作者 : 東元俊哉
北の大地の小児医療の物語…堂々の完結! 真心(まこ)が担当しているサッカー少年・優希(ゆうき)は 「潰瘍性大腸炎」という、国が指定している難病だった。 一進一退の病状。一向に先の見えない治療。 少年は自らの運命を呪い、苛立ちを募らせる。 加えて彼の父親・黒田は、かつて真心の父・吾郎に取り入り 真心の家庭を崩壊させた張本人であることが明らかになり…!? 運命に引き寄せられた「ふたつの家族」に救いはあるのか。 患者とその家族に寄り添う医師の物語は、 最後の最後まで人間ドラマを描ききるーー!! 【編集担当からのおすすめ情報】 父の病院を潰され、母の命を奪われ、慕っていた兄と引き剥がされ…… 幸せだった家族を「黒田」という男にズタズタにされた真心。 その張本人が今、過去の愚行を全身全霊で詫び、 真心の目の前で涙を流しながら、どうか息子を救ってくださいと 懇願しているーー 一切の私情を挟まずに治療にあたるべきなのか。 あたるべきなのであれば、真心にはいかなる覚悟が必要なのか。 「受け入れがたい感情」と「医師の矜持」に揺れる鈴懸(すずかけ)家ーー 衝撃と感涙のラストシーンへと、物語は突き進む!!
真心が直面する、避けては通れない現実とは サッカーで将来を嘱望されている少年・優希(ゆうき)を連れて はるばる小樽から北広島を訪れた黒田父子。 しぶしぶ連れて来られたこの少年を検査するうちに、 彼の体にはとんでもない病魔が潜んでいる可能性が高まる。 そして息子を連れてきた「黒田」という男、センター長の吾郎(ごろう)と 昔からの良からぬ関係があることが徐々に明らかになってゆき…!? 親同士の因縁を知らない真心(まこ)と英樹(ひでき)の兄弟は この患者と、そして家族とーーいかに向き合えばよいのか。 浮かんでは消える懸念と迷い……医師としての覚悟が試される。 【編集担当からのおすすめ情報】 もし病気だと言われたら、間近に迫ったセレクションが受けられないかもしれないーー 本当のことを隠そうとする少年を、「嘘は誰の為にもならない」と諭した真心。 偽りのない真心の言葉は、少年の心に届くのか…? そして、何らかの企みが見え隠れするる少年の父は この医療センターに何をもたらすつもりなのか。 親子への対応を間違えれば、地域から地道に信頼を得てきた 鈴懸(すずかけ)家にとっても大きなダメージとなりうる…!? 怒濤の最新刊、必読です!
僕らの「医療」を……新駅に繋げましょう。 謎の頭痛に悩まされながらも、自身と同じく鉄道が大好きな 虎鉄(こてつ)少年の手術に臨む外科医・八柳。 ところが手術直前、「右目が見えない」という さらなるアクシデントが発生してしまう…! 執刀をあきらめた八柳は、日頃より医師としての姿勢を批判してきた英樹に 少年の手術を託したーー両者の心中が大きく揺れ動く…! さらには鈴懸(すずかけ)家との不穏な繋がりを持つ男・黒田が、 一人息子を連れて真心の元を訪れるーー!! 【編集担当からのおすすめ情報】 医者であるからこそ、自分の体調を見極め決して無理はしない。 医者であるからこそ、多少の無理をしてでもなんとしても治してあげたい。 人によって答えは異なるかもしれない ふたつの相反する信条がぶつかる小児センター。 手術の成否は? 八柳の安否は? そして真心は何を語るのか…? 医師のあるべき姿を問う最新刊は、後半 物語のキーマンとなる男・黒田がいよいよが登場。 サッカーで将来を期待されている彼の息子と真心の出会いは センターに何をもたらすのかーー いよいよ核心へと入ってゆきます!必読!
小児医療の現場を鮮やかに描く話題作! いつも元気で皆に頼られている看護師長・園子さん。 彼女はある悩みを抱えていた。 息子が「夢をかなえるために、大学を辞めて フランスでシェフの修業をしたい」と宣言したのだ。 説得を試みるも空振りに終わり、母子にはギクシャクした空気が… そんなある日、園子さんは真心らを連れて 息子がアルバイトをしているフレンチへーー 一方、鉄道が好きな少年の手術を担当することになった 外科医の八柳は、原因不明の頭痛に悩まされていた。 自身も鉄道が好きな八柳は、少年への思い入れも強いのだが そこにはある「落とし穴」が…!? 各人のドラマを丹念に紡ぎつつも 物語は大きくうねり始める…必読の最新刊!! 【編集担当からのおすすめ情報】 真心をはじめとし、一枚岩であろうと懸命に働く医療スタッフ達。 それぞれに「公」と「私」があり、そこには思わず応援したくなる 各人のドラマがあります。 ほっこりする回あり、緊張感の走る回、涙不可避の回ありと さまざまなシーンが出現するこの7集は これまでの流れを踏まえた上で、さらに物語が大きく動き始める 見事な構成となっております。 既刊も続々重版の話題作、ドライブ感満点です!!
