マンガむすび | 作者 : 西岸良平

作者 : 西岸良平

夕焼けの詩(15)夕焼けの詩(15)

出版社

小学館

発売日

1982年12月17日 発売

ジャンル

昭和30年代の世界に現代の心のふるさとを追う、珠玉のメルヘン。 ▼第1話/松の湯の客▼第2話/熱帯魚▼第3話/霜ばしら▼第4話/元旦の客▼第5話/真冬の帰り道▼第6話/鬼さんこちら▼第7話/日なたぼっこ▼第8話/正義の味方▼第9話/春風吹いて▼第10話/わたしの青空▼第11話/飛べ!伝書バト▼第12話/後楽シーズン▼第13話/緑の風▼第14話/時の記念日 ●登場人物/鈴木則文(鈴木オートの社長。働き者で子供には少々甘い)、鈴木トモエ(優しくてしっかり者のお母さん。時に怒ると恐い)、鈴木一平(鈴木オートの一人息子。ワンパクだが、気は優しい) ●あらすじ/銭湯は人と人が裸で付き合う場所。三丁目の松の湯は今日もお客さんで一杯だ。一番風呂に集い、都都逸をうなるのは近所のおじいさんたち。やがて日が暮れると、家族づれの時間。鈴木さん一家や、ミキちゃん一家が集まってきた。夜が更けると刺青のおじさんや学生、夜勤前のお巡りさんなど、いろんな人がやってくる…(第1話)。▼中学生のマサオとキヨシは熱帯魚に夢中。乏しいこづかいをやりくりしても、高価な熱帯魚にはなかなか手が出ない。でも、熱帯魚の養殖家のおじさんと知り合いになり、格安でわけてもらえるようになって二人は大喜び。しかし、なにかと病気がちになったおじさんのスキをみて、二人は熱帯魚を盗むようになる…(第2話)。 ●その他のDATA/昭和30年代風物誌〜銭湯の一日(第1話)、TVのヒーロー(第8話)、ブリキのおもちゃ(第10話)、伝書バト(第11話)

夕焼けの詩(10)夕焼けの詩(10)

出版社

小学館

発売日

1980年8月28日 発売

ジャンル

昭和30年代の世界に現代の心のふるさとを追う、珠玉のメルヘン。 ▼第1話/いたずら教室▼第2話/春の足音▼第3話/雛まつり▼第4話/仰げば尊し▼第5話/糸でんわ▼第6話/夜の訪問者▼第7話/ヒーローの詩▼第8話/短編小説▼第9話/卯の花の咲く頃▼第10話/てるてるぼうず▼第11話/水中花▼第12話/海岸通り▼第13話/夕涼み▼第14話/私だけが知っている●登場人物/鈴木則文(鈴木オートの社長。働き者で子供には少々甘い)、鈴木トモエ(優しくてしっかり者のお母さん。時に怒ると恐い)、鈴木一平(鈴木オートの一人息子。ワンパクだが、気は優しい) ●あらすじ/ガリレオこと大原さんは、一平のクラスの級長。真面目で熱心すぎて、みんなの反感をかうが、なぜかいつも級長に選ばれる。今日も一平はち悪ガキは、先生の目を盗んではいたずらに励み、大原さんに言いつけられる。いわば、一平たちの天敵である彼女だが、ある日から大原さんが学校に来なくなった。聞けば結核で入院してしまったという…(第1話)。▼保険外交員の松子さんは、鈴木オートのお父さんの親戚。だが、得体の知れない健康食品や新興宗教の入信を勧める彼女だが、鈴木さんたちはどうも苦手だ。でも、信仰のおかげで幸せだという松子さんの生活に実体は…(第2話) ●その他のDATA/昭和30年代風物誌〜アルミサックのロケット、鉛筆に彫った戦艦、かんしゃく玉の地雷 他(第1話)、ひな祭り(第2話)、糸電話(第3話)、しょうぶ湯(第8話)、暗い夜道(第9話)、きもだめし(第13話)

夕焼けの詩(9)夕焼けの詩(9)

