制作・出演 : カイリー・ミノーグ
エンジョイ・ユアセルフエンジョイ・ユアセルフ
発表当時(89年)には世界のアイドルとさえ言えたほどのカイリー・ミノーグ。本作だってポップでダンサブル、おまけにコケティッシュ。ホント、ストック/エイトキン/ウォーターマンのプロデュースの力が光ります。
リズム・オブ・ラヴリズム・オブ・ラヴ
最近は女優業の活躍も目覚ましいカイリーの3rd。そろそろ、ユーロビート路線からの脱皮を考え始めたのか、自作の曲を入れたり、マドンナのプロデューサー陣営を起用、全体的にアダルトなムードを醸し出している。ジャケットもセクシーで、遂に本領発揮か。
あなたも、M?あなたも、M?
ユーロビートの歌姫だったカイリーが転換期を迎えてリリースした4作目。ポップなメロディを残しつつもアヴァンギャルドなビートを複合させたり、キース・ワシントンとデュエットしたりと、昔より本人の意見がだいぶ反映された痕跡あり。ただ殻を破るには…。
リミックス・ベスト1リミックス・ベスト1
リミックス・ヴァージョンを2枚組にパッキングしたベストものの第1弾。初期の彼女はストック/エイトキン/ウォーターマンの操り人形風でなるほど音もイメージもどっぷりそれに浸っている。本能的なグルーヴ感が出るのは後半から。艶っぽい円熟味もだ。
リミックス・ベスト2リミックス・ベスト2
古巣のPWLから発表した、今では入手困難な12インチ・シングル用の音源を集めた日本独自企画盤の第2集。おなじみのヒット曲のダンス・リミックス・ヴァージョンが満載されていて、アルバム未収録曲も7曲収録。一風変わったベスト盤としても楽しめる。