2006年6月30日発売
▼第1話/我、此処(ここ)に有り!!▼第2話/苦難の週末▼第3話/孤独な生還▼第4話/超クールビズ!?▼第5話/夢の土地は!?▼第6話/赤紙来たる!?▼第7話/天国じゃなくて地獄!?▼第8話/消息不明!?▼第9話/エライのはどっち!? ●主な登場人物/浜崎伝助(通称・ハマちゃん。鈴木建設の万年ヒラ社員で大の釣りバカ。社長代行の秘書から、古巣の営業三課に)、鈴木一之助(通称・スーさん。鈴木建設の社長。伝助の影響で釣りバカに)、佐々木和男(かつて伝助がいた営業三課の元・課長。社長代行から常務取締役に) ●あらすじ/鯉のぼりがたなびく5月。株主総会を控えてややピリピリムードの鈴建では定例役員会の真っ最中。そんな中、常務とはいえ閑職で、いつ役員を降ろされるか分からない佐々木さんは気分がどん底に落ち込んでいたが、トイレで偶然出くわした鈴さんから、思いがけずお褒めの言葉を頂いて…(第1話)。▼建設中のビル視察で、油断したすきに地上38階にひとり取り残された佐々木さん。エレベーターの主電源は切られるわ、頼りの携帯電話は階下に落っことしてしまうわで、まさになす術なしの状況に。「銀座に飲みに行こう」と誘っていたハマちゃんたちが気付くことに期待したものの、日頃の存在感の薄さのせいか気付かれることはなく…(第2話)。 ●本巻の特徴/ハマちゃんと鮎釣りに出かけた取引先の社長が落雷事故に! 責任を取らされ、南米アマゾンに単身飛ばされたハマちゃんを待っていたのは…!?
▼第1話/席替え▼第2話/心の唄(うた)▼第3話/連休サバイバル▼第4話/こどもの日▼第5話/雨▼第6話/某博士(ぼうはかせ)の大研究▼第7話/病院坂の美女▼第8話/野球嫌い▼第9話/水中眼鏡(すいちゅうめがね)▼第10話/行水(ぎょうずい)▼第11話/地底探検▼第12話/秋のエアメール▼第13話/おはぎと功徳(くどく)▼第14話/アップリケ▼第15話/黄昏(たそがれ)▼第16話/逆上(さかあ)がり▼第17話/ライスカレー ●あらすじ/友達とハイキングに出かけても、足の遅いユウちゃんを見ては「だからあいつと来るの嫌なんだ」と言ってしまう、ちょっといじわるなサブちゃん。新学期の席替えで、体が弱くて肌が白いために「ユーレイ」というあだ名の結城令子ちゃんが、そんなサブちゃんのとなりの席になっちゃって…!?(第1話)▼4歳の小森宇太郎君のお気に入りは、お母さんがホステスの仕事に行く前に歌ってくれる子守り唄。その唄を聞けば、いつでもスヤスヤ眠ることができた。だがある日、お母さんは火事で死んでしまい、宇太郎君は遠い親戚に引き取られることに。そして37歳になった今でも、彼の胸中には母を失った寂しさが残っていて…(第2話)。 ●本巻の特徴/三丁目だけでなく、産業界でも有名な博士の日常が描かれる「某博士の研究」や、小さいながらもきちんと家事をこなす父子家庭の女の子を描いた表題作「ライスカレー」などを収録。 ●その他のDATA/昭和30年代風物誌〜子守唄(第2話)、蚊帳・水中眼鏡(第9話)、ゴムのカエル・水鉄砲・天花粉(第10話)、ツクツク法師・オニヤンマ(第11話)、おはぎ(第13話)、アップリケ(第14話)、ライスカレー(第17話)
▼第1話/花咲爺(はなさかじい)の犬▼第2話/割られた鏡▼第3話/織女(しょくじょ)と牽牛(けんぎゅう) ●主な登場人物/宗像伝奇(むなかた・ただくす。東亜文化大学で民俗学の教鞭を執るかたわら、日本各地に伝わる神話、伝説の謎や由来を解明している) ●あらすじ/犬を拾ってから、本業の造園事業が好調になったという歴史研究家・花崎。その話がまるで「花咲爺」のようだと感じた宗像は、その話の元になったという中国の「狗耕田」という民話を思い出す。しかしふたつを比べてみると、「花咲爺」は登場する主人公たちが赤の他人であるのに対し、「狗耕田」は兄弟の話。このすり替わりがなぜ起きたか不思議に思った宗像の脳裏には、古代日本で起きたある事象がよぎり…(第1話)。 ●本巻の特徴/民俗学研究の第一人者・宗像伝奇教授が、神話・伝承に隠された更なる謎を解く! 邪馬台国の秘密の鍵となる“銅鏡”について語られる「割られた鏡」など、重厚な歴史ミステリーロマンを3編収録!! ●その他の登場人物/忌部捷一郎(宗像を目の敵にしている歴史研究家)、忌部神奈(女性史研究家であり、また神木鑑定家、温泉評論家でもある。忌部捷一郎の妹)