出版社

小学館

発売日

1979年9月28日 発売

ジャンル

昭和30年代の世界に現代の心のふるさとを追う、珠玉のメルヘン。 ▼第1話/ミッちゃん海へ行く▼第2話/サンマータイム▼第3話/線香花火▼第4話/発車オーライ▼第5話/赤とんぼ▼第6話/おかしの国▼第7話/ケセラケセラ▼第8話/紅葉(もみじ)の街▼第9話/お富さん▼第10話/クリスマスツリー▼第11話/ハッピーニューイヤー▼第12話/白銀は招くよ▼第13話/涼子の不思議な力▼第14話/僕たちの青春 ●登場人物/鈴木則文(鈴木オートの社長。働き者で子供には少々甘い)、鈴木トモエ(優しくてしっかり者のお母さん。時に怒ると恐い)、鈴木一平(鈴木オートの一人息子。ワンパクだが、気は優しい) ●あらすじ/お父さんと二人暮らしのミッちゃんは、実はまだ一度も海へ行ったことがない。だが、今年の夏は海水浴に連れて行ってくれるという。大喜びのミッちゃんは水着や浮袋を買い、お弁当のおにぎりもたくさん作って用意万端。そして翌日…初めて見た海は歌のとおりにとても大きかった。熱い砂、海の家で飲むラムネ、砂で作ったお城…初めての海水浴はあまりに楽しく、そしてあっと言う間に時間は過ぎてゆく…(第1話)。▼焼けつくような夏の昼下がり。三丁目である不可思議な密室傷害事件が起こった。薬局の2階で探偵事務所を営む日真田氏が、その名推理で見事に謎を解く!?(第2話) ●その他のDATA/昭和30年代風物誌〜海水浴(第1話)、粉末ジュース(第2話)、縁日のくじ引き(第3話)、バスガール(第4話)、駄菓子のいろいろ(第6話)、ハエ取り器(第7話)、煉炭(第10話)

夕焼けの詩(8)夕焼けの詩(8)

出版社

小学館

発売日

1979年8月29日 発売

ジャンル

昭和30年代の世界に現代の心のふるさとを追う、珠玉のメルヘン。 ▼第1話/さよならジェームスディーン▼第2話/正月八景▼第3話/喫茶店スワン▼第4話/フランケン先生▼第5話/別れ道▼第6話/夜明けのランナー▼第7話/キンタロウ文庫▼第8話/イナズマ五段▼第9話/五月の風▼第10話/マネービル▼第11話/日真田氏飛び出す▼第12話/星はなんでも知っている▼第13話/招かれざる客▼第14話/出席シマス ●登場人物/鈴木則文(鈴木オートの社長。働き者で子供には少々甘い)、鈴木トモエ(優しくてしっかり者のお母さん。時に怒ると恐い)、鈴木一平(鈴木オートの一人息子。ワンパクだが、気は優しい) ●あらすじ/単調な毎日に不満を感じている女子事務員の広美は、ゴーゴー喫茶で不良がかった若者・敬一郎と知り合う。堪え性がなく、職を転々とっする敬一郎は「太く短く生きる」が身上。妙に意気投合した二人はやがて同棲を始める。給料が入れば毎晩二人で遊びまわり、金が無くなるとパンの耳をかじる。そんな自堕落な生活も、二人にとっては楽しい日々だったが…(第1話)。▼門前の日の丸や松かざり。ヤッコ凧を揚げる子供たち。三丁目にも新年がやってきた。いつもは男まさりなミッちゃんも、今日は着物姿であすまし。鈴木オートでは一平が獅子舞にかじられて大慌て。だが、年賀状が一枚も来ない駄菓子屋の茶川さんは、ちょっと寂しいお正月…三丁目の元旦の風景をスケッチした心温まる小編(第2話)。 ●その他のDATA/昭和30年代風物誌〜貸本屋(第7話)

夕焼けの詩(7)夕焼けの詩(7)

