映画むすび | 制作・出演 : 三國連太郎

ロシアを代表するアニメーション作家、アレクザンドル・ペトルフ。本作は、彼がヘミングウェイの原作を題材に2万9000枚ものガラス板に原画を描き、輝くような色彩、感動を現出させた作品だ。

新藤兼人脚本、関川秀雄監督によるヒューマン・ドラマ。大正末期から昭和にかけての混迷の時代、ある列車事故をきっかけにして鉄道の保安に30年にも及ぶ半生を捧げた国鉄機関士の姿を描く。

戦争中に麻薬に手を染めて成功した企業家と、そんな彼に銃の腕を買われた大学生。父子にも似た絆で結ばれていく彼らが、企業暴力の渦巻く中で殺人を犯す。大藪春彦のハードボイルド小説を、黒沢年男、三國連太郎の共演により映画化。

短編『逃亡』と小説『佐渡流人行』、松本清張の原作2編を合わせて脚本化した佐田啓二主演のサスペンス。江戸の治安のため、幕府は無数の無宿人たちを佐渡へ送る。だがそこは地獄同然で、無宿人たちの脱出劇が始まる。

大学生の宗三は、兄の別れた妻・美奈子と不倫している。3ヵ月に1度の逢瀬に激しく燃える2人だったが、やがて破局し、エゴが殺意に変わる。濃密な愛欲シーンと男女の深層心理の描写が交錯する、岩下志麻主演サスペンス。

昭和38年、鉄道の未来を占う、一大プロジェクトが完成した……。テレビ東京40周年記念として放映された、東海道新幹線誕生に人生を賭けた男たちの感動秘話のドラマ化。