制作・出演 : エリック・リード
制作・出演
100ゴールド・フィンガーズ / エリック・リード / サイラス・チェスナット / ジェイムス・ウィリアムス / ジェリ・アレン / ジュニア・マンス / ドン・フリードマン / ベニー・グリーン発売元
キングレコード株式会社もちろん主役は相変わらず快調だし、レギュラー・メンバーの息は合い、若手ウォーレン・ウルフ・ジュニアのヴァイブが良い。ハバード作の「テーマ・フォー・カリーム」、マクブライドのラインは高低音域を自在に滑らかに上下し、フロントを強力にプッシュし、タイムの疾走感が素晴らしい。わくわくする。
聴いているといつの時代の音源かわからないほどの王道っぷり。HQCD仕様によるベスト盤は、70年生まれの現役ピアニスト、エリック・リードによるスタンダード集という趣も。きめ細かいタッチと、職人的な生真面目さが持ち味の正統派プレイヤーだ。
制作・出演
ウイントン・マルサリス / ウェス・アンダーソン / ウォルター・ブランディング / エリック・リード / ハーリン・ライリー / レジナルド・ヴィール / ワイクリフ・ゴードン / ヴィクター・ゴーインズウイントンの人気シリーズ、スタンダード・タイム第4弾では、セロニアス・モンクを取り上げている。お馴染みの有名曲を気負いなく心地よくスウィングするプレイが爽快。まさしく名盤。
NYのコンサート・ホールでの97年録音。とても綺麗に録れていて雑味のないライヴ盤。ウイントンのトランペットは音の張りとフレーズ、コントロールが完璧で文句のつけようがない。総勢50人弱のオーケストラが一丸となった演奏は鳥肌もの。
制作・出演
エリック・リード / ジェームス・ジナス / ジャッキー・テラソン / ダーレック・オールス / デイヴ・グルーシン / ハーヴィー・メイソン / ハーヴィー・メイソン・トリオズ2 / 小曽根真名ピアニストたちとの夢の競演第2弾。日本でも知らぬ人のいないピアニストたちに加え前作でジョン・ビーズリー、本作でエリック・リードといった人を紹介するあたりにハーヴィーのプロデューサーとしての慧眼を見る思いが。小曽根真の2曲参加も嬉しく、(1)が◎。
リードは、若手ピアニストのなかでもオーソドックスなスタイルで注目を集める逸材。この作品ではジャズ喫茶などでおなじみの名曲を数多く取り上げており、いかにも日本人のプロデューサーらしい選曲が特徴。リラックスして楽しめる一枚だ。
マルサリス・グループで活躍する俊英エリックがロン・カーターとアル・フォスターという最強のメンバーを得て、その真価を発揮した作品。エリントン、モンク、エヴァンスなど歴代の名手たちを彷彿とさせるダイナミックで迫真のプレイが続き、聴き手を飽きさせない名品。