音楽むすび | 制作・出演 : クローフィンガー

スウェーデンの4人組のサード・アルバム。生ドラムを使いつつ打ち込みを絡めた音作りで攻撃的ロック・サウンドやラップ風のヴォーカルは健在ながら、メロディアスな要素が表に出てきている。ゆったりとした異色のスロー・ナンバー(12)が心に染みる。

いるところにはやっぱいるんだなあ、というアルバム。スウェーデンの3人組ミクスチャー・ロック・ユニット。ラップがかったシング・トーク、プログラミングのビートとギターが一体になった音はちと単純なところもあるものの文句なく恰好良い。

スウェーデンで結成されたラップ・メタル・バンドの2nd。エッジをタップリ効かせたギターと自己主張の強いリズム隊。それにラップが絡んだ音はこの手のバンドの常套手段。ただ、彼らはエレクトロニックを駆使、エモーショナルな中に人工的な世界を築いた。