出版社

小学館

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1978年8月28日 発売

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昭和30年代の世界に現代の心のふるさとを追う、珠玉のメルヘン。 ▼第1話/黒マントと夕日▼第2話/終電車▼第3話/波止場▼第4話/あいつ▼第5話/親友▼第6話/麻雀の星▼第7話/パチンコ人生▼第8話/殺意のバラード▼第9話/ふたり▼第10話/正義の味方▼第11話/怪談▼第12話/時効▼第13話/就職▼第14話/兄と妹▼第15話/透明人間▼第16話/先輩▼第17話/疑惑▼第18話/ホワイトクリスマス▼第19話/星空▼第20話/俳優▼第21話/彼と…▼第22話/日曜日のゴジラ▼第23話/ミステリー▼第24話/災難▼第25話/グリーングラス▼第26話/運命▼第27話/怪人七面相▼第28話/白い殺意▼第29話/火星人▼第30話/蜃気楼▼第31話/望郷▼第32話/甘い生活▼第33話/SHIKISOKUZEKU▼第34話/影絵の部屋 ●登場人物/青木五郎(独身サラリーマン)、ヨー子こと山本洋子(五郎の恋人)。 ●あらすじ/独身の若手サラリーマン・五郎はある週末、バーのホステス・ヨー子と一夜を共にする。翌朝、五郎の部屋でくつろいでいた彼女は、自分が“いつでも空に虹を出す力”を持っていることを明かす。それは子供の頃にひとりの黒マントの怪人に授けられた能力だという。実は五郎も子供の頃にその怪人に出会っていたが、彼はそのことを忘れていた…(第1話)。▼だらしなく眠る酔っぱらい、いちゃつくアベック…終電車の中で繰り広げられるいつもの風景。そんな中でサラリーマンの五郎は悩んでいた。今日、昔のジャズ仲間が、またバンドを結成しないかと誘ってきたのだ。順調に出世コースにのっている会社を辞めてまで、昔からの夢を追いかけるべきかどうか。同僚で恋人の洋子は励ましてくれるのだが…(第2話) ●本巻の特徴/主人公はサララリーマンの五郎、そしてその恋人の洋子。すべてのストーリーをこのキャスティングで展開し、メルヘンあり、サスペンスあり、SFあり、はては時代劇ありと、全34話のショートショートに挑戦した、シリーズ中でも異色の1冊。

夕焼けの詩(6)夕焼けの詩(6)

出版社

小学館

発売日

1978年7月28日 発売

ジャンル

昭和30年代の世界に現代の心のふるさとを追う、珠玉のメルヘン。 ▼第1話/鈴木家の人々▼第2話/やってきた力道山▼第3話/ナフタリン人生▼第4話/日の出ソロバン塾▼第5話/笹の葉さらさら▼第6話/街の灯▼第7話/麦わら帽子の夏▼第8話/カナカナ寺三代目▼第9話/すすき雲▼第10話/俺は風来坊▼第11話/日曜のキャンパス▼第12話/夕日台駅徒歩10分▼第13話/パパはお金持ち▼第14話/ゆく年くる年▼第15話/二丁拳銃のトム▼第16話/オーマイスイートホーム▼第17話/幻海紀行 ●登場人物/鈴木則文(鈴木オートの社長。働き者で子供には少々甘い)、鈴木トモエ(優しくてしっかり者のお母さん。時に怒ると恐い)、鈴木一平(鈴木オートの一人息子。ワンパクだが、気は優しい) ●あらすじ/今日も相変わらず鈴木オートは大忙し。昭和30年代に入り、国産車も様々な新型が登場しはじめ、町の修理工場も不勉強ではやっていけない。そんなある時、メーカー主催の研修会の誘いがやって来た。社長は、鈴木オート代表として従業員の六さんに参加してもらうことにしたが…(第1話)。▼一台の高級車が三丁目でエンストした。修理の間、後部座席に乗っていた車の持主は周辺を散歩することにした。彼は途中で一人のいじめられっ子と出会い、泣きつづける子供を抱き上げる。やさしく笑い、励ますその顔は、なんとあの力道山だった!(第2話) ●その他のDATA/昭和30年代風物誌〜新型車〔ヒルマン、トヨペットクラウン、ルノー日野、プリンスセダン 他〕(第1話)、力道山(第2話)、ソロバン塾(第3話)、三丁目の俯瞰全体図(第8話)

