うなら結奈さんだってお洒落により敏感になってるじゃないですか」 《S級美女》の色恋話と彼女たちの話に聞き耳を立てている男子たちで教室内が盛り上がる一方、沙羅だけでなく結奈にも正体がバレそうになり焦りを隠せない赤崎晴也。そんな中、栄華高校の文化祭《栄華祭》の実行委員になった小日向凜と晴也はクラスの出し物を決めたり、定例会に出席したりと、忙しい日々を送っていた。 そんなある日の放課後、凜の中学時代の同級生に遭遇した二人。すると凜は自分の身体を抱きかかえ顔色が悪くなり……。
未踏破迷宮配信、迷宮爆発の単独制圧など規格外な配信でチャンネル登録者数を順調に伸ばしていくお兄ちゃんこと鈴田迅。世界的にバズっても変わらず妹の麻耶以外は興味ゼロだが……「久しぶりね、マイダーリン!」「てめ、今すぐ帰れ!」 Sランク冒険者の真紅レイナ(自称:内縁の妻)とのスキャンダル発覚!? お兄ちゃんガチ恋勢の阿鼻叫喚コメントが流れる中、嫌々始まるコラボ配信は今まで見たこともない内容で……! さらには国内最強ギルド【雷豪】リーダーとのバトル案件、最凶迷惑配信者に狙われる強制コラボなど……最強お兄ちゃんの無自覚無双バズリっぷりは留まるところを知らない!!
婚約が破談寸前となったケビン王子の次の相手として、まさかの元落ちこぼれ令嬢メラニーが急浮上!? 婚約解消なんて考えられないメラニーとクインに、ケビンは隣国の姫と婚約を結び直す手助けを頼む。 原因となった、交易路に出没する魔物への対処に乗り出したメラニーたちは、魔物に襲われる隣国の使者と偶然遭遇して!? 互いを想う気持ちが問題解決の鍵となるーー 天然ひきこもり令嬢×天才やり手魔術師の恋物語、第3弾! プロローグ 第一章 婚約解消の危機 第二章 グナーツ領 第三章 リンベルクの魔法騎士 第四章 浄化薬作り 第五章 クラリス 第六章 共犯者 第七章 ケビン王子 エピローグ あとがき
男爵令嬢・フルールは、魔法の天才で公爵子息のヴィクターに子どもの頃求婚されて以来、ずっと迫られ困っていた。 そこでされて戸惑った事をやり返してみるがーー 「そこまで僕のことを想ってくれているなんて嬉しいな」とむしろ喜ばせてしまう!? しかしヴィクターに付き纏う隣国の王女が、彼がフルールの傍にいるのは『好き』だからじゃないと言ってきて……? 恋に奥手な令嬢×執着するほど溺愛する令息のラブコメ攻防戦! プロローグ 第1章 フルールの素晴らしく画期的な計画 Side ヴィクター1 第2章 フルールの華麗な作戦と勝利の日々 Side ヴィクター2 第3章 夜会と王女と…… Side ヴィクター3 第4章 魔女の素質 エピローグ あとがき
魔剣レイナ=ネクロノムスとの死闘を越え乙女の花園での戦いは最終局面を迎える。生徒会長ウツロの一撃により外部からラス共和国の騎士達の侵入を許してしまい、ガーデン内の空気は一気にきな臭くなり始めていた。激怒したクルルギが釘を刺しに行くが、風変わりで強気な騎士隊長アフロディーテは引かず、ガーデンと騎士隊はいつ衝突してもおかしくない状況下に置かれていた。一方、学園内にも不穏な気配が忍び寄る。共和国の騎士達の乱入に危機感を覚えたアカシャとハイネスは、自らの目的を果たす為にウツロの襲撃を決意、それを阻もうとするオルフェウスと激突する。
混迷を極めたダイダラ砦の電撃戦は『神殿』の聖人アスデルシアの介入により、収束した。アスデルシアは自身を東緑藍と名乗り、シュリの姉であると告げた。シュリは、六天将の一人であるローケィに襲われて致命傷を負うが、そんな絶体絶命の状況下で、リュウファの7人目の人格のガンリュウも刃を向けてくる。場が混沌とする中、突然シュリに仕込まれていた魔文により、シュリとリュイランの母親である東翠鈴が顕現した。その場は収まったものの、ついにサブラユ大陸やそこに住まう人間たちの秘密が明かされることになるーーーー。
異世界に転移し、魔獣の棲む森をさまよっていた清水正一は、可憐な妖精・アミィちゃんに命を救われる。さらに異世界で生き抜くためのスキルを与えられるも、代償として「月1で女の子を絶頂させないと死ぬ」身体になってしまった! 女性経験のない正一は尻込みするものの、アミィちゃんーーもとい<災厄の淫溺妃・オルゴアミー>の巧みな話術により、心の奥底にひそむ欲望に正直になっていく。“人生イージーモードの勝ち組美女たちに、俺のドス黒い欲望をぶつけてやる……!”やがて『魔窟の王』と恐れられる男の異世界開拓記、開幕。
最高ランクの0級冒険者を辞した【黒帝】ブランは、晴れて憧れの雑用依頼をこなすようになった。依頼中に接触した魔人会の暗躍を報告するため、師匠であり、0級冒険者であるクルールの拠点に訪れることに。久方ぶりの再会は、思わぬトラブルが発生!?一方、【黒帝】に憧れる1級冒険者のレジーナは、手がかりを求め、クルールの下へと向かっていて…。強くてニューゲームの新境地、雑用系自分探しファンタジー第二弾!
《貞淑の魔女》ヴァギアからの国際会議の提案に揺れるマイノグーラ。そんな中、拓斗たちの元に意外な人物が訪れて…?