2025年8月20日発売
「あなたは、ウチのダンジョンマスターとして転生したのです」 異世界に転生し、ダンジョン経営を任された俺。 ダンジョンを大きくするのに必要なのは貴重な宝物? 強いモンスター? なんだか違うな。要は大勢の客が駆けつけてくればいいんだろ。 「よし……温泉ダンジョンを作るぞ」 美肌の湯に若返りの湯。日本の温泉文化にかかればホスピタリティも完璧だ。 温泉ダンジョンはすぐに噂を呼び、美容を求めて女騎士や貴族令嬢が殺到。 女王様までもが目の色を変えて飛び込んでくる。 さらに、国家レベルの経済や外交に至るまで、温泉ダンジョンは異世界に予想外の大変革をもたらしーー!? 書籍化にあたり、アウフお嬢様がダンジョンに初めて挑戦する、書き下ろしエピソードも収録!
学園祭以降、黒衣に避けられている無色。瑠璃は黒衣が『好き避けモード』だと気付いているものの、無色には理解して欲しくない複雑な心境で……。そんな中、〈空隙の庭園〉修学旅行で北海道へ行くことに。無色は久しぶりに黒衣と顔を合わせるもーー 「わたしを待たせるとは憎いやつめ」「わたし、高いところが怖くて……」違和感しかないバグりようで!? 彩禍の姿になってもいつもの距離感を掴めない無色と黒衣の前に、死んだはずの初代〈騎士団〉たちが現れーー。 「この日をどれだけ待ち望んだことか。感無量にございます!」 無色は彼女たちから彩禍とのデートプランを相談され!?
彼女と過ごす三度目の夏が始まる。ふたりで出かけること、お互いの誕生日を祝うことーー今までしなかったこと、特別なことを、これからの当たり前に。そんな約束が増えていく、この長い休みがずっと続けばいいのに。
異世界に転移した真島修二は、勇者たちを導く「勇者の導き手」として使命を背負うことに。個性豊かな美少女三人の勇者たちと共に、旅に出るが、彼女たちの命が犠牲になることを知ってしまう。
「すきだよ。大好き」「私、遠距離なんかで絶対別れないから」 緑屋四季には恋人がいる。 才色兼備なお嬢様で四季が大好き。そんな彼女を置いて四季は上京することになるのだがーー 「四季くんは私がいないと困るよね」 「あたし、好きな人にしか話しかけないんですよ〜?」 「えへへ。しーくん久しぶり」 入学先で四季は三人の女生徒と出会う。 優しく世話焼き気質な桜庭春、 明るくこちらをからかってくる夏川葵、 学校で再会を果たした幼馴染の秋晴涼。 孤立気味だった四季と近しい悩みを持つカノジョたちに好意を抱かれ関係が深まっていく。 四季に恋人がいると知ってなおーーべ、別に浮気とかじゃないから!
水族館デート、花火大会。夏に向かってゆっくりと過ぎていく日常の中で、僕とひよりさんはお互いを想いながら一歩ずつ関係を進めていく。一方、勘違いを深める元カレは、勝手にとんでもないやらかしをーー!?
『黒騎士』の正体として知られてしまうも、平穏な学園生活を必死に送ろうとするアデル。 しかしメイドやら王女様やらが自分にくっついてくるせいでそれも叶わず、さらには姉までが実力を当てに押しかけてくる始末。そこでアデルはーー 「ししょー! 『黒騎士』様の弟子として頑張ります!」 『黒騎士』の弟子を作ることに!? 弟子を育てることで自分の代わりに学園で活躍してもらおうとセフィという少女に剣を教え込む。 過去の事件から学園内で孤立していたセフィだったが、アデルの指導の甲斐もあってめきめきと実力をつけていきーーずっと弟子といるのでメイドや王女様が不機嫌で怖い。
教室に姿を現せば誰もが視線を奪われ、さらには成績優秀、運動神経バツグンの完璧クール美少女ーー神楽莉央。しかし隣の席で実はテレパシストの俺、米峰純斗だけは知っている。 『複数人に弄ばれているのに、体は抗えない……とてもいい』 彼女が自分の席で読んでいるのはエロ小説(エグめ)だということを! そして数学の授業中に『あの先生、竿役にいそうだよなぁ……』と最悪な連想をしたり、体育の時は女子に対して『胸おっきいよなぁ。後ろから揉みしだきたい』と神楽の脳内は常にピンクすぎることも! 誰とも深い仲にならない彼女だが、なぜか俺にだけは心を開き距離を縮めてきて!? 第9回カクヨムWeb小説コンテストラブコメ部門〈特別賞〉&〈CW漫画賞〉受賞作!