夕焼けの詩(2)夕焼けの詩(2)

出版社

小学館

発売日

1975年10月28日 発売

ジャンル

昭和30年代の世界に現代の心のふるさとを追う、珠玉のメルヘン。 ▼第1話/夢野平四郎の青春▼第2話/レモンティーの見た夢▼第3話/狂った映像▼第4話/斬り込み▼第5話/最後の休暇▼第6話/妖剣▼第7話/夕日のフライングマン▼第8話/狐塚▼第9話/鬼女の影法師▼第10話/異聞不知火小僧▼第11話/真夜中のミシン ●あらすじ/夢野平四郎は人気マンガ家。とはいってもそれは昔の話で、現在はアパートの経営者として悠悠自適の毎日である。だが、初老となった今も、マンガへの意欲は決して失ってはいない。そんな彼の元に、ある出版社から単行本発行の依頼がある。喜びいさんで新作の原稿を持っていった夢野だが、それは昔のヒット作の復刻版の発行依頼だった。その晩、複雑な思いで酒を飲む彼の前に、学生時代の親友が現れた…(第1話)。▼フルーツパーラーのボーイ・広平の趣味は、スポーツカーと輸入雑貨。とはいっても今の彼に出来る事といえば、車雑誌の切り抜きを寮の壁に貼って眺め、デパートの家具売場をひやかす事ぐらい。いつかは同僚のウエイトレス・ユキをスポーツカーに乗せ、彼女と幸せなマイホームを築くこと…それが広平の夢だった。だが、ある日彼はユキがエリートの若者と結婚してしまった事を知る…(第2話) ●本巻の特徴/現在のタッチとは少々異なる、劇画風の絵柄で描かれているのが第1〜第6話。ストーリーも”せつない”話が多く、作者の意外な作風が見られる。

夕焼けの詩(1)夕焼けの詩(1)

出版社

小学館

発売日

1975年9月29日 発売

ジャンル

昭和30年代の世界に現代の心のふるさとを追う、珠玉のメルヘン。 ▼第1話/星を作った大工▼第2話/ふたりの魔術師▼第3話/泣くな!ジャリ太郎▼第4話/ラストタンゴ▼第5話/折れた刀▼第6話/トンボのくる日▼第7話/ユーレイ女優▼第8話/質屋▼第9話/天使の道▼第10話/猫をつれた漁師▼第11話/私小説▼第12話/二代目参上▼第13話/おにぎり女房▼第14話/帰ってきたSL▼第15話/火消し一番のり▼第16話/オモチャの王様▼第17話/デパート・ガール▼第18話/海の男の人生は…▼第19話/七色の煙▼第20話/ヌードの鬼▼第21話/魔法のカクテル▼第22話/六さんの梅▼第23話/旅の宿▼第24話/雨を売る男▼第25話/セールスマンの鏡▼第26話/花火エレジー▼第27話/日のあたる場所▼第28話/スター▼第29話/ふうりん ●あらすじ/ある場所に腕利きの大工がいた。その職人芸たるや、立てた柱に後光がさすといわれるほどのもの。だが、世の中は高層建築の時代に変わり、彼の腕を発揮する場所もどんどん無くなっていく。そんな彼の元に、ある依頼があった。なんと宇宙衛星を木造で作ってくれというのだ(第1話)。▼ある日、町にやって来た見せ物小屋。少年はその中で見た、生きたライオンを空中から出現させるという大魔術が忘れられず、手品の練習にはげむようになる。月日は流れ少年はマジック界の大スターとなっていた。だが、彼の追い求めるあの大魔術「ライオンの術」はいまだ実現できていない。「あのマジシャンは、本当の魔法使いではないだろうか…」。苦悩する彼は、ある日、場末で一枚の魔術団の公演チラシを見かけた…(第2話) ●本巻の特徴/大工、魔術師、子役タレント、キャバレーのホステス、刀鍛冶、カメラマン…さまざまな場で活躍する”プロフェッショナル”たちの姿をコミカルに、またペーソスあふれるタッチで描いた、現代のメルヘン集。

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