▼第1話/黄身と白身▼第2話/究極vs至高(前・中・後編)▼第3話/失恋気分▼第4話/敗北宣言▼第5話/団の弱点(前・後編)▼第6話/父と子(前・後編)▼第7話/山岡の新人教育!? ●主な登場人物/山岡士郎(東西新聞文化部員。普段はグータラだが、膨大な食の知識を持つ)、栗田ゆう子(東西新聞文化部員の新人記者)、海原雄山(名だたる陶芸家、画家であり、「美食倶楽部」を主催する食の探究者でもある。山岡の実父) ●あらすじ/ライバル・帝都新聞が、海原雄山を総指揮とする新企画「至高のメニュー」を発表した。先に企画を考えながら、発表の遅れていた「究極のメニュー」は完全に出し抜かれる形に。そこで大原社主は、毎月メニューを小出しに発表する至高側と同じやり方で、相手を圧倒することで責任を取れと山岡たちに厳命する。そんな中、雄山から“卵の前菜”で勝負したいとの申し入れが届き…(第1話)。 ●本巻の特徴/第21集のテーマは「卵料理」。目玉焼き、ゆで卵のトリュフソースがけ、卵の黄身の味噌づけ、生卵とパン入りのコンソメスープ、巣ごもり卵風ブレッド・スープ、うずら丸入お椀、うずらの丸焼き、うずらの卵のトリュフソース、具なし茶碗蒸し、だし巻き卵の田楽、上海風クレープ…などにまつわるエピソードを紹介。巻頭カラー特別レシピ「巣ごもり卵風ブレッド・スープ」&雁屋哲書き下ろしコラム「美味しんぼの日々」も収録!
▼第1章/無宿溜(スラム)〔三〕(旅立ち/地引き網)▼第2章/野望〔一〕(葛衆/納屋集落/外川浦/椿湖) ●主な登場人物/カムイ(夙谷の非人から天才的忍者に。現在は抜忍として逃亡の日々)、草加竜之進(武家社会に疑問を持つ、元日置領次席家老の子。行きがかり上、笹一角を名乗る)、宮城音弥(貧乏御家人の子から青山美濃守の小姓になった美少年) ●あらすじ/無宿溜を追い出された牢人たちを扇動し、目障りな将軍側衆・堀田正俊の失脚を狙った老中筆頭・酒井忠清。だがそのもくろみは、竜之進や冬木父娘の活躍によって阻止された。その後、溜の住人達は豪商・河村瑞賢の計らいで蔵普請人足の仕事を得て、また竜之進ら牢人衆は、九十九里の漁師だった男・房州に同行して新天地を目指すことに…[無宿溜〔一〕(旅立ち)]。 ●本巻の特徴/新天地の九十九里を目指す途中、刺客の一団に襲われた笹一角(草加竜之進)たち! 影で糸を引く黒幕の正体は? さらに無事、房総の漁村にたどり着いた竜之進とカムイは、外川の地で思いがけない人物との劇的再会を果たすーー!! ●その他の登場人物/冬木道無(腕の確かな町医者)、アヤメ(道無の娘。竜之進に恋心を寄せる)、堀田正俊(若いが剛直・聡明で、気弱な将軍を守り、酒井の専横に憤る)、酒井忠清(老中筆頭。下馬将軍といわれるほどの権力を持つ)、堀田上野介正信(佐倉十一万石城主。正俊の兄。武辺一筋の直情型)
▼第24話/門司邦彦(4)▼第25話/阿野万記(1)▼第26話/阿野万記(2)▼第27話/阿野万記(3)▼第28話/阿野万記(4)▼第29話/切江洋介(1)▼ぼくらのおまけ ●主な登場人物/【和久隆】・【加古功】・【矢村大一】・【小高勝】・吉川寛治・門司邦彦・宇白順・切江洋介・【半井摩子】・往住愛子・町洋子・【本田千鶴】・古茂田孝美・阿野万記(学習交流自然学校に参加した生徒。14人とも中1。カッコ内は既に死亡)、宇白可奈(宇白順の妹。小4。ひとりだけゲームの契約をしていない)、ココペリ(謎の宇宙人。敵ロボットとの戦闘後、死亡。その後の戦いを子供達に託す)、コエムシ(正体不明の生物。ジアースでの戦闘におけるサポート役だが、謎が多い)、ジアース(体長500メートルの巨大ロボット。これを操縦した者は戦闘後に必ず死ぬが、戦わなければ地球が滅ぶ) ●あらすじ/絶体絶命の危機にモジが思いついたのは、自分たちのいるコクピットを“ジアース”本体から切り離すという、リスクの高い危険な一手だった。モジはこの決断で、敵の頭上を狙う唯一のチャンスを手にするが……起死回生を賭けた攻撃の行方は果たして?(第24話) ●本巻の特徴/辛くも敵ロボットを倒すことに成功し、死して親友のドナーとなったモジ。そして次なる操縦者に決定したのは、弟が産まれる間近のマキだった!! ●その他の登場人物/田中美純(航空国防軍一尉。軍と子供たちのパイプ役を務める)、関政光(海上国防軍一尉。田中一尉と共にジアースのパイロットになった)