わたしの脱獄、舐めんなよっ! 「わたしの脱獄、舐めんなよっ!」 サイレンが鳴り、監視塔のサーチライトが少女ーー柳葉蒼音を追う。 ここは上海ーーとある炒飯の監獄。 衣食住のグレードが炒飯で決定される狂った世界。 解放条件は、一年で千皿の炒飯を積み上げること。 「やってられるか脱獄だっ!!!」 世俗を断つ断獄壁、そびえ立つ豪鋼門、精神をえぐり削る懲罰房。 数々の障壁に立ち向かうのは、純白のコックコートをまとった四人の少女。 【反逆者】蒼音 【熱烈車輪舌】シャルン 【メモ魔のカンフー使い】メイリー 【疾風逃走】ウサギ 最後に降り注ぐのは、千皿の炒飯流星群。 ーーその果てに、少女たちはどこへ辿り着くのか。 前代未聞の炒飯プリズン・ブレイク、ここに開演。 応募総数1142作品。 斬新かつ奇想天外なストーリーで第19回小学館ライトノベル大賞の頂点に輝いた快作。驚異の新人・えるぼーが贈る人類未体験の炒飯大活劇。
ようこそ、血と肉片にまみれた佐口澌村へ 川上縫は、毎晩のようにある少女の夢を見る。 現実では会ったことのない、その少女の名前は「芽璃」といったーー 高校生にして天涯孤独の身となった縫は、生前の父の友人が営む児童養護施設に入るため茨城県の佐口澌村にやって来る。 縫は同い年の女子高生・水谷緒途を始めとした、五人の子供たちとの同居生活を始め、次第に新しい生活に慣れていく。 そんなある日、縫は村人たちが古くから信仰している神、「サクチシサマ」を祀る神社へ行く。そこで彼は、何度も夢で見た少女「芽璃」と出会う。 夢が浸食してきたかのような現実に当惑する縫に、芽璃はかつて佐口澌村で起きた事件について語る。 実は佐口澌村では、これまでに三件の怪死事件が起きていた。 第一の事件は四つの溺死体が蝋化し、"連結"されて発見されたというもので、第二、第三の事件は、それよりも凄惨でおぞましいものだった。 そしてこの残酷な事件は、今年も起きるのだと芽璃は予言した。 芽璃と出会った日から、縫の日常は狂気に呑み込まれていくーー 連続怪死事件、宗教、夢、縫自身の失われた記憶が複雑な繋がりを見せ始めた頃、村の神、サクチシサマを祀る土着的な儀式が始まった。
三年生、春ーー新学年は、わんこと共に!? 年度が替わっていよいよ受験生! いきなり受験生スイッチが入ってしまった佐藤さんは受験勉強に全集中。 睡眠時間も削った無理な勉強に両親が心配する中……ひょんなことから、佐藤さん宅で知人の飼い犬を預かることに。 犬を飼うのが小さい頃からの夢だった佐藤さんのテンションは一気に爆上がり! しかし、実際にやってきたポメラニアンの「シュガー」は人間不信の暴れん坊だった。 なだめてもすかしても全然懐いてくれないシュガーは、まるで一年前の「塩対応の佐藤さん」を見るようで……。 預かって早々、理想の飼い主生活とのギャップに衝撃を受ける佐藤さんだったが、なんとしてでもシュガーと仲良くなろうと奮闘しはじめる。 シュガーとの散歩がてら押尾君と桜庭の町を巡っていくうち、佐藤さんは今まで意識もしていなかった桜庭の良いところ、友人たちの意外な一面を知っていく。やがて自分の気負いにも気づいた佐藤さんの前に、とある事件がやってきてーー。 受験生になっても、二人の日々はまだまだ続く! 糖度120%の甘々青春ラブコメ、新展開の第11巻!
ファンタジー戦記ラノベの金字塔!! 「全ての色彩を重ね合わせると、白になる。ぼくが目指すのは、全ての種族が共に暮らす『白き国』だ」。 たった七人からはじまった旅路は、いまや二万の大軍「白猫軍」となってトラム川を越えた。しかしガガが略奪を禁じたため、軍勢の大半を占めるジャムカジャ族は軍を脱走し周辺の街や村を荒らしはじめ、戦う前から白猫軍の戦力は半減することに。 一方、「北伐」を完遂し、事実上葡萄海の皇帝となったイリアスは黒薔薇騎士団の総力を結集して白猫軍との決戦に赴く。時間とともに戦力が減っていく白猫軍に対し、進むほどに貴族諸侯たちが集結し戦力を増していく黒薔薇騎士団。その先陣を務めるのは地上最強と称される「義」の継承者、「剣聖」アイオーンだった……。 決戦の地、リムノス平地にて遂に激突する白猫軍と黒薔薇騎士団。想像を絶するアイオーンの戦舞が戦場を炎と熱風の地獄へ変える。次々に倒れてゆく仲間たちは、なにを願い、なにを託すのか。 「恋と空戦の巨匠」犬村小六が、自身の全意思、全熱量を注ぎ込んで描く超大型ファンタジー群像劇、怒涛の第五弾!
