制作・出演 : クルト・ザンデルリンク
ショスタコーヴィチ:交響曲第10番ショスタコーヴィチ:交響曲第10番
ラジオ・フランスの音源。ザンデルリンクのショスタコーヴィチ10番は、ベルリン響との名盤があるが、これはその翌年に収録されたライヴ。武骨なアプローチは変わらないが、ライヴらしい独特の緊迫感と高揚が魅力だ。
ドイツ伝統の響き シリーズ105::クルト・ザンデルリンクの芸術 シベリウス:交響曲第4番 他ドイツ伝統の響き シリーズ105::クルト・ザンデルリンクの芸術 シベリウス:交響曲第4番 他
深夜の鬱蒼とした奥深い森を彷徨うかのようなシベリウスの第4交響曲。いたずらにあの手この手で面白おかしく聴かせようとせず、手付かずの自然をそのまま愛でるかのごとく、ザンデルリンクはあるがままに、しかし優しさも厳しさも兼ね併せて演奏する。
ドイツ伝統の響きシリーズ6::クルト・ザンデルリンクの芸術 ショスタコーヴィチ:交響曲第15番ドイツ伝統の響きシリーズ6::クルト・ザンデルリンクの芸術 ショスタコーヴィチ:交響曲第15番
評価が高まった最晩年の録音がほとんどないザンデルリンクだけに、ベルリンso時代の演奏が最良の状態でリマスターされるのは嬉しい。じつに手堅く、本質を真っ直ぐに見据えた演奏。ソ連、東ドイツを生き抜いた筋金入りの音楽家の生き様を見る想いがする。
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ブラームス:ピアノ協奏曲第1番
グリモーの変貌に驚く。そして、ザンデルリンク指揮ベルリン・シュターツカペレの素晴らしさにあらためて驚く。順番はどちらでもいいが、愛すべきディスクだ。雄渾な演奏で詩情にも事欠かない。彼女も新境地を開拓しているが、何よりも共演者に恵まれた。
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 ピアノと管弦楽のためのロンド 変ロ長調モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 ピアノと管弦楽のためのロンド 変ロ長調
マーラー:交響曲第9番 ショスタコーヴィチ:交響曲第15番マーラー:交響曲第9番 ショスタコーヴィチ:交響曲第15番
ヨーロッパで最高の評価を受けているクルト・ザンデルリング(1912年生まれ)によるマーラーとショスタコーヴィチの最後の交響曲。老巨匠の年輪を感じさせる味わい深い名演。