映画むすび | 制作・出演 : 加藤清史郎

制作・出演 : 加藤清史郎

遠い約束 星になったこどもたち遠い約束 星になったこどもたち

戦争が終わってから始まった悲劇があったーー 松山ケンイチ主演で描く、満州難民収容所の孤児たちの切なく儚い“命”の物語 <内容解説> 戦争が終わってから始まった悲劇…… それは、広島原爆の犠牲者数を超える24万5000人もの命が散った満州での出来事でした。 氷点下20度という極寒の難民収容所で、頼る親もなく食べるものもなく、肩を寄せ合って一所懸命に生きた子供たち。 事実に基づいた、戦時下の子供たちと、それを見守る大人たちの “命” の物語です。 原作は、自らの戦争体験を絵本や小説として執筆されている増田昭一さんの 『満州の星くずと散った子供たちの遺書』『戦場のサブちゃんとゴン』『約束』(すべて夢工房 刊)。 中学を卒業後、両親と共に満州へ渡り、そこで衛生兵として従軍した増田さんは、敗戦後、母と共に新京の難民収容所で暮らしていました。 帰国後は教員となり、昭和60年に退職したことをきっかけに、自らの実体験に基づき、収容所で子供たちと一緒に過ごした数々の思い出を絵本や小説として出版。 また、戦時下の痛切な想いを後世に残そうと、故郷の神奈川県小田原市を中心に、絵本の読みきかせなどを通じて、語り継ぐ活動もされています。 ドラマの主人公、関東軍の中尉・戸田英一を演じるのは、2001年のデビュー以来、数々の映画やドラマなど話題作の主演を務めた松山ケンイチ。 ヒロインの開拓団の小学校教師・水野有希子役には、映画界で数々の受賞歴を持ち今、注目を集めている二階堂ふみ。 収容所で英一が出会う子供たちには、人気CMの出演から子役ブームを巻き起こした加藤清史郎のほか、 数々の話題作に出演している山田望叶、五十嵐陽向ら。 また、宝田明、椎名桔平、深田恭子、前田吟、笹野高史、柄本時生など、豪華俳優陣がしっかりと脇を固めます。 2014年8月放送作品 <ストーリー> 1945年 (昭和20年) 7月 ─── 戦況は悪化を極め、開拓団に入れば軍隊に取られないと言われていた民間人も軍に徴兵され、 それぞれの開拓団には多くの女性と子供たちが残されていた。 日本軍は防衛線を南下させる作戦に方針転換したが、開拓民も一緒に避難を始めれば、作戦がソ連に知られてしまうことを恐れ、彼らには状況を知らせることはしなかった。 8月9日 ─── 広島に続き長崎にも原子爆弾が落とされたのと同じ日に、ソ連軍が国境を越え、満州へ侵攻を開始。 開拓民たちは避難を余儀なくされた。 戸田英一 (松山ケンイチ) たちが必死でソ連軍と戦っている頃、 三江省にある静岡村開拓団の水野有希子 (二階堂ふみ) と母・有枝 (伊藤かずえ)、弟・勝 (二宮輝生)、妹・かよ (矢崎由紗) は着の身着のまま他の村民たちと駅へと急いだ。 途中、有希子の生徒・佐竹三郎 (加藤清史郎) と再会を果たすが、三郎の母は爆撃ですでに命を落としていた。 父を兵隊に取られ、ひとりぼっちの三郎は有希子たちと行動を共にする。 がしかし、列車は開拓民たちの前を通り過ぎていく。置き去りにされた有希子たちは、満州の首都・新京まで、 およそ600キロの道のりを歩くしかなかったが、その道のりは苦難の連続だった。 当時、日本人が匪賊 (ひぞく) と呼んだ現地の人々が襲って来たり、ソ連軍の攻撃を受けたり、多くのものが道中で命を落とした……。 8月15日、終戦 ─── 日本は終戦を迎えたが、満州ではなおも戦いが繰り広げられ、爆撃を受け、 倒れた英一が左腕の激痛とともに目覚めたとき、あたりには誰もいなかった。 それから、やっとの思いで新京の関東軍司令部まで辿り着いた英一だが、そこは関東軍が去った後で、そこで初めて日本が負けたことを知る。 新京の街を彷徨い、“日本鬼子 (リーベンクイズ)” と呼ばれ、満人から殴る蹴るの暴行を受けた英一が再び目覚めたのは、新京の中心地、日本人居住区にある小学校校舎だった。 ▽特典映像 収録内容未定 <キャスト> 松山ケンイチ 二階堂ふみ  加藤清史郎 山田望叶 高澤父母道 森 遥野 五十嵐陽向/深田恭子(特別出演)/ 伊藤かずえ 柄本時生/前田 吟 笹野高史/宝田 明(特別出演) 椎名桔平(友情出演) <スタッフ> 原作:増田昭一 「満州の星くずと散った子供たちの遺書」「戦場のサブちゃんとゴン」「約束」(夢工房刊) 脚本:永田優子 監修:加藤聖文 制作:十二竜也 那須田 淳 総合プロデューサー:戸田郁夫 那須田 淳 プロデューサー:鈴木早苗 平田さおり 演出:土井裕泰 製作著作:TBS ※仕様は変更となる場合がございます。 (c) TBS

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