作者 : 五十嵐大介
生と死の境界が曖昧になり抜け出せなくなっていく…。 古都鎌倉には猫にまつわる古くからの噂があるーー鎌倉のどこか にある「化猫倶楽部」に行けば、いなくなった猫に会えると。マヤとガ クトが働く「かまくら猫倶楽部」には、今日もまた、その噂を頼りに人が迷いこみ、物語を語り出す。それが、猫の百物語の一灯になるとも知らずに…。 人と動物、この世とあの世。意識と無意識の境界に現れる怪異譚第2巻!
古都鎌倉には猫にまつわる古くからの噂があるーー鎌倉のどこかにある「化猫倶楽部(ばけねこくらぶ)」に行けば、いなくなった猫に会えると。マヤとガクトが働く「かまくら猫倶楽部」には、今日もまた、その噂を頼りに人が迷いこみ、物語を語り出す。それが、怪異を呼び寄せるとも知らずに…。 人と動物、この世とあの世。意識と無意識の境界に現れる怪異譚第1巻!
自然界を超越した異形の生物、HA(ヒューマナイズド・アニマル)。それは遺伝子を”設計”された、ヒトと動物とのハイブリッド。HAが備える驚異的な身体能力は、野心を抱く人々の策略によって殺りくの現場へと投入され、その真価を発揮していく。ヒトは何のためにこの異形をデザインしたのか…その背景には、人類の未来へとつながる壮大な計画が横たわっていた! 生物の”感情”という不安定な機能が衝撃的展開を招き、ついに物語は劇的なラストシーンを迎える!
自然界を超越した異形の生物、HA(ヒューマナイズド・アニマル)。それは遺伝子を”設計”された、ヒトと動物とのハイブリッド。HAが備える驚異的な身体能力は、野心を抱く人々の策略によって殺りくの現場へと投入され、その真価を発揮していく。ヒトは何のためにこの異形をデザインしたのか…その背景には、人類の未来へとつながる壮大な計画が横たわっていた! 生物の”感情”という不安定な機能が衝撃的展開を招き、クライマックスへと向かう第4巻!
自然界を超越した異形の生物、HA(ヒューマナイズド・アニマル)。それは遺伝子を”設計”された、ヒトと動物とのハイブリッド。HAが備える驚異的な身体能力は、野心を抱く人々の策略によって殺りくの現場へと投入され、その真価を発揮していく。ヒトは何のためにこの異形をデザインしたのか…その背景には、人類の未来へとつながる壮大な計画が横たわっていた! 生物の”感情”という不安定な機能が衝撃的展開を招く第3巻!
自然界を超越した異形の生物──HA(ヒューマナイズド・アニマル)。それは遺伝子を”設計”された、ヒトと動物とのハイブリッド。HAが備える驚異的な身体能力は、野心を抱く人々の策略によって殺りくの現場へと投入され、その真価を発揮していく。ヒトは何のためにこの異形をデザインしたのか──その背景には、人類の未来へとつながる壮大な計画が横たわっていた! 様々な陰謀さえもからみあう衝撃の第2巻、登場! 06.下等動物のくせに 07.開かずの間を案内するよ 08.それが“偉大なる婦人” 09.センセイとふたりでさ 10.ミリアムはなんでもお見通し
『ディザインズ』『リトル・フォレスト』『海獣の子供』などで絶対的な支持を獲得している五十嵐大介の作品集、待望の登場! 2004年から2014年にかけて描かれた短編は、「この世界のどこかにいる、かもしれない」──そんな「未確認生物」をモチーフとした珠玉の10タイトル。『ディザインズ』の原型となる読み切り『ウムヴェルト』も網羅し、五十嵐大介の環世界が惜しみなく放たれた1冊! ガルーダ 鰐 魚 鬼、来襲 ツチノコ ダンコンダラスコ よかったね雨男 マサヨシとバアちゃん ムーン・チャイルド ウムヴェルト
自然界を超越した異形の生物──HA(ヒューマナイズド・アニマル)。それは遺伝子を”設計”された、ヒトと動物とのハイブリッド。HAが備える驚異的な身体能力は、野心を抱く人々の策略によって殺りくの現場へと投入され、その真価を発揮していく。ヒトは何のためにこの異形をデザインしたのか──その背景には、人類の未来へとつながる壮大な計画が横たわっていた! 稀代の表現者・五十嵐大介が放つハードSF、ついに登場! 01.義足と猟犬 02.今日は彼女が帰ってくる日 03.俺は狩りが好きだ 04.ナラ・プラント計画 05.“jasmine”
