2021年7月14日発売
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キングレコード株式会社ダウンタウン・ブギウギ・バンドの宇崎竜童、初の本格的映画出演作。 意地を貫いて心中する二人の激情を、緊迫した劇的空間の中に描く増村保造監督の傑作。 元禄16年、大阪。醤油問屋・平野屋の手代・徳兵衛は、主人で伯父の久右衛門が勧める縁談を断った。 徳兵衛には、天満屋の女郎・お初という夫婦約束を交わした相手がいたのだ。 怒った久右衛門は、それなら徳兵衛の継母・お才に渡した持参金の銀二貫を翌月7日までに返せという。 お才を説得してようやく銀を取り戻した徳兵衛は、平野屋の前で待っていた知り合いの九平次に懇願され、その銀二貫を貸してしまう・・・。 「此の世の名残り、夜の名残り」の道行文で知られる近松門左衛門の人形浄瑠璃の傑作を、抑圧的な環境に対抗して意志的に生きる女性像をプログラム・ピクチャーの中で追求した増村保造監督が映画化。 お初役の梶芽衣子の演技は絶賛され、数多くの賞を受賞した。 ●1978年キネマ旬報ベスト・テン第二位 ●1978年キネマ旬報主演女優賞 ●1978年毎日映画コンクール日本映画優秀賞・女優演技賞 ●1978年ブルーリボン賞主演女優賞 <収録内容> ・画面サイズ:16:9(スタンダード) ・音声:ドルビーデジタル2.0ch <キャスト> 梶芽衣子 宇崎竜童 橋本功 目黒幸子 木村元 千葉裕子 山本廉 青木和代 加藤茂雄 渡部真美子 伊藤正博 野崎明美 灰地順 大西加代子 井川比佐志 左幸子 <スタッフ> ●監督:増村保造 ●製作:藤井浩明、木村元保、西村隆平 ●原作:近松門左衛門 ●脚本:白坂依志夫、増村保造 ●撮影:小林節雄 ●照明:佐藤勝彦 ●美術:間野重雄 ●編集:中静達治 ●時代考証:林美一 ●音楽:宇崎竜童 ●助監督:近藤明男 ©1978 藤井慶太/東宝
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キングレコード株式会社わずらわしい故郷に縛りつけられる青年の旅立ちの詩。 南国土佐の自然を背景に、黒木和雄監督が青春の哀歓と原点をつく異色ドラマ。キネマ旬報ベスト・テン第二位。 昭和30年代はじめの高知県。町の信用金庫に勤める楯男はシナリオ作家になることを夢見て、いつかはこのわずらわしいだけの町を出たいと思っていた。 楯男は愛人を作って出て行った父親不在の実家で母親と祖父と3人で暮らしている。 そんな楯男にとってひそかに想いを寄せる存在が幼なじみの涼子だった。 しかし、涼子には恋人がいて、どうすることもできない楯男は、隣家の精神異常の娘と寝てしまう……。 中島丈博の半自伝的小説を、『竜馬暗殺』の黒木和雄監督が映画化。 夢想と現実が拮抗する青年の心と行動が、全く新しい感覚と鋭い洞察力で見事に描かれた傑作。 <収録内容> ・画面サイズ:16:9(ビスタ) ・音声:ドルビーデジタル2.0ch <キャスト> 江藤潤 竹下景子 桂木梨江 杉本美樹 馬渕晴子 浜村純 犬塚弘 三戸部スエ 原知佐子 絵沢萠子 真山知子 石山雄大 湯沢勉 阿藤海 森本レオ 芹明香 ハナ肇 原田芳雄 <スタッフ> ●監督:黒木和雄 ●製作:大塚和、三浦波夫 ●企画:多賀祥介 ●原作・脚本:中島丈博 ●撮影:鈴木達夫 ●美術:木村威夫、丸山裕司 ●編集:浅井弘●音楽:松村禎三 ©1975 綜映社/東宝