既刊、大重版!心温まる小児科医療ドラマ! あなたのために 医師になったわけじゃないーー 病院に残るか、恋人と一緒に北海道を離れるか。 人生の岐路に立つCLS・青葉。 決断に迷う中、担当患者が階段から落ちたと連絡を受ける。 急いで向かった先で、彼女は英樹から“事故の真相”を聞かされる。 そんな中、「CLSはこの病院に必要ない」と言い放った英樹は、 青葉と関わることで自身の考えに変化を感じるように。 ついに吾郎に対し“過去を話したい”と持ちかける。 英樹、そして鈴懸家の過去が一つずつ紐解かれていく・・・ 【編集担当からのおすすめ情報】 今集では、いよいよ鈴懸家の過去について 英樹と吾郎が向き合います。 なぜ英樹は「復讐のため」にこの病院で働くことを決めたのか? 真心と英樹の間に、どんな事実があったのか? さらにCLS・青葉編もクライマックス! 読み応えしかない6集、ぜひご一読ください!
既刊、大重版!心温まる小児科医療ドラマ! 命より大切なものは、ないーー 小児白血病の患者・ともりんの手術が始まり、 「兄を信じるしかない」と、 手術の成功を祈る真心。 しかし、長い手術が終わった後、 真心は英樹から“衝撃的な事実”を聞かされる。 一方、CLSとして働く青葉は 英樹から「CLSはこの病院に必要ない」と 言い放たれ、自身の人生について迷いはじめ・・・ 英樹を中心に、さまざまな火種が巻き起こっていくーー 【編集担当からのおすすめ情報】 いよいよ始まるともりんの手術。 今号では、同時に英樹を中心に鈴懸家も大きく動き出します。 英樹はなぜ、父の病院に働きにきたのか? その謎が、徐々に明かされていきます。 さらに、病院内キャラとして人気の青葉にまつわるエピソードも収録。 ぜひご覧ください!
『テセウスの船』作者の本格医療ドラマ! 我々医師は、 常に「最悪の状態」を 想定しなければいけないーー 小児外科医の兄・英樹と共に、 父の小児病院で本格的に働き始めた真心。 患者への応対はもちろん、 根本的な“医師としての哲学”も正反対な 英樹の姿に戸惑う真心。 そんな中、真心がこの病院で働くきっかけにもなった 小児白血病の患者・ともりんが病院を抜け出す事件が発生。 彼女を巡り、鈴懸家の確執も、大きく動き始めるーー。 【編集担当からのおすすめ情報】 患者への“心のケア”も医師の重要な仕事だと考える真心。 病を治すことだけに、医師は専念するべきだと考える英樹。 今集では、ともりんを通じて、この二人の“医師としての哲学”が ぶつかり合います。 患者を助けたいーーその気持ちは同じだからこそ、 激しくぶつかる二人の姿、そして、より浮き彫りになっていく 鈴懸家の母を巡る過去・確執が描かれています。 ぜひ注目してください。
『テセウスの船』作者が描く本格小児医療! 患者さんたちの笑顔が見たい。 ただ、それだけなんだーー 父が新しく設立した小児病院で働くことを 決意した鈴懸真心。 病院内のスタッフとも徐々に打ち解け合う中、 小児白血病の患者・ともりんの治療が本格的にスタートする。 治療に対しても、家族との関係に対しても、 悩み戸惑うともりんの姿を見て、 真心自身も、父について想いを馳せる。 そんな中、小児外科医である真心の兄・英樹が 北広島市にやってきてーー!? 【編集担当からのおすすめ情報】 本格的な小児医療漫画として NHKや北海道新聞など、 各所メディアで大注目の話題作、3集が発売です! 今作ではついに、真心の兄であり、 小児外科医である“英樹”が登場します。 医者としてのしっかりとしたビジョンを持った英樹の登場により、 家族内での確執をぬぐいきれない鈴懸家が 大きく動きます。 ぜひご一読を!
