映画むすび | 発売元 : ワーナー・ブラザーズ・ホームエンターテイメント

発売元 : ワーナー・ブラザーズ・ホームエンターテイメント

電撃脱走・地獄のターゲット電撃脱走・地獄のターゲット

暁に凶銃モーゼル9が叫ぶ男の哀しみ、復讐の歌! 雷雨を裂いて敢行された脱獄作戦!二重、三重の厳戒線を連続突破! 強盗現場で郵便配達員を殺してしまったハリー・ロマート(O・リード)、15年の罪で服役している。ある日、5ヶ月ぶりに面会に来た妻パット(ジル・セント・ジョン)からこれ以上待てない、別の男の子供を妊娠しているので別れてほしいと切り出されたハリーは逆上、仕切りガラスをぶち破りパットの首を絞め、独房に入れられてしまう。怒りが収まらないハリーは、隣の牢にいるバーディ(I・マクシェイン)と看守を買収したマク二ール(F・ジョーンズ)とパットを殺すために脱獄、密売人からモーゼル銃を奪い、ひとりパットが暮らす高層マンションへと向かう。だが、そこは既に警察の厳重な監視下に置かれていた・・・ 復讐の鬼と化した中年男の凄みと執念をオリヴァー・リードが熱演、リアルかつ骨に響くような重厚なアクションをスタイリッシュな映像で描いた70年代アクションの佳作を初めてDVDで発売。

潮風とベーコンサンドとヘミングウェイ潮風とベーコンサンドとヘミングウェイ

南フロリダの港町に一人で暮らすフランク(R・ハリス)は、20歳の頃、ヘミングウェイと腕相撲をしたことがあると自慢し、75歳になった今でもトレーニングをしている陽気な元船長。キューバ出身で30年間床屋を営んでいたウォルター(R・デュヴァル)は、お気に入りのウエイトレス、エレーン(S・ブロック)にベーコンサンドを2つ頼み、1つは昼に公園で食べるのを日課にしている物静かな老人。ある日、公園で少年野球を観戦していたフランクが、クロスワードパズルをしていたウォルターに声をかけたことから正反対の二人の交流が始まる。子供のように裸で川で泳ぐフランクとウォルター、ウォルターがフランクの髪を切り、身だしなみを整えるまでのやり取り、エレーンをとバス停で待つウォルター、そしてフランクが告げたやりきれない寂しさに寄り添おうとする大家のヘレン(S・マクレーン)の姿・・・人生の晩年を迎え、孤独とそれぞれの事情を抱える老人たちの心の交流を、『愛は静けさの中に』(86)の女流監督、ランダ・ヘインズが温かなまなざしで描く。

五人の軍隊五人の軍隊

元曲芸師のメキシコ人、ルイス(N・カステルヌーヴォ)は、ダッチマン(P・グレイヴス)からの指示で1000ドル稼げる仕事があると、怪力のメシート(B・スペンサー)、ダイナマイトの名人オーガスタス(J・ダリー)、剣の達人サムライ(丹波哲郎)の3人を集め、ともにダッチマンが待つ場所へ向かう。そこで聞かされたのは、政府軍が活動資金として50万ドルの砂金を積んだ列車を襲い、強奪した砂金を革命軍に提供するという計画だった。しかし、軍の列車は数十人の兵士と機関銃に守られ、大砲までも備えた走る要塞だった!さらに列車の進む路線の各所にも兵士たちが護衛を固めている。不可能と思われる砂金強奪作戦に、五人のプロフェッショナルたちが挑む!溢れるスリルとサスペンス、体を張ったアクション、意外かつ爽快なラストなど映画の愉しみに満ちた作品。脚本は監督デビュー前のダリオ・アルジェンがト、音楽はエンニオ・モリコーネが手がけている。

