制作・出演 : アレックス・リール
カミング・イン・フロム・ザ・ダークカミング・イン・フロム・ザ・ダーク
コペンハーゲンを中心に活動するメッテ・ジュールのデビュー・アルバム。ダニッシュ・ジャズ界の重鎮、アレックス・リールのトリオを従えてスタンダードをしっかり歌う一方で、ジョニ・ミッチェルのような自ら物語りを紡ぐシンガー・ソングライターとしての一面も。
リターン・トゥ・デンマークリターン・トゥ・デンマーク
自身のレーベルから発表した本作は、敬愛してやまない先輩ピアニスト、デューク・ジョーダンへのオマージュになっている。ジョーダンとはスタイルが異なるものの、心に染み入るしっとりした演奏からは北欧の静寂な情景が目に浮かぶようで、心安らぐ。
イン・デンマークイン・デンマーク
スウィング・テナーの巨人の一人、ベン・ウェブスターがコペンハーゲンに居を移した翌年に吹き込んだもの。数々の成功を手にした後の余裕すら感じさせるブロウと、ケニー・ドリューらとの絡み合いが絶妙。
ライブ・イン・デンマークライブ・イン・デンマーク
78年、ヨーロッパ・ツアー中のズートがデンマークに寄ったおりにドリューのトリオと共演したアルバム。腕利きのトリオによって非常に落ち着いたバップの好作品となっている。内容はオーソドックスだが、名手たちを従えて寛いだ演奏が好ましい。
サヒブズ・ジャズ・パーティーサヒブズ・ジャズ・パーティー
発売元
インディーズレーベル63年、サヒブ38歳の時にコペンハーゲンで録音されたライヴ盤。当時弱冠17歳、後に欧州ジャズ界の巨人となるペデルセンが神がかったベース・プレイをみせる。サヒブのフルート、バリトン・サックスは力強く、生命力が漲った快演。必携の名作。
イントロデューシング・オリヴィエ・アントゥネス ウィズ・マッズ・ヴィンディング/アレックス・リールイントロデューシング・オリヴィエ・アントゥネス ウィズ・マッズ・ヴィンディング/アレックス・リール