制作・出演 : アルトゥール・ロジンスキー
アルトゥール・ロジンスキーの芸術4アルトゥール・ロジンスキーの芸術4
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ユニバーサルミュージック少し田舎っぽいがほのぼのとした暖かみが感じられるロジンスキーのウィンナ・ワルツ。それでいてときに熱っぽい瞬間もある。最後の「ばらの騎士」組曲はさすがというべき演奏。作曲者に対する共感とスコアの深い読みが感じられる。
アルトゥール・ロジンスキーの芸術5アルトゥール・ロジンスキーの芸術5
やたらアクセントを強調し、ゴツゴツしまくるアーティキュレーション。頭の切れた軍楽隊指揮者って風に押しまくる、ひたすら硬く速めのテンポ。これまさにロジンスキー! 聴くと元気の出ること請け合い。コダーイに田舎臭い郷愁を求める人には向かず。
ショスタコーヴィッチ:交響曲ショスタコーヴィッチ:交響曲
名盤の登場である。みごとなまでに強靭で緊密なアンサンブルが聴ける。骨太で直線的である一方、繊細な情感にもあふれているが、そこには一片の感傷もない。コーダまで一気に突き進むスピード感がたまらない。録音は古いがうまくCD化されている。