制作・出演 : つじあやの
2010年にリリースされた『虹色の花咲きほこるとき』以来約10年ぶりとなるオリジナルフルアルバム!! ★1999年9月22日にスピードスターレコーズよりミニアルバム「君への気持ち」でメジャーデビューし、昨年2020年にデビュー20周年を迎えた つじあやのの、2010年にリリースされた『虹色の花咲きほこるとき』以来約10年ぶりとなるオリジナルフルアルバム。 ★「完璧な"WOMAN"なんてどこにもいなかった。けど、その時々に愛しい"私"がいた。完璧じゃなくても、愛しい日々。 喜びも悲しみも半分半分がちょうどいい。」 ★デビュー20周年を契機に、シンガーソングライターとしてのキャリアを重ねつつ、私生活においても恋愛・結婚・出産・子育ても 経験してきたこれまでを振り返り、1人の女性として自分自身と改めて出会い向き合う中で制作された本作『HELLO WOMAN』。 現在放送中のNHK Eテレアニメ「舞妓さんちのまかないさん」のオープニングテーマに起用されている新曲「明日きっと」をはじめ、 色褪せ、その声が枯れても、"歌い続け"た様々な女性たちの姿をそれぞれ描いたという、これまでどおりの"つじあやの”らしさ”が トレースされた楽曲から新しい歌詞の世界観へとチャレンジした楽曲まで、全10曲を収録。
笹路正徳をプロデューサーに迎えた本作は、彼女にとってトータル・プロデューサーを初めて起用したアルバム。柔らかな歌と絶品のメロディを、最低限のシンプルな味付けで客に提供しようとする明確な意図と意志がここには存在している。彼女の歌声を聴いているとなぜだか泣きそうになる、その感覚を甦らせてくれる一枚。
カヴァー集第2弾で、1枚目が東京でスタジオ録音、2枚目が京都でフィールド録音という2枚組。新旧有名曲を、ウクレレ1本からアコースティック・バンド編成、エレ・ポップ風など、多様なアレンジとほのぼのヴォイスで独自に解釈。「渚のシンドバッド」が白眉。★
スピッツのトリビュート盤でも見事にはまった選曲で和ませてくれたつじあやののカヴァー・アルバム。スガシカオ、山下達郎、サザン、ブルーハーツ、吉田拓郎、スパイダース、YEN TOWN BAND(!)などそうそうたる名曲をほんわか歌いこなすセンスに脱帽。★
歌うウクレレ少女だった頃の初々しさはそのままに、安定感を感じさせるミニ・アルバム。こんな時代だけに、彼女の柔らかな肯定のパワーが人々を癒すのでしょう。ストレートでないがゆえに強烈なエロスを感じさせる(4)を聴いていると、やはり凄い人なのだなと思います。
ウクレレを携えた女性シンガー・ソングライター、つじあやのの2枚組初ベスト盤。こうして聴いてみると、いかにCF曲やタイアップ曲が多いかに気づかされるが、これもやはり彼女が生み出すキャッチーで親しみやすいメロディと感性のなせる業と納得!
眼鏡女子シンガー・ソングライター代表、つじあやのの冬向けシングル。クリスマス・ソング、(2)のアレンジがドリーミィで素晴らしいと思ったら冨田ラボの冨田恵一でした。冬の夜長にシックで優しい(1)(アレンジ・森俊之)と聴き比べるのも一興でしょう。
「春風」に続く、季節ごとのカレンダー企画シングル第2弾。「Shiny Days」ではグレイプバイン、「愛の真夏」では元スマッシング・パンプキンズのジェイムズ・イハとのコラボレーションが実現!
スピッツのトリビュート・アルバムで「猫になりたい」を思いっきりオリジナルな装いで歌っていたのは記憶に新しいが、今度はシュガーベイブの「パレード」である。山下達郎という線は個人的には意外だったが、そういえば見事にハマっている。選曲の妙でしょうな、今回も。
ジャケット写真を見ると、ジャパニーズ・エスノ的、あるいは昭和歌謡的な音楽かと思われそうだが、そうではない。パステル・カラー、そよ風、自転車、散歩……そんな言葉がキーワードになりそうな、さりげなく爽やかなポップス。ウクレレの音も快感。
映画『猫の恩返し』の主題歌としてスマッシュ・ヒットした「風になる」から7ヵ月ぶりの新曲は、つじあやの作品史上最高に切ないバラード。ウクレレとストリングスの柔らかな音色が心の琴線を震わせます。(2)はほんのり春の気配がするうららかナンバー。