待望のSS集第2弾は、文庫本で登場! 学祭が終わった翌日。 俺たち応援団の中心メンバーは蛸九に足を向ける。いわゆる学祭の打ち上げってやつだーー。 「それではみなさん、かんぱーい!!」 夏が終わり、秋が終わる。それでも、俺たちの軌跡はいつまでもここにある。 5〜9巻までの特典SS、コミックスSS、さらには9巻後の書き下ろし短篇「長く短い祭りのあと」を収録。 何度も読み返したくなる、夏めく日々の記憶。
現代忍者大弥、まさか「あの男」を超える? 現代忍者が無才ながらすべてを尽くし、伝説の剣士たちに挑む! 現代の科学と戦術を取り入れた忍術を操る兵法流派、「上州大魔縁流」の十八代目、群馬県立清心高校一年生・連城大弥。彼は、武田家直系「龍神の裔」と言われる名家の一人娘で女優顔負けの美少女生徒会長・姫氏原すみれが「龍神」なる超存在に娶られるという理不尽を許せず、独り戦いに身を投じた。 相手は、「龍神」により甦らされた古の剣豪「サスライサマ」達。大弥はまず、彼女を護る剣聖・上泉伊勢守信綱と対峙。辛くも打ち破り、信綱からすみれの身を託される。そして、大弥とすみれのぎこちないふたり旅が始まった。 かつての要衝・沼田城址では、柳生一族史上最強と謳われる、尾張柳生新陰流の麒麟児・柳生連也ら一族がその存亡をかけて大弥の前に立ち塞がる。さらに「日本の中心」渋川四角交差点では、元新選組一番隊隊長・沖田総司と、友情ゆえの血闘を繰り広げる。 やがて離れ離れになった二人の旅の果て、「龍神」そして史上最強の名を今も追い求め、己の正しさ剣の道を証明するために大弥を狙う「あの男」が待ち受けるのだったーー。
その純愛さえも、歪む。 これは、誰がための試練なのですか。 勝ち気で誰よりも『女の子であること』に真摯な少女、九重彩音。 気弱だけど少し意固地な少女、桜庭真白。 ふたりは、ミッション系中高一貫校、清葉女学院の片隅で密かに想いを育んでいた。 彩音は真白の声を、真白は彩音の香りを、一番に愛していた。 ふたりの世界にはふたりしかいなかった、他の誰もいらなかった。 真白は天性の歌声を持ち、彩音は真白の為にアコースティックギターで音を紡ぐ。 揃いの香水を纏って、ストリートライブをおこなうふたり。 その日も、いつも通りに終えて、いつも通りに学院に帰るはずだったのに。 真白が倒れた。 告げられる無慈悲は、一体誰が望んだのか。 「“特発性性転換現象”」 「桜庭真白さんは遠からず、生物学的な男性になるんです」 世界は変わる。 変わりたくないと願う想いすら、逃れ得ぬ渦に巻き込んで。 その純愛さえも、歪む。
「私が男のふりをして、男子寮で暮らすんですか!?」 男装したヒロインと、オレ様系男子による 恋と魔法の学園ファンタジー、開幕! 新川帆立の新境地! ライトノベルシリーズ始動。 『このミス』大賞受賞作家・新川帆立(『元彼の遺言状』『競争の番人』)の最新作は、 恋と魔法の学園ファンタジー! 野々宮椿は日本で一番優秀な十五歳の女の子。 生まれ育った修道院を救うため、魔法の天才・条ヶ崎マリスの執事になるがーー。 「おいド庶民。お前に俺の執事がつとまるわけないだろ」 ご主人は傍若無人で傲岸不遜、名門一家の御曹司だった。 椿はマリスの尊大な態度に辟易しながらも、マリスと共に魔法と法律の学び舎・魔法律学校に入学する。契約通り、執事の仕事をこなそうとする椿だが……。 「え? 私が男のふりをして、男子寮で暮らすんですか!?」
「忘れたなどとは、言わんだろう?」聖獣のお世話をする「聖獣番」として働いている伯爵令嬢ミュリエル。冬を越え、春本番になれば色気ダダ漏れなサイラス団長とついに結婚!と聖獣達と盛り上がっていたある日。冬の調査任務から研究に明け暮れている聖獣学者リーンの様子がおかしくなりー。リーン様の体に黒竜ゾフレフさんの魂が入っているってどういうことですか?このままでは、サイラス様と幸せな結婚式を挙げることなんてできません!引きこもり令嬢と聖獣騎士団長の聖獣ラブコメディ第11弾!!
王立秘薬研究所で働く、秘薬作りが大好きな仕事中毒気味の子爵令嬢トリシャ。ある日秘薬絡みの事件に巻き込まれた彼女はカワウソの精霊眷属に助けられるが、両親からは退職して婚活することを望まれる。進退窮まったトリシャだったけれど、彼女の作る秘薬が必要な英雄魔導師の魔侯爵レオニクと利害の一致から契約婚約をすることに!ところが、婚約直後に彼が聖女の花婿候補だったことが判明してー!?訳あり魔侯爵と秘薬師令嬢の契約婚約ラブコメディ!!