2007年1月30日発売
▼第1話/サルタヒコ計画▼第2話/鉄の帝国▼第3話/黒塚 ●主な登場人物/宗像伝奇(むなかた・ただくす。東亜文化大学で民俗学の教鞭を執るかたわら、日本各地に伝わる神話、伝説の謎や由来を解明している) ●あらすじ/神話の中で、高天原から降りてきた神々を地上へ案内する役割を担った神・サルタヒコ。現在も日本各地の地名や神社にその名を残すこの神の正体はどんなものであったのか!? サルタヒコについて興味を持った宗像は、海辺にあった建造物の復元事業に熱心な観光会社社長の羽柴と出会い、ある説にたどり着くのだが…(第1話)。 ●本巻の特徴/民俗学研究の第一人者・宗像伝奇教授が、神話・伝承に隠された更なる謎を解く! 日本全土にて祀られる神・サルタヒコや、鉄文化と関わりの深い八幡神、そして凄惨な歴史が生んだ鬼婆伝説の謎を追う3編を収録!! ●その他の登場人物/忌部捷一郎(宗像を目の敵にしている歴史研究家)、忌部神奈(女性史研究家であり、また神木鑑定家、温泉評論家でもある。忌部捷一郎の妹) 宗像瀧(宗像の姪。巫女をしていたが現在は宗像の研究を手伝っている。三姉妹の末っ子)、宗像樹(いつき)、瑞(たぎり)(宗像の姪で瀧の姉。実家の海照火明神社で巫女をしながら神社を守っている)
▼第50話/めぐるめぐるよ記憶がめぐる▼第51話/カムバック ホール▼第52話/コガネムシは金持ちだ♪▼第53話/かわいいお肉屋さん▼第54話/過去への扉▼第55話/最後の夜・2人▼魔のおまけ ●主な登場人物/カイマン(魔法で爬虫類の頭に変えられた男。かけられた魔法を解こうとしている)、ニカイドウ(食堂を経営するカイマンの友達。武術の心得もあるし、実は魔法使いでもある?) ●あらすじ/魔法使いの世界“ザガンシティ”で、記憶に導かれるままカイマンがたどり着いた場所は、廃校と化した「魔法訓練学校」だった。強烈な頭痛に見舞われながらも、自らの核心に迫るかのように、廃校の中を彷徨うカイマン。そして“栗鼠”と書かれた生徒名簿を発見して…(第50話)。 ●本巻の特徴/断片的に蘇っていくカイマンの記憶。ニカイドウとの逃避行に、暗い影がただよい始めた…。誰も知らない異形の世界で、謎が蠢く最新集!! ●その他の登場人物/藤田(相方・松村とホールに魔法の練習に来て、カイマンに襲われた)、煙(藤田の上司? 部下がカイマンに殺されたのが気に入らず、復讐を決意)、恵比寿(爬虫類の魔法を使う女。カイマンに顔を傷つけられた)、心(煙の雇った殺し屋。先輩格。何でもバラす)、能井(煙の雇った殺し屋。後輩格。こちらは何でも直す)、栗鼠(カイマンの口の中の男。煙に生首で発見され復活するが、その後逃走)、カスカベ(「ホール」の世界の魔法の研究者。老齢のはずだが、外見は少年をキープ)