制作・出演 : アルゲリッチ
ショパン:ピアノ協奏曲第1番、チェロ・ソナタ、序奏と華麗なポロネーズ アルゲリッチ、マイスキー、カスプシーク&シンフォニア・ヴァルソヴィア ショパン生誕200年の記念イヤーだった2010年は世界中でショパンの演奏会が数多くおこなわれ、アルゲリッチも各地で演奏していました。特に注目されたのが、ショパンの祖国であるポーランドで開催された「ショパンと彼のヨーロッパ」と題された国際音楽祭でのピアノ協奏曲第1番とチェロ作品の伴奏演奏でした。 アルゲリッチはショパンのピアノ協奏曲第1番を得意としており、アバドとのDG録音や、ロストロポーヴィチとのDG盤、デュトワとのEMI盤など数多くの録音をこれまでに発表しています。中でも人気の高かったのがシンフォニア・ヴァルソヴィアと共演した2種類の録音で、1992年盤、1999年盤のどちらも調子の良い時のアルゲリッチならではの豪快な名技の切れ味、動的な抒情美の表出が素晴らしいものだったので、2010年に同じくシンフォニア・ヴァルソヴィアとワルシャワで共演した今回の録音も期待できるところです。 組み合わせも豪華です。長年の友であるマイスキーと共演したショパンのチェロ・ソナタに「序奏と華麗なポロネーズ 」というもので、2000年に京都でライヴ録音したDG盤が良い演奏だったので、この録音も楽しみなところです。(HMV) 【収録情報】 ● ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11 マルタ・アルゲリッチ(ピアノ) シンフォニア・ヴァルソヴィア ヤーチェク・カスプシーク(指揮) ● ショパン:チェロ・ソナタ ト短調 Op.65 ● ショパン:序奏と華麗なポロネーズ ハ長調 Op.3 ミッシャ・マイスキー(チェロ) マルタ・アルゲリッチ(ピアノ) 録音時期:2010年8月27,28日 録音場所:ワルシャワ・フィルハーモニック・ホール 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ) Disc1 1 : CHOPIN: Piano Concerto in E minor, Op. 11 2 : Sonata in G minor, Op. 65 3 : Introduction and Polonaise brillante in C major, Op. 3 Powered by HMV
制作・出演
アシュケナージルプー / アルゲリッチ / アンドレ・プレヴィン / キリル・コンドラシン / サー・ゲオルグ・ショルティ / シカゴ交響楽団 / バイエルン放送交響楽団 / ベルリン・ドイツ交響楽団 / ベートーヴェン / ロンドン交響楽団最高の音で楽しむために!
ともに13、14歳頃の作品。早熟の天才ぶりがはっきりと窺える作品だが、これをクレーメルとアルゲリッチが演奏していることで、作品の価値が何倍にも高まっている。貴重にして会心の一枚だ。
サラトガ音楽祭でのライヴ録音で、初の共演となった話題のアルバム。アルゲリッチの挑発にパールマンが本気になった、丁々発止としのぎを削る演奏。調和と対立が絶妙な、聴きごたえ十分のアンサンブルだ。
クレーメルとアルゲリッチによる秀逸なヴァイオリン・ソナタ全集から抜き出したもの。「クロイツェル」におけるクレーメルの鬼気迫るような演奏が、アルゲリッチを燃え立たせ、稀有な名演を生み出した。
名手3人が集まっての日本公演でのライヴの模様を収録。そうそう聴けない3人の緊張したやり取りが魅力で、特にチャイコフスキーでの盛り上がり方は尋常でなく、まさに必聴といえる。
伝統を誇るレーベルが擁する歴史的名演から最新の話題盤まで、名曲名演を厳選した“RCAレッド・シール★ザ・ベスト”の1枚。フランクのヴァイオリン・ソナタのフルート版が聴きもの。軽やかで爽やかだ。
プロコフィエフの第3番は2度目の録音、他はこれが初録音となったもの。アルゲリッチのなんともエキサイティングな演奏が素晴らしい。これらの楽曲のベストに上げられる録音だ。デュトワとの緊迫感あるやり取りにも注目。
ショパン・コンクールでの録音を除けば、ともに2度目の録音。閃光のように輝くピアニズムと飛びちるパッションはそのままに、円熟味が加わり一層の凄みを帯びている。デュトワのサポートも絶妙だ。
クレーメル、アルゲリッチのベートーヴェン、ソナタ全集の中でも、最も個性的な1枚。2人の個性がぶつかり昇華する「クロイツェル」と、一転、中期に書かれた10番での、寄り添うような演奏が印象的。