「本番」が、始まる。生命の宴が、始まる。 洞窟の奥で、「空」とも思える影と邂逅を果たした琉花。その後現れた「海」は、琉花が飲み込んだ「隕石」を自ら引き受け、琉花を海上へと導く。そこで始まったのはーー「本番」。ジムやアングラードが、海や空が、全ての生き物が、地球と宇宙が待ち望んだ、「本番」。その圧倒的な光景を、琉花はひとり目撃する……。 漫画家のみならず各回著名人がこぞって激賞、漫画家協会賞やメディア芸術祭など数々の栄誉にも輝いた、五十嵐大介初長編連載にして最長連載作品、ついに完結! 【編集担当からのおすすめ情報】 この作品の完結にあたり、おそらく多くの言葉は必要ありません。100ページ以上にわたり描かれる「本番」。海、生物、宇宙。その描写。圧倒的な光景。すべてを、ただ目撃してください。「一番大切な約束は、言葉では交わさない」。
世界の終わりを救うのは…誰だ? 現代に甦った征服者フランシスコ・ピサロの暗躍により、 ナムギャルや奈々たちの必死の抵抗にもかかわらず、 フランス・アングレームの地中深くに眠っていた“大猿”は覚醒の時を迎えつつあった。 欧州各国はすぐさま陸・海・空軍を配備、 未曾有の武力をもって“大猿”=SARUの侵略を防ごうと試みるが…。 一方、史上最強の魔法を操るとされるビエラ・カリのもとを訪れた奈々たち一行。 暴風そのものとなって世界中を異様なスピードで蹂躙する SARUに対し、 全人類の最後の望みをかけた魔法が今、空から降り注 ぐ…! 果たして人類の未来は? 【編集担当からのおすすめ情報】 伊坂幸太郎による小説『SOSの猿』との競作企画、ついに完結! 五十嵐氏自身が長年温めてきたこの物語は、伊坂作品とのたぐいまれなる「融合」を経て、誰も読んだことのない新たな世界を現出させています。 古今東西を軽やかに飛び回り、森羅万象を圧倒的な画力によって描き切る鬼才・五十嵐大介による渾身の単行本描 きおろし作品、どうぞお楽しみください!
●主な登場人物/奈々(フランス留学中の日本人学生。自分でも気付かぬうちに黒魔術にかけられていた)、ナワン・ナムギャル(プータン出身の僧侶で、伝統ダンスの名人。奈々が黒魔術にかけられていることを一目で見抜く)、イレーヌ・ベアール(自らを孫悟空と名乗る謎の少女。キリスト教会より“悪魔”の可能性があると認定される)、カンディド・アマンティーニ(バチカンの公式エクソシスト) ●あらすじ/自身にかけられた黒魔術をきっかけに、謎の若人・ナムギャルと知り合った奈々は、彼とともに世界各地に痕跡を残す“猿”の正体を追うことに。その過程で、自らを“孫悟空”だと名乗る少女と出会い…? ●本巻の特徴/いにしえより世界各地にその姿を現し、畏れられてきたモノ“猿”。そして現代、人類はその存亡を懸けて、“猿”と対峙することになる! 古今東西の神話・伝承などを網羅しつつ、誰も見たことのない世界を現出する、五十嵐大介渾身の単行本描きおろし作品!!
▼第26話/海獣▼第27話/穿(うが)つ体▼第28話/濁浪▼第29話/宇宙の海▼第30話/身籠る▼第31話/坩堝(るつぼ)▼第32話/傍受▼第33話/準備▼第34話/Venus▼第35話/水魔 ●主な登場人物/安海琉花(上手く気持ちを言葉に出来ない。両親は別居中で、母と暮らす)、海(ジュゴンに育てられた少年。水族館に預けられる。乾燥に弱い)、空(海とともに発見され、兄として育つ。入退院を繰り返している) ●あらすじ/行方不明となった琉花・海・アングラードを捜索する船が、3人の乗っていたヨットを発見するも、そこにはアングラードの書いたジム宛ての手紙が一通置いてあるだけだった。琉花の行方を探るためにも、事情を知るアングラードを追い始めるデデ。一方、水族館を含め世界各地の海洋では、さまざまな異変が生じ始めて…?(第26話) ●本巻の特徴/さし迫る“本番”、導かれるように大移動を始めた海洋生物、そして、姿を消した琉花と海…。“本番”の謎と、大いなる宇宙とのつながりが徐々に明かされはじめる、急展開の第4集!! ●その他の登場人物/ジム(海と空の保護者的存在)、アングラード(かつてジムの研究仲間だった。現在は異なる立場にいるらしい)、正明(琉花の父。水族館職員)、加奈子(琉花の母。海女の家系に育つが、現在は親類と絶縁している)、デデ(ジムの伝統航海術の師。“海のなんでも屋”)
