制作・出演 : アニタ・オデイ
1950年代にノーマン・グランツ・プロデュースにより第2の黄金時代を築いたアニタ・オデイの絶頂期の歌声をとらえた人気作品の再発盤。ピーターソン・トリオの演奏も聴きどころのひとつ。
78年に東京・吉祥寺のジャズ・クラブ、サムタイムで収録。バラードの(6)ではハスキーな声を生かしたウェットになりすぎない情感の表出が魅力で、リラックスした(3)のスウィングぶりには貫禄も漂う。多彩な表現でスキャットの巧さを存分に披露する(11)も楽しい。
発売元
日本クラウン株式会社1940年代に残されたコール・トリオの貴重なパフォーマンスを集めた一枚。この時代の彼は、ジャズ・シンガー兼ピアニストとして絶頂にあった。その一端を伝えているのがこの作品だ。甘いヴォーカルからは、後年のポピュラー・ヒットを連想させる。
姉御肌のベテラン歌手アニタが、78年と81年に来日した際、聴衆をスタジオに集めてダイレクト・カッティング録音が行われた。その時の音源13曲を集めてCD化したもの。姉御はおなじみの名曲を貫禄たっぷりに歌っており、その魅力を満喫できる。
全盛期であるヴァーヴ時代の音源から構成された白人ジャズ・シンガーの名唱集。スタンダード・ソングの決定版ともいえる「ハニーサックル・ローズ」や「スウィート・ジョージア・ブラウン」などが収録。
アニタ絶頂期の会心作。オーケストラをバックに全12曲を快調に歌いまくるのは彼女ならではの見事さ。速いテンポでも、スローなナンバーでも曲の特徴をしっかりとらえてはなさない。
最高の音で楽しむために!
レオン・ラッセルの傑作「ア・ソング・フォー・ユー」をピアノ伴奏だけでしっとりと歌い上げるオープニングから、ラストのアドリブだらけの楽しい「ゴーン・ウィズ・ザ・ウインド」まで脂の乗りきったアニタを堪能できることうけあい。旬の歌手はウェイ。