『テセウスの船』作者が描く小児医療ドラマ 小児科医に、 悪い人はいないーー 交流を断絶していた父から突然、 新しく設立する小児科で働かないか、と誘われた真心(ルビ:まこ)。 決断をできないまま、母の墓参り、という名目で 再び父の病院がある北海道へ行くことに。 かつて小児科医だった母、 現在小児外科医として働く兄。 家族のことを考え、さまざまな想いが真心の頭を巡る。 そんな道中で真心は、 あるピアニストの少女に出会いーー!? 【編集担当からのおすすめ情報】 本格的な小児医療漫画として 各所で大注目の話題作、早くも第2集が発売です! しっかりとした取材を重ねたからこそ描ける リアルな子供の症状や、『テセウスの船』とはまたひと味違う “生”に向き合った内容など・・・ 今回はなんと9話収録とかなり充実した一冊となっております! ぜひご一読を!
『テセウスの船』作者が描く小児科医の物語 命を繋ぐ、音がするーー 奇跡のような、尊い音がーー 少子化、モンスターペアレント、コンビニ受診・・・ 社会的問題が山積みな一方で、 「もしも」の大病が患者の中に潜むことを決して見逃せない日々。 そんな「子供が好き」だけでは戦えない “心のコスパが悪い”医療現場に、 やさしい笑顔で向き合う小児科医・鈴懸真心(ルビ:すずかけまこ)。 これは“ゆりかごから大人になるまで”の子供たちと、 その家族に寄り添う、暖かく誠実な、小児科医の物語ーー 【編集担当からのおすすめ情報】 【各所から“泣ける”との声、続出です!】 『テセウスの船』東元氏による最新作『プラタナスの実』。 この作品では徹底的な取材を積み重ねたからこそ描ける 小児科医療の現状が詰まっています。 さらに、ただの医療漫画とは一線を画す、 主人公を巡る濃密な“家族の問題”もーー 主人公が治すのは、子供たちだけではありません。 子供たちの家族にも真剣に向き合い、寄り添う。 誠実な、真摯な主人公の姿が、きっとあなたの心をあたたかくします。 ぜひお手にとってご覧ください!
お泊り会当日。21人が毒殺される未来を変えるために、警戒を強める心と文吾は、持ち物検査を実施。さらに、飲食も禁止にする。そして行方不明の和子と鈴を探して音臼岳の小屋に行った心は、殺人鬼と対峙。一連の事件の異様な動機を知ることに。時を超え揺れ動いてきた佐野家の未来が、ついに決まるーー衝撃のタイムスリップ・サスペンス、ここに完結。
2020年1月 TBS系日曜劇場にてテレビドラマ化。出演:竹内涼真、鈴木亮平 ほか。 1989年、北海道・音臼小学校で起きた21人無差別毒殺事件。逮捕されたのは、村の警察官・佐野だった。28年後、今も無実を主張し続ける父に会うため、北海道を訪れた佐野の息子・心は、立ち寄った事件現場で濃霧に包まれる。霧が晴れると、目の前には取り壊されたはずの小学校が…。そこは事件の半年前の音臼村だったーー。 こちらはテレビドラマ化を記念した1〜3巻のお買い得パックです。内容は「テセウスの船」1〜3巻と全く同じものになります。
炎に包まれる田中老人の家。それは加藤みきおが帰った、すぐあとの出来事だった。同じ頃「みきおの叔父」を名乗る謎の男が、佐野家を訪れる。その後ろ手には……。すぐそばに迫ってきた殺人鬼を止めるため、心と文吾は、みきおの家に入る。そこで目にするのは、底知れぬ悪意。未来のために過去を変える戦い、その勝者は誰なのか。読むほどに心凍てつく本格クライムサスペンス、第9巻。
1989年にタイムスリップした田村心は、事件をとめられないまま現代に戻ってきてしまう。心が過去を変えてしまったせいで、心の家族は彼が知っていた世界よりもさらに悲惨な状況になっていた。必死に手がかりを探すうちに、心は姉の鈴や、木村さつきと義理の息子・みきおたちと出会った。それぞれの思惑が絡み合い、やがて隠されていた真実が明らかになる。かけがえのない命を奪ったのは、誰だ。そして心は新たな惨劇を止められるのか…。読むほどに心凍てつく本格クライムサスペンス、第8巻。
1989年にタイムスリップした田村心。4ヵ月後に発生する「音臼小無差別殺人事件」が近づくにつれて不可解な事件が頻発すると気づいた心は、父であり、現代では事件の犯人とされている佐野文吾とともに、事件を阻止するため奔走する。しかし謎を解くことができないまま現代へと戻ってしまう。犯人が今も生きていると確信する心はわずかな手がかりをもとに懸命に調査するのだが、それは新たな惨劇を引き起こすことに…読むほどに心凍てつく本格クライムサスペンス、第7巻。 1989年にタイムスリップした田村心。4ヵ月後に発生する「音臼小無差別殺人事件」が近づくにつれ不可解な事件が頻発すると気づいた心は、父であり、現代では事件の犯人とされている佐野文吾とともに、事件を阻止するため奔走する。しかし謎を解くことができないまま現代へと戻ってしまう。犯人が今も生きていると確信する心は手がかりを求めて懸命に調査するのだが…読むほどに心凍てつく本格クライムサスペンス、第7巻。
