制作・出演 : ガガガSP
無責任一家総動員無責任一家総動員
コザック前田のソロ活動を経ての約2年ぶりの4作目。クレイジーキャッツの「ドント節」をアレンジした(5)や(8)からテーマを“無責任”としたのだろうが、無責任というより青臭く暑苦しい青春パンクなだけ。でもそれを全力でやれるのがガガガの良さだ。
オラぁいちぬけたオラぁいちぬけた
2000年代の日本の音楽シーンに吹き荒れる“日本語パンク・ブーム”に決別を告げるタイトルも強烈な2作目。強大な現実に向き合いながら、ひたむきに生きようとする人間の真っ直ぐな感情を綴った歌からは、流行に流されることのない、確固たる普遍性が感じられる。