マンガむすび | 赤狩り THE RED RAT IN HOLLYWOOD(4)

赤狩り THE RED RAT IN HOLLYWOOD(4)

赤狩り THE RED RAT IN HOLLYWOOD(4)

出版社

小学館

発売日

2019年2月28日 発売

ジャンル

言論弾圧に抵抗する映画人たち

二大強国の冷戦が深刻化し、米国で吹き荒れる赤狩りの嵐。
ソ連の力に脅威を感じた米国政府はハリウッドの著名な映画人を
共産主義者であると告発していく。その内、召喚や証言を拒否した
主要な10人”ハリウッド・テン”を有罪にした非米活動委員会。
次に狙うのは映画界を代表する巨匠エリア・カザンだった。

かつてハリウッドで、貧しき者に味方し、
戦争に反対するだけで売国奴の汚名を
着せられた時代があった。戦い続けた者もいた。屈した者もいた。
彼らの物語が今の、この日本で、
劇画として読まれる意味はあまりに大きい!(町山智浩氏)



【編集担当からのおすすめ情報】
『どんぐりの家』、『そばもん』など、山本おさむ氏の作品は傑作揃いですが、
この『赤狩り』はなかでも、屈指の作品であると思います。
是非、ご一読ください。

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非情な権力の弾圧と闘った映画人の生き方。 第二次大戦後、東西冷戦の深刻化を背景に米国で吹き荒れた赤狩りの嵐。米国政府はハリウッドの著名な映画人たちを共産主義者であると告発していく。そのうち召喚や証言を拒否して議会侮辱罪で 有罪判決を受けた主要な10人をハリウッド・テンと呼ぶ。 彼らは権力の弾圧といかに格闘したのか!? 「芸術における不服従とは何だろう。あなたが不服従なら、片方にあなたを 服従させようとする者がいる。しかし、あなたが勝利したらどうなる?」 「あなたが服従させる側になり、相手は不服従を貫こうとする。」 「権力と反権力もそう。」「反権力が勝利すれば、両者の立場が 入れ替わるだけだ。」「実際に歴史はそのように動いてきた。」 (本巻に収録の『チャーリー』より)。本書で描かれている映画人たちが受けた弾圧の歴史は我々日本人にとっても知るべき問題である。是非、本書を手にとって弾圧する側とされる側について、考えてみてください。 【編集担当からのおすすめ情報】 膨大な下調べを基に著者である山本おさむ氏の卓越した構成力で表現された、 映画人たちの闘う姿を堪能ください。 巻末に収録された山本氏の制作秘話も必見です。 2018/09/28 発売

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