1989年にタイムスリップした田村心。4ヵ月後に発生する「音臼小無差別殺人事件」が近づくにつれて不可解な事件が頻発することに気づいた心は、父であり、現代では事件の犯人とされている佐野文吾とともに、音臼村を守るため奔走する。しかし、再び現代へと戻されてしまった心は、死刑囚となった父と対面し、現代で事件を解決することを心に決めるのだが…読むほどに心凍てつく本格クライムサスペンス、第6巻。
1989年にタイムスリップした田村心。4ヵ月後に発生する「音臼小無差別殺人事件」が近づくにつれて不可解な事件が頻発することに気づいた心は、父であり、事件の犯人として現代では死刑判決を受けている佐野文吾とともに、音臼村を守るため奔走する。しかし、その思いとは裏腹に心は唐突に現代に戻されてしまう。心がタイムスリップしたことにより、現代は全く違うものになっていた…。読むほどに心凍てつく本格クライムサスペンス、衝撃の第5巻。 1989年にタイムスリップした田村心。4ヵ月後に発生する「音臼小無差別殺人事件」が近づくにつれて不可解な事件が頻発することに気づいた心は、父であり、事件の犯人として現代で死刑判決を受けている佐野文吾とともに、音臼村を守るため奔走する。しかし、心は再び霧につつまれ、現代へと戻されてしまう。心のタイムスリップのせいで、変わり果てた世界へと…。読むほどに心凍てつく本格クライムサスペンス、衝撃の第5巻。
1989年にタイムスリップした田村心。4ヵ月後に発生する「音臼小無差別殺人事件」が近づくにつれて不可解な事件が頻発することに気づいた心は、父であり、事件の犯人として現代で死刑判決を受けている佐野文吾とともに、音臼村を守るため奔走する。ところが、未来を変えようともがくほど、事態は悪い方へと向かってしまう。増えてゆく犠牲者に、佐野と心の関係にもヒビが入りはじめ、ついには…。読むほどに心凍てつく本格クライムサスペンス、衝撃の第4巻。 1989年にタイムスリップした田村心。4ヵ月後に発生する「音臼小無差別殺人事件」が近づくにつれて不可解な事件が頻発することに気づいた心は、父であり、事件の犯人として現代で死刑判決を受けている佐野文吾とともに、音臼村を守るため奔走する。ところが、未来を変えようともがくほど増えてゆく犠牲者に、佐野と心の関係にもヒビが入りはじめ、ついには…。読むほどに心凍てつく本格クライムサスペンス、衝撃の第4巻。
1989年にタイムスリップした田村心。4ヵ月後に発生する「音臼小無差別殺人事件」が近づくにつれて不可解な事件が頻発することに気づいた心は、父であり、事件の犯人として現代で死刑判決を受けている佐野文吾とともに、音臼村を守るため奔走する。ところが、未来を変えようともがくほど、事態は悪い方へと転がり始め……。そしてついに、一人の少女が、吹雪の夜に姿を消したーー。読むほどに心凍てつく本格クライムサスペンス、急展開の第3巻。 1989年にタイムスリップした田村心。4ヵ月後に発生する「音臼村無差別殺人事件」が近づくにつれ、不可解な事件が頻発することに気づいた心は、事件の犯人として現代で死刑囚となっている父・佐野文吾とともに音臼村を守るため奔走する。ところが、未来を変えようともがくほど、事態は悪化。そしてついに、一人の少女が、吹雪の夜に姿を消したーー。読むほどに心凍てつく本格クライムサスペンス、急展開の第3巻。
1989年にタイムスリップした田村心は、「音臼小無差別殺人事件」の犯人で、現在死刑判決を受けている父・佐野文吾と出会う。雪に閉ざされたのどかな村で、若き日の佐野の人柄に触れるうち、心の気持ちに少しずつ変化が現れる。自分の「過去」を、そして子供たちの「未来」を変えるため、心は音臼小の教師になることを決意。しかし、そんな心をあざ笑うかのように、村では異変が起き始め……。事件発生まで、あと数ヵ月。時空を超えて「真実」と対峙する本格クライムサスペンス、待望の第2巻。 1989年にタイムスリップした田村心は、「音臼小無差別毒殺事件」の犯人で、現在死刑判決を受けている父・佐野文吾と出会う。雪に閉ざされたのどかな村で、若き日の佐野の人柄に触れるうち、心の気持ちに少しずつ変化が現れる。自分の「過去」を、そして子供たちの「未来」を変えるため、心は音臼小の教師になることを決意。しかし、そんな心をあざ笑うかのように、村では異変が起き始め……。