メイムメイム

父親と死別したパトリックは、遺言でニューヨークに住む父の妹であるメイム叔母さん(ルシル・ボール)の家に身を寄せることになる。パトリックがやってくる日を間違えていたメイムは賑やかなパーティの真っ最中。パトリックは、人生を楽しむメイムにすぐなつき、メイムの友人が校長をしているユニークな学校に通い出す。しかし、世界大恐慌が起こり、株に頼っていたメイムの生活は一変。親友の女優ヴェラの舞台に出してもらうが、見事に失敗、百貨店で販売をしてもレジも打てず、代引きにしてしまうなどトラブル続き。しかし、客で南部の富豪であるボー(ロバート・プレストン)に見初められ、結婚することになる。ボーと二人で世界中を旅していたメイムだが事故でボーを亡くしてしまう。やがて成長し、大学生になったパトリックは婚約者をメイムに紹介しようとする。メイムが歌う「新しい窓を開けよう」という歌詞の通り、人生を楽しむ達人が贈るハッピーでポジティブなミュージカル。

ウルフェンウルフェン

ニューヨークのバッテリーパークで、大企業のオーナーとその夫人、そしてハイチ人のボディガードが殺される休職中のところを呼び戻された殺人課刑事、ウィルソン(A・フィニー)は、検視官から死体は鋭い凶器によって切り刻まれたにも関らず、金属片が見つからないことを知らされる。再開発が進む旧オランダ街で同じような犠牲者が相次ぎ、ウィルソンは犯罪心理学者のレベッカ(D・ヴェノーラ)と調査を進める内に、遺体に残されていた体毛が人間のものではなく、狼の体毛であることを掴む。また高所で働く変わり者の先住民エディが何かを知っているのでは、と考えたウィルソンはエディからウルフェンという狼の精霊の存在を聞かされる。エディによればウルフェンは太古から地下に潜み、狩りをして暮らしているという。一連の事件はウルフェンによるものなのか? ウルフェンの視点を表現するネガポジ反転の“ケムトン・エフェクト”などの視覚効果が話題を呼び、1982年度アボリアッツ・ファンタスティック映画祭審査員特別賞を受賞した。

サンタマリア特命隊サンタマリア特命隊

1922年、革命の混乱が続くメキシコ。独立運動で国を追われたアイルランド人のエメット(K・ハッチソン)は、吹き荒れる粛清に嫌気が差し、国に帰ろうとするがパスポートを盗まれてしまう。元・イギリス軍の情報将校、ジェニングス(V・ブオノ)は、パスポートを返してほしければ酒の密輸をするようにエメットに持ちかける。道中、エメットはオープンカーに乗った神父のバン・ホーンと出会う。指定の場所に着いたエメットは積荷が酒で反革命軍に渡す武器であることを知らされ、処刑されそうになるがそこにバン・ホーンが現れ、トランクからマシンガンを取り出し、革命軍の兵士をなぎ倒す。逃げ出した二人だったが革命軍に捕らえられ、指導者のサンティラ大佐から、バン・ホーン、エメット、ジェニングスの三人の命を救う代償として、モハダ地区を暴力で支配しているデ・ラ・プラタを暗殺するように命じられる。革命軍に父と姉を殺され、母親を陵辱されたデ・ラ・プラタは信仰を住民に許さず、赴任した神父はいずれも殺されていた。ジャック・ヒギンズがジェームズ・グレアム名義で発表した原作を『ソルジャーブルー』(70)のラルフ・ネルソンが映画化、男たちの熱い戦いを描くバトル・アクション。