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キングレコード株式会社おらは岩手の芋娘・・・・・集団就職で上京し、クリーニング屋からパチンコ屋、バーにキャバレー、トルコ嬢、今、代議士の東京妻。 お待たせヘレン天津のスッコロビ人生! 小劇場の舞台で行われる吃音矯正の告白劇。本日の主役は、元浅草のストリッパー・ヘレン天津。 十年前の岩手、極貧の農村。 中学生のヘレンは集団就職で東京へ出ることになるが、ヘレンの父親は娘の東京行きに強く反対していた。 思いつめた父親は、娘を犯してしまう。このショックでヘレンは吃音者になってしまう。 自殺も出来ず、逃げるように東京へ。ある日、浅草で生まれてはじめて、優しい男と出会う。 やさしい言葉をかけられ、この男に身をまかせるが、この男は、スケコマシのテキ屋であった・・・。 井上ひさし原作の戯曲を映画化したミュージカル・ミステリー。ストリッパー“ヘレン天津”が、代議士の愛人まで上り詰めるまでの人生をコミカルに描く。ドンデン返しの連続が見どころ。 <収録内容> ・画面サイズ:16:9(スタンダード) ・音声:ドルビーデジタル2.0ch <キャスト> 緑魔子 佐藤蛾次郎 草野大悟 なべおさみ 三谷昇 小松方正 東てる美 女屋美和子 丸山善司 熊倉一雄 ハナ肇 美輪明宏 <スタッフ> ■監督:須川栄三 ■製作:須川栄三、藤井浩明、西村隆平 ■原作:井上ひさし ■脚本:白坂依志夫 ■撮影:逢沢譲 ■美術:竹中和雄 ■音楽:服部公一 ©1977 須川映介/東宝
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キングレコード株式会社さようなら やさしさだけの男たち 巣立つ朝 風の歌がきこえるー。 多くの女性から圧倒的支持を集めた大ベストセラーを、『サード』の東陽一監督がみずみずしいタッチで描いたヒット作。 「愛とは何か、セックスとは」。 同世代の学生やOLに熱狂的に受け入れられ大ベストセラーとなった、見延典子の同名早大文芸科卒業小説を、1978年にキネマ旬報ベストワンに輝くなど日本映画界の話題を独占した『サード』の鋭才、東陽一監督が桃井かおり主演で映画化。 早大学生であるまり子は、アルバイト先で知り合った同じ大学の橋本と同棲生活をはじめ、当然のようにセックスをする仲になるが、まり子は避妊具を付けることを要求した。 まり子は以前つきあっていて半年前に行方をくらました、芽の出ないルポライターであり風来坊の恒雄の存在が忘れられなかった。 だがそんなある日、恒雄が戻ってくるが……。 ☆1979年度毎日映画コンクール日本映画優秀賞 ☆1980年日本アカデミー賞主演女優賞(桃井かおり) ☆昭和54年度芸術選奨文部大臣新人賞(桃井かおり) 1979年度キネマ旬報主演女優賞(桃井かおり) 昭和54年度ブルーリボン主演女優賞☆(桃井かおり) <収録内容> ・画面サイズ:1080p Hi-Def(ビスタ) ・音声:ドルビーデジタル2.0ch <キャスト> 桃井かおり 奥田英二 森本レオ 伊丹十三 加茂さくら 伊佐美津江 日夏たより 織本順吉 <スタッフ> ◆監督:東陽一 ◆製作:有馬孝、工藤英博 ◆企画:多賀祥介 ◆原作:見延典子 ◆脚本:東陽一、小林竜雄 ◆撮影:川上皓市 ◆音楽:田中未知 ©1979 有馬孝/東宝