▼第17話/黒潮▼第18話/沖つ海(おきつうみ)▼第19話/蜃気楼(ミラージュ)▼第20話/ジュゴン▼第21話/ゴンドワナ▼第22話/波の皺(なみのしわ)▼第23話/罠▼第24話/内臓▼第25話/海境(うみさか)● 主な登場人物/安海琉花(上手く気持ちを言葉に出来ない。両親は別居中で、母と暮らす)、海(ジュゴンに育てられた少年。水族館に預けられる。乾燥に弱い)、空(海とともに発見され、兄として育つ。入退院を繰り返している)● あらすじ/空が琉花の目の前で海の藻屑となってしまった夜から数日後、それから琉花は何かを思いつめたようになり、言葉を発しなくなってしまっていた。一方海も、周囲には理解できない話をつぶやくようになってしまった。あの夜果たして何が起こったのか? 水族館も、ジムとアングラードも、皆がそのことを気にする中…(第17話)。● 本巻の特徴/隕石を体内に宿した琉花…深い海の底でみる少年たちの過去とは!? 少年少女海洋冒険譚、新章突入の最新集!!● その他の登場人物/ジム(海と空の保護者的存在)、アングラード(嘗てジムの研究仲間だった。現在は異なる立場にいるらしい)
▼第9話/勇魚(いさな)▼第10話/波颪(なみおろし)▼第11話/潮の八百重に▼第12話/にはたづみ▼第13話/浸く子供▼第14話/羅刹▼第15話/晦(つきこもり)▼第16話/離陸▼ある漁師のはなし ●主な登場人物/安海琉花(上手く気持ちを言葉に出来ない。両親は別居中で、母と暮らす)、海(ジュゴンに育てられた少年。水族館に預けられている)、空(海とともに発見され、兄として育つ。入退院を繰り返している) ●あらすじ/約40年前、海と空の保護者であるジムは、鯨漁をする島で生活していた。ある時ついに巨大な鯨を仕留めることに成功したジムだったが、その翌日、彼は沖に立つ1人の不思議な少年を目にする。島の人間は、この少年を「この島をつくった者」として敬い、彼を見ると必ずある言葉を唱えるのだった…(第9話)。 ●本巻の特徴/入院していた病院から突如姿を消してしまった空。空と深く繋がっている海でさえ、見失ってしまった。果たして彼はどこへ向かったのか…? ●その他の登場人物/ジム(海と空の保護者的存在)
▼第3話/PETRA GENITALIX▼第4話/うたぬすびと▼ビーチ●あらすじ/宇宙空間を遊泳していた宇宙飛行士・カッセルは、小さな石との衝突事故を起こしてしまう。その一年前…街を外れた山間の家で、少女・アリシアは「大いなる魔女」と呼ばれるミラの家族となり、自然の中で生活を始める。ある日、ふたりは林の中で“ペトラ(=石)”という木々のささやきを、薪の中から“オガム(=生命)”の文字を感じ取り…(第3話)。●本巻の特徴/宇宙から持ち帰った“石”をめぐる物語「PETRA GENITALIX(ペトラ・ゲニタリクス)」と、南へ向かう船に乗った女子高生・ひなたが不思議な女性・千足に出会う「うたぬすびと」を収録した連作魔女奇譚・第2集。
▼第1話/SPINDLE(前・後編)▼第2話/KUARUPU▼騎鳥魔女●主な登場人物/シラル(遊牧民族の少女。織り上げた「伝言」を伝えるため首都に赴く)、ニコラ(欲しいものを手に入れるには手段を選ばない女性。首都のバザールを潰そうと企む)、クマリ(深遠なる森を守る少女。開発者に滅ぼされた部族の弔い[クアルプ]のため闘う)●あらすじ/30年前・アジア西端の小国。その首都に滞在する英国人の少女ニコラは、バザールで働く青年ミマールに恋するが、結局は彼に振り向かれることなく帰国した。だが、自尊心の高いニコラは屈辱をずっと忘れず、富と名声、そして“世界の秘密”を手に入れた後、“力”を使いバザールの相談役たちを怪死させる事件を引き起こす。ニコラの復讐の魔の手は、次いでミマールの愛する孫娘・ハセキへと…(第1話・前編)。●本巻の特徴/スピンドル(紡ぎ器)で織られた布に「伝言」を託す。それを読み解けるのは“古く大きな知恵”を授かり、伝言を織り成した少女・シラルただ一人のみ……。シラルとニコラの不可思議な物語「SPINDLE」ほかを収録した連作魔女奇譚・第1集。