ナッツナッツ

良家の子女でありながら高級娼婦をしているクローディア(バーブラ・ストライザンド)は、ある日サディスティックな客に暴力を振るわれ、その客を殺してしまう。過失致死の罪に問われた彼女に母と義父、そして彼らが雇った弁護士は、予審で精神疾患(ナッツ)による心身喪失による無罪を主張するが、自分は正常だと言い張り、法廷で弁護士をノックアウトしてしまう。そんなクローディアの弁護人として官選のアーロン・レビンスキー(リチャード・ドレイファス)が指名される。レビンスキーはクローディアの激しい言動と反抗的な態度に乗り気ではなかったが、彼女が正常な判断力と知性を持っていること、そして心の奥底に秘密を抱えていることを知り、ナッツとして病院に送るのではなく、正式な裁判を受けさせることを決意する。 原作の戯曲にほれ込んだバーブラが製作、主演、音楽を担当、主演ふたりの演技が観る者の胸を打つ。

ダイマナイト諜報機関/クレオパトラ危機突破ダイマナイト諜報機関/クレオパトラ危機突破

スリル・スピード・アクション!そして火を吹くマシンガン!秘密兵器の粋を集めたスペシャルカーで炸裂する大追撃のデッドヒート!188センチ、ダイナミックなこのボディ! 麻薬秘密捜査官のクレオパトラ・ジョーンズ(タマラ・ドブソン)はA級ライセンスの腕を持ち、拳銃の腕前も抜群、空手、柔道の腕も男勝りというスーパーレディ。彼女の最大の敵は黒人地区に巣喰う麻薬組織のボス、マミー(シェリー・ウィンタース)だった。トルコのアヘン畑を焼き払ったクレオパトラに激怒したマミーは、麻薬撲滅運動の本部で、クレオの恋人が運営するB&Sハウスに罠を仕掛け、彼女をアメリカに呼び戻す。帰国したクレオパトラの元にマミーの部下たちが次々と襲い掛かる! 色気もタップリ燃える女クレオパトラ!巨大な麻薬シンジケート壊滅作戦に 豪快・必殺空手が唸る!

カンサス・シティの爆弾娘カンサス・シティの爆弾娘

カンサス・シティ・ランブラーズで「K・C」と呼ばれるスター選手、ダイアン・カー(ラクエル.ウェルチ)は、同じチームの選手との確執が昂じて、進退を賭けたマッチ・レースを行うことになる。敗れたK・Cは、故郷ポートランドに戻り、実家に預けている2人の子供と再会する。K・Cは新天地ポートランド・ロガーズに参加するが、彼女に人気を奪われると考えたチームのスター選手、ジャッキーと激しくやり合う。チームオーナーのバート(ケヴィン・マッカシー)はK・Cを食事.に誘い、今のチームを売却して、シカゴに新しいチームを作り、そこに彼女を引き抜くと持ちかけ、関係を持つ。シカゴでは子供たちも呼んで一緒に暮らすことができると考えたK.Cだったが、バートとの関係がチーム内で噂となり、次第に孤立していく・・・ 70年代、全米を熱狂させたローラー・ゲームのスター・プレーヤーを中心に、その内幕を描く。当時の日本のトップチーム、東京ボンバーズのメンバーも出演している。

ルッカールッカー

有名な整形外科医のラリー(アルバート・フィニー)の下にはミリ単位で整形の指示をするモデルの患者が続いていた。ある日、部屋から墜落死したモデルの部屋からラリーのペンとボタンが発見される。自分に向けられた疑いを晴らすため、自ら調査に乗り出したラリーは、手術をしたモデルのシンディ(スーザン・デイ)を伴い、CM界の大物、レストン(ジェームズ・コバーン)のパーティに参加する。そこでレストンの関連会社デジタル・マトリックス社が広告効果を最大限に上げるためにデータ測定を行い、モデルの顔もミリ単位で測定し、点数化していることを知る。盗み出したIDカードで侵入したラリーとシンディは、「ルッカー」と呼ばれる技術が、CMにある種の信号を埋め込み、視聴した人間を特定の購買行動を起こすように仕向ける恐ろしいものであることを知ってしまう。秘密を知った彼らにデジタル・マトリックス社は、モデルたちを自殺に追い込んだ秘密兵器を手に迫る。

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