制作・出演 : エリック・ハイドシェック
ショパン:作品集 ピアノ・ソナタ[全曲]/ノクターン[全曲]/即興曲[全曲]/バラード[全曲] ワルツ[全曲]/スケルツォ[全曲]/前奏曲[全曲] 他ショパン:作品集 ピアノ・ソナタ[全曲]/ノクターン[全曲]/即興曲[全曲]/バラード[全曲] ワルツ[全曲]/スケルツォ[全曲]/前奏曲[全曲] 他
ショパンの独奏ピアノのための作品集。5枚に主要な7つの様式の作品を、最後の1枚に練習曲やポロネーズ、マズルカからの抜粋などを収録。ダン・タイ・ソンを中心とした演奏家陣も充実している。
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調「皇帝」作品73/ピアノ・ソナタ第5番ハ短調 作品10の1ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調「皇帝」作品73/ピアノ・ソナタ第5番ハ短調 作品10の1
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キングレコード株式会社意外にも「皇帝」は初録音。奔放さがよく話題になるが、彼の持ち味は、その音の美しさにある。オーケストラはごく普通の出来でしかないが、随所にハイドシェックの自由な精神がきらきらと輝いている。また第5番のソナタもライヴで入っていて、これもまた美しい。★
革命革命
フランスのベテラン・ピアニストであり、コルトー門下であるハイドシェックにとって、オール・ショパン・アルバムは意外にも初めてという。その演奏では既成概念にとらわれない自由な解釈が目立つが、それがトータルな流れを損ねてしまう場面もある。
モーツァルト:ピアノ協奏曲選集 6モーツァルト:ピアノ協奏曲選集 6
ハイドシェックの演奏は今、絶頂期の至芸の域に達したようだ。粒立ちのよい音質ながらうるおいと「コク」のある音色、深みのある解釈など、ハイドシェックならではの独創的なモーツァルトが展開される。今後のモーツァルト演奏の指標ともいうべき演奏である。
モーツァルト:ピアノ協奏曲選集 4モーツァルト:ピアノ協奏曲選集 4
超おすすめの名盤、とは思わない。が、音楽する歓びに溢れたひとつの流れに身を任せて、その中に漂う快感が、ここにはある。演奏すること、それを聴くこと、それぞれが個人的な個別の体験であり、欠点やキズを見つけてもそこに何の意味があるのだろうか。
モーツァルト:ピアノ協奏曲選集 3モーツァルト:ピアノ協奏曲選集 3
熱狂的な支持者を持つことで知られるハイドシェクの最新録音。縦横自在に動くテンポと細かな表情付けはこのピアニストの独壇場といえよう。けれども、聴き進めるうちに少々疲れてくるのも事実。筆者個人としては以前のハイドシェクの素直な演奏をとりたい。