制作・出演 : クライスラー
人気楽器、ヴァイオリンとチェロの曲を集めたコンピレーション。ロマン派の甘くロマンティックな名曲が並んでいる。ヴァイオリンの輝かしい音、チェロの包み込むような響きと、どっぷりと弦楽器の魅力に浸れる。
ラフマニノフ自身が弾いた古い録音のタッチや音量を、有名なソフト“ZENPH”で精密に解析し、そのMIDIデータを使って現代ピアノで自動演奏したCD。ピアノは1909年製のスタインウェイ。これは凄い。彼の自在で優雅なピアノ演奏が生々しく蘇っている。
韓国のチョン・キョンファが初めて録音した小品集として話題となったアルバム。チョンの高度なテクニックと持ち前の情熱的なアプローチに加え、一層の深みとロマン性をたたえた演奏を披露している。
12歳にしてズービン・メータ指揮するニューヨーク・フィルと共演し、「メニューインの再来」と絶賛され、以後リサイタルや名演奏家との共演で、若くして世界の楽壇を制覇した天才ヴァイオリニスト、五嶋みどりが珠玉の小品を華麗に弾ききったアンコール・ピース集。誰もが知っているあの名曲から、知られざる佳曲まで、五嶋みどりの水際立った演奏で楽しめる1枚です。
誰もが知るヴァイオリンの名曲の数々を集めたベスト入門編。アイザック・スターン、矢部達哉、そして宮本笑里など、国内外のベテランから若くフレッシュなアーティストたちの作品がちりばめられています。
弦楽器は、そのたっぷりとした歌いっぷりが魅力のひとつ。そしてまた早弾きなどによる目を見張るようなテクニックも聴いていて楽しい。本作には、そんな小品がCD2枚にぎっしりと詰め込まれている。
バッハの無伴奏全曲リサイタルを開くなど意気軒昂な活躍を続ける前橋汀子は、小品の演奏にも積極的に取り組んできた。これは約20年に及ぶ膨大な録音から18曲をチョイスしたベスト盤。通して聴くのも良し、好きな曲をかけるも良し。まさに珠玉の逸品である。
エルマン晩年の録音。全盛期の“エルマン・トーン”と呼ばれた独特の美音の片鱗がうかがえる。テンポやヴィブラートのかけ方、間の取り方と、19世紀のロマンティシズムの香りが濃厚に漂っている。