制作・出演 : アイザック・スターン
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
メンデルスゾーンはスターン30代後半、ドヴォルザークは40代半ばの演奏で、あらためてその水準の高さに驚かされる。オーマンディのさりげない名人芸(無理のない緩急、間など)が流麗なソロを支え、こちらも興味が尽きない。究極のスタンダードと言える。
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
50年代後半から70年代前半にかけて、スターン(1920年生)壮年期の記録。ヴァイオリニストとしてはこの時期が頂点だった。やや脂っ気の多い艶やかな音色、安定した運弓、運指。安定感抜群のオーケストラ共々、誠にオーソドックスな名演。