制作・出演 : オムニバス
RAGGA DANCE PARTY VOL.2 UNCLE T’s CHAMPION CARNIVALRAGGA DANCE PARTY VOL.2 UNCLE T’s CHAMPION CARNIVAL
Resonance MoodsResonance Moods
マツリ・プロダクションによるサイケデリック・トランスのオムニバス。選曲はTSUYOSHI SUZUKIが行なっており、イスラエル、フランス、イギリス、オランダ、日本のトップ・サイケデリック・トランサーたちのサウンドが堪能できる。
Happy Hour With SummHappy Hour With Summ
ローズ・アンリミテッドやTechie、岡田徹らによる渚十吾プロデュースのラウンジ感覚のポップ・ミュージックだ。ちょいと尖った感性による近未来型の“軽音楽”といったタイプのもので、妙に薄っぺらな感じの懐かしくさえある音作りが気持ちいい。
IKURA PRESENTSIKURA PRESENTS
イクラ氏がローライダー&カスタムカー信奉者のために作ったベース・アルバム。全体的に音の太さに物足りなさを感じるが、キャッチーなコーラス/ラップ(モンド・グロッソのB-BANDJ参加)が味を出している。(9)(12)などカヴァー曲もある。
ヨーナス・コッコネンの個展ヨーナス・コッコネンの個展
フィンランドの作曲界をリードしてきたコッコネン。その芸術のほんの一部だが、私たちには貴重だ。どの曲も新鮮で、音楽的純度の高さに感動。技法も前衛ではないので聴きやすい。チェロ協奏曲を筆頭に、もっと多くの人にとりあげてほしい曲ばかり。
レーヴィ・マデトヤの個展レーヴィ・マデトヤの個展
美しいフィンランドの風景を思わせるようなマデトーヤの世界。その泉からシベリウスの伝統を継承する……と評されるにふさわしい音楽が流れ出す。その自然でのびやかで、しかも独特の透明感をもった響きは、まさに北欧の空気そのもの。懐かしささえ感じる。
ウーノ・クラミの個展ウーノ・クラミの個展
フィンランドのウーノ・クラミは1900年生まれ。シベリウスの後の世代で、いわゆる民族的ロマン主義以後の音楽を考えたと思われる。作風は多彩で、ドビュッシーやストラヴィンスキーをはじめさまざまな影響を感じさせる。折衷的というより試行錯誤の感。