制作・出演 : 太地喜和子
俺が撃つものは人間ではない。 スコープの中の一点だ! アメリカ諜報局極東派遣員・滝村憲(加山雄三)。 彼の仕事は、生きた標的を撃ち抜くこと。困難な任務を遂行することが、彼のプライドだった。 しかし米軍基地を襲撃したテロリストの死を目の当たりにした事から、苦悩が深まってゆく。 「何故、アメリカのために日本人の自分が血を流さねばならないのか…」 滝村は銃を捨てる決心するが、国際的な武器商人の魔の手が迫っていた…! 『狙撃』に続いて加山雄三がクールな殺し屋を演じる。監督は黒澤明のチーフ助監督を務めた森谷司郎。 師匠譲りの骨太な演出で、リアルなガンアクションが展開する。 <キャスト> 加山雄三 太地喜和子 立花マリ 原知佐子 納谷悟朗 岸田森 岡田英次 佐藤慶 <スタッフ> 脚本: 永原秀一/監督:森谷司郎/音楽:武満徹/製作:貝山知弘 ©1969 TOHO CO.,LTD.
アクションの連続!強烈な映像!勝新太郎が初めて監督した衝撃のギャング映画! 大阪府警の暴力団担当刑事・立花は捜査のためなら、暴力団員とも親しく付きあう。 信用金庫をゆする大淀組を捜査する立花に、捜査を止めろとの命令が突然下された… 。 勝新太郎が自ら製作、監督、脚本、主演を担当。撮影は「座頭市シリーズ」など大映映画の高いクオリティを支えた牧浦地志。 オープニングの賭場のシーンではクローズアップの短いショットをテンポよく畳みかけるなど、 全編が印象に残る斬新な映像で紡がれたバイオレンス・アクション映画。 <収録内容> ・画面サイズ:シネスコサイズ ・音声:モノラル(オリジナル) ▽特典映像 ・予告編 ・スチールギャラリー(静止画) <キャスト> 勝新太郎 山崎努 太地喜和子 若山富三郎 <スタッフ> 監督:勝新太郎 脚本:菊島隆三、 勝新太郎 音楽:村井邦彦 ©1971 TOHO CO.,LTD. ※収録内容は変更となる場合がございます。
悲嘆にくれる訳ありな女性をみると、放っておけない寅さんの面目躍如! 2008年世界8大都市で上映される大傑作のシリーズ第17作! シリーズ第17作は、実に盛り沢山な内容だ。冒頭恒例の夢は何と『JAWS』もどきのホラー・パニック編。 満男(中村はやと)の入学式では、寅さん(渥美清)の名前が出た途端に子供たちが大笑いしたとかで、“とらや"の人々の面子は丸つぶれ。 その寅さん、奇妙なルンペンじいさん(宇野重吉)を“とらや"に連れてきたところ、ぞんざいな振舞いの数々。 果たして彼の正体は?そして後半は、いよいよ始まる寅さんの恋物語。 金銭トラブルに巻き込まれた芸者ぼたん(太地喜和子)のために人肌脱ごうとする寅さんの侠気が何ともかっこいい!? なお本作はシリーズ40周年、「川喜多かしこ生誕100年記念」として、2008年夏よりニューヨーク、パリ、ロンドンなど世界8大都市を巡回上映。 これぞ世紀を越えて、寅さんの大いなる心の旅を世界へ示す傑作である!
『仁義なき戦い』シリーズなど“実録”路線を突っ走ってきた暴力映画の巨匠・深作欣二によるハード・アクション。暴力団の資金源を強奪するという痛快な物語は、北大路欣也が東映作品の主役に返り咲いた一作。
1974年10月に放送スタートした勝新太郎主演『座頭市』のTVシリーズ。江戸末期、1人のあんまが関八州を旅していた。その正体は居合い斬りの達人・座頭市。彼が旅先で出会う民のために、悪党を仕込み杖で倒す痛快時代劇。