1976年発表の名作。こんなにも宝物にしておきたくなるくらい、枕元においておきたくなるくらい、素敵な夢をみせてくれるアルバム、いとおしくてたまらなくさせるアルバムなんて、ほかにどこ探してもない。
この何ともゆったりとした感じは、妙に懐しいし、不思議に新鮮。どんなに周囲が変化しようと、テンポが倍になろうと、この世界はずっと同じ、というよりずっと普通。普通があるから、皆が変化できる。でも普通は何時までも普通。ガリ版印刷の香りがする。