制作・出演 : クリストフ・エッシェンバッハ
ピアノ・レッスン・シリーズ3 インヴェンションとシンフォニア J・S・バッハ:2声のためのインヴェンション/3声のためのシンフォニアピアノ・レッスン・シリーズ3 インヴェンションとシンフォニア J・S・バッハ:2声のためのインヴェンション/3声のためのシンフォニア
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番≪皇帝≫、合唱幻想曲ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番≪皇帝≫、合唱幻想曲
ベートーヴェン中期の傑作群のなかでもひときわ強い光を放つ、壮大な規模と絢爛たる演奏効果を備えた巨匠的な風格のピアノ協奏曲《皇帝》。現在は指揮者としての活躍が中心となったエッシェンバッハがピアニストとして旺盛な演奏活動を展開していた頃の録音で、瑞々しい感性のなかにも手堅さが窺われる魅力的な演奏を聴かせており、小澤征爾とボストン交響楽団のバックも万全です。デムスとライトナーによる《合唱幻想曲》を併録。
シューベルト:ピアノ五重奏曲≪ます≫/シューマン:≪子供の情景≫、他シューベルト:ピアノ五重奏曲≪ます≫/シューマン:≪子供の情景≫、他
シューベルトの魅力である抒情的でよく歌う旋律や色彩豊かな和声が存分に発揮された、若々しいロマン的雰囲気が横溢する《ます》は、第4楽章の変奏曲の主題に歌曲〈ます〉の旋律を用いたためにこの標題で呼ばれています。子供が遊ぶ姿を詩情豊かに描いた13曲からなるインティメートな《子供の情景》は、シューマン独自の世界が爽やかな詩情をもって描かれた小品集です。エッシェンバッハによる清澄でニュアンス溢れる演奏でお聴きください。
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番≪悲愴≫、第12番≪葬送≫、第14番≪月光≫ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番≪悲愴≫、第12番≪葬送≫、第14番≪月光≫
初期の創作活動の頂点をなす強い表現意志に貫かれた《悲愴》。第3楽章が「ある英雄の死を悼む葬送行進曲」として書かれた《葬送》。詩人レルシュタープが「月光の波に揺らぐ小舟のよう」と形容したことから標題が付された、瞑想や抒情性と激しい感情が見事に融合した《月光》。ベートーヴェンのピアノ・ソナタ3曲を収録した一枚です。最近は指揮者としても活躍しているエッシェンバッハの心に染み入るよう演奏でお楽しみください。