制作・出演 : オジー・オズボーン
ソロ・デビューから2001年作品までの代表曲を集めた新編アンソロジー。すべて既発音源のため付加価値には乏しく入門用だが、並んでいるのは今なおライヴで演奏され得る曲ばかり。20年以上、レトロにならず同時代のキッズの心を捕らえ続ける稀有な人。その凄みを実感できる。
オジー・オズボーンのデジタル・リマスター・シリーズ第2弾。ギターにザック・ワイルドを迎えて制作、オジーの魔力が封印された7作目のソロ・アルバム(88年作品)。未発表音源も収録。
オジー・オズボーンのデジタル・リマスター・シリーズ第2弾。帝王オジー伝説の集大成盤(97年作品)。もともとは2枚組だったものを、今回は1枚組として内容もリニューアルしてのリリース。
映画『リトル・ニッキー』での“悪魔も喰っちゃう”名演技には、びっくりしたなあ、もう。待望の(以前収録したマスターは紛失の憂き目にあったそう)武道館ライヴでも、めちゃうまな演奏をバックに、よれ具合がなんとも味なヴォーカルを披露。キュート。
メタルの“帝王”オジーのデビュー作(80年発表)のリマスター再発盤。夭折の天才ギタリスト、ランディ・ローズの没後20年という節目に、なんと、リズム・トラックを新たに録り直してのリフレッシュ作にもなっている。生々しいサウンドは一聴の価値アリ!
ランディ・ローズ在籍時の81年に発表した名作セカンド・アルバムの新規リマスタリング……のみならず契約問題で訴訟となったリズム隊を新たに差し替え録音して新ヴァージョンに作り替えた再発盤。全体のイメージは変わらないので旧来の支持者もご安心を。
2002年はランディ・ローズの20回忌。これは追悼盤として発表(87年)のライヴのデジタル・リマスター盤。マスト・アイテムゆえ説明不要だがオジー作品の傑作であり、オールタイム・ベストとだけ言っておく。本来2枚組だったが1枚にまとめたのは今回が初。
引退宣言(のちに撤回)後に発表された91年作品。精神的・肉体的に追いつめられていた時期だが、バラエティに富んだスケールの大きい楽曲を貫禄十分に歌う姿には、そうした苦悩が微塵も感じられない。ザック・ワイルドの柔軟なギターも光る傑作。