映画むすび | 制作・出演 : 中村玉緒

ひたすら真実の恋を求め、さまざまな女性と恋に落ちる光源氏を雷蔵が演じる絢爛豪華な時代絵巻。複雑な人間関係や王朝時代の風俗などが描かれ、父帝を雷蔵の養父市川寿海が演じている。

旅鴉の半次郎は若君の護衛を頼まれるが、途中で若君の発言に腹を立て姿をくらましてしまう。だが若君がピンチのときには必ず現われるのだった。雷蔵のコミカルな演技が堪能できるシリーズ第2作。

今東光の小説を勝新太郎と田宮二郎の共演で映画化した仁侠アクション・シリーズ、全15作品をBOX化。百姓の倅ながら豪快に生きる朝吉がヤクザ世界に足を踏み入れ、モートルの貞を相棒に、大暴れを繰り広げる。

大阪で生まれ育った山田鞠と、東京のエリート商社マン・大滝勉が出会い、結婚することに。だがそれは嫁と姑によるバトルの始まりで……。常盤貴子、竹野内豊が共演した97年放送のラヴ・コメディ・ドラマ。

市川雷蔵主演の名作。命よりも金が大切な父、金惜しさのために薬すら買わない母、金よりも恋の娘に翻弄される番頭といった、両替屋に織りなす色と欲の人間模様が展開される。

溝口健二の名作を木暮実千代主演でリメイク。美津次、美津ひろ、美津丸は祇園で名の通った舞妓三姉妹。だが実は美津丸は美津次の娘で、姉妹は懸命に働いている。そんな彼女たちが、考え方の相違から対立していく……。

男の腕には昇り龍、女の腕には蝶々牡丹！大正から昭和初期の北九州。2つの組が激突する中、玉井金五郎と女刺青師の波乱の交流が始まる。火野葦平の名作『花と龍』をもとに描かれた人気シリーズ。

渥美清、佐久間良子共演による、人情喜劇・列車シリーズの第3作。可愛い妻子と幸せに暮らす上田新作は長距離列車の車掌。ある日、乗務中に幼なじみの美女と偶然にも再会した新作が、彼女の悩みを解決するため奔走する。

75〜76年に放映されたシリーズ第6作。中村主水が3度目の登場となり、妖艶な殺し屋と坊主頭の殺し屋も加わって人気の高い作品。