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キングレコード株式会社宇崎竜童、死亡。検死報告、刺青あり。 1979年に起きた三菱銀行人質事件の犯人の、破滅へと向かった人生を描いた衝撃作。 「30歳までに何かデカいことをしてやる」と思いつづけ、ついには銀行を襲撃、40時間余に亘って籠城し射殺された三菱銀行人質事件の犯人、梅川昭美をモデルに、彼の青春の軌跡と“男”になろうと背伸びし続け破滅へと向う一人の男を描く犯罪・青春ドラマ。 監督には22歳でデビュー後数々の秀作を発表したピンク映画界の大御所・高橋伴明。本作でメジャーデビューを果たした。 プロデューサーには『ガキ帝国』の井筒和幸。主演には音楽と映画の世界を縦横無尽に往還した宇崎竜童、破滅への引き金となる魔性の女を関根恵子が熱演。 ☆1982年キネマ旬報ベスト・テン第6位 <収録内容> ・画面サイズ:16:9(ビスタ) ・音声:ドルビーデジタル2.0ch <キャスト> 宇崎竜童 関根恵子 渡辺美佐子 太田あや子 忍海よし子 矢吹二朗 <スタッフ> ◆監督:高橋伴明 ◆製作:佐々木史朗 ◆企画:多賀祥介 ◆プロデューサー:井筒和幸 ◆脚本:西岡琢也 ◆撮影:長田勇市 ◆音楽:宇崎竜童 ©1982 国際放映/ブロウアップ/東宝
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キングレコード株式会社おじさんは わたしを誘拐したの? 写真家・浅井慎平が、タモリ主演で描く孤独な中年男と少女の旅。 仕事のないミュージシャンの男が、いつも一人で遊んでいる顔見知りの鍵っ子の女の子に声をかける。 <海が見たい>という女の子の言葉で、二人は海辺に行く。 埋立地で捨てられたピアノを弾いていた男に「この子なら大丈夫じゃないか」と言われ、男は少女と、少女が大事にしているゴリラのぬいぐるみを自転車の荷台に乗せて旅に出た。 旅先で二人は様々な人と出会う。農家の男、小学校の女教師、昼風呂の元スター、早稲田のOBらしき男・・・。 写真家・浅井慎平が、タモリを主演に、日本列島を自転車で旅する男と少女、彼らが出会う人々をスケッチ風に描いた異色作。 <収録内容> ・画面サイズ:16:9(ビスタ) ・音声:ドルビーデジタル2.0ch <キャスト> タモリ一義 大和舞 淀川長治 山下洋輔 藤田弓子 桃井かおり 川谷拓三 竹下景子 内藤陳 佐藤B作 室田日出男 宮本信子 沢渡朔 伊丹十三 渡辺文雄 所ジョージ 吉行和子 根津甚八 高見恭子 小松方正 <スタッフ> ●監督:浅井慎平 ●製作:岡本みね子、佐々木史朗 ●企画:多賀祥介 ●録音:小島和明 ●脚本:浅井慎平 ●撮影:浅井慎平 ●編集:吉岡雅春 ●音楽:山下洋輔 ●助監督:岩垣保 ●挿入歌「狂い咲きのフライデイナイト」唄=タモリ ©1982 東宝
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キングレコード株式会社23才 ヴァージンなんておかしいですか 私の名前はケイコ・・・・・ 女子大を出て いつの間にかOL 家族のもとをはなれ 社会人としての私は自由 そして退屈 何かをいつも期待して 何かをいつも待っている でも ただ過ぎていく 平凡な毎日・・・・・ 好意を寄せてくれる 人の告白も お見合いの話も 私の心に充電しない ハートがカサカサと 音をたてている 何故か 心の隅っこが いつも空白だった・・・・・ オフィスに勤める一人の孤独な女性“Keiko”の日常に介在する男性や家族を通して、彼女の真の自由を問う意欲作。 クロード・ガニオンは語るー「“Keiko”は日本での8年間での印象・体験・感想を僕の精神の集大成として映像化したものです」-。 <収録内容> ・画面サイズ:16:9(ビスタ) ・音声:ドルビーデジタル2.0ch <キャスト> 若芝順子 きたむらあきこ 池内琢磨 橋本敏夫 中西宣夫 <スタッフ> ◆監督・脚本・編集:クロード・ガニオン ◆製作:ユリ・ヨシムラ=ガニオン、クロード・ガニオン ◆撮影:アンドレ・ペルチエ ◆美術:橋本敏夫 ◆音楽:深町純 ©1979 ヨシムラ ガニオン プロダクション