制作・出演 : オトマール・スウィトナー
スウィトナーは日本の聴衆にとって非常に近しい存在である。NHK響との公演は多くの人が耳にしただろうが、これをあらためて聴くと、しっかりとした構成だったのだと納得。真摯な態度での演奏を耳にすると、団員はこの指揮者を本当に愛していたのだと感じた。
最高の音で楽しむために!
最高の音で楽しむために!
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発売元
日本コロムビア株式会社発売元
日本コロムビア株式会社前期ロマン派の巨匠、シューベルトの美しい作品の数々をオーケストラ、室内楽、ピアノと歌曲と3つに分けてCD3枚に収録。シューベルトの全体像を掴むのに最適なコンピレーション・アルバムとなっている。
制作・出演
オトマール・スウィトナー / ギゼラ・シュレーター / ゲアハルト・ヴェストナー / シュターツカペレ・ドレスデン / テオ・アダム / ドレスデン・シュターツカペレ / ドレスデン国立歌劇場男声合唱団 / ドレスデン国立歌劇場男声合唱団員 / フーゴー・フォン・ホフマンスタール / リヒャルト・シュトラウス発売元
キングレコード株式会社アダムのR.シュトラウス集とも言うべきアルバム。「ばらの騎士」でのオックス男爵やモロズスのモノローグなど、見事な歌唱を聴かせている。アダム43歳、絶頂期の録音だ。スウィトナーの指揮も万全。
発売元
キングレコード株式会社スウィトナーの非ユダヤ的マーラー。表情の付け方やテンポ設定などはオーソドックスだが、オーケストラの特長を活かしながら、マーラーがスコアに記した響きをきわめて美しく引き出している。
発売元
キングレコード株式会社スウィトナーの比較的珍しいイタリアとフランス・オペラの合唱曲集。彼のウィーン気質は、ラテン系のオペラにもマッチしている。ドイツ風のオーケストラや合唱団もかえって新鮮だ。
発売元
キングレコード株式会社テオ・アダムが参加していることで注目のアルバム。アダム全盛期の録音で、まずはそこが聴きもの。それぞれの役柄への深い共感が伝わってくる。スウィトナーの堅実な指揮とオーケストラの充実ぶりも素晴らしい。
オーストリア生まれで、指揮をC.クラウスに支持するスウィートナーの、本領発揮ともいうべきウインナワルツ集。ことさら旋律を磨き上げたりはしていないが、楽しげに指揮をしているさまが伝わってくる。
スウィトナー、懐かしい名前だ。旧東ドイツのゆっくりした時間の流れに培われた、素朴で暖かく、純白なモーツァルト。斬新さに欠けると言われるかもしれないが、歴史の流れから言えば、この演奏の方が古楽器よりもモーツァルト時代の様式に近いのではないか。
スウィトナーが残したモーツァルトの、最良の録音のひとつ。刺激的であることが優れた演奏と思われている風潮の対極にある演奏で、古典的な均整美や滑らかな響き、穏やかなテンポ感などが織り成す、香り豊かなモーツァルト。