制作・出演 : ケニー・ドーハム
ビバップ〜ハード・バップを牽引したトランペット奏者、ドーハム率いる幻のバンドが残した唯一のスタジオ録音。J.R.モンテローズの参加も魅力。 1. ザ・プロフェット 2. ブルース・エレガンテ 3. DX 4. ドント・エクスプレイン 5. タヒチ組曲 【パーソネル】 ケニー・ドーハム(tp) J.R.モンテローズ(ts) ディック・カッツ(p) サム・ジョーンズ(b) アーサー・エッジヒル(ds) ★1956年4月、ニューヨークにて録音
最高の音で楽しむために!
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『静かなるケニー』の2ヵ月後に録音された充実期の作品。チャーリー・デイヴィスのバリトン・サックスを加えたユニークな2管のクインテットで、スウィンギーなプレイを聴かせてくれている。よどみなく流れるソロが見事。
ジャズの花形楽器であるトランペット吹きでありながら、ディジー・ラスカルやマイルス・デイヴィス、クリフォード・ブラウンらの影で過小評価されがちなケニー・ドーハム。本ブルーノート・コンピレーションには、そんな彼の滋味が詰まっている。
ケニー・ドーハムのオリジナルとスタンダードを組み合わせた1960年の吹き込み。均整の取れたスティーヴ・キューンのピアノは、いつも黒人ホーン・プレイヤーとの間に美しいコントラストを描き出す。
ジェローム・カーンのミュージカル曲を取り上げた興味深いアルバム。各曲ともオールスターによってスウィング感たっぷりに仕上げられ、ドーハムのファンのみならず全ハードバップ・ファンにお勧めできる身近さが魅力だ。
過少評価されがちなケニー・ドーハムの過小評価されている1961年のアルバム。メロディメイカーとしての資質が存分に発揮されたオリジナル曲の数々を、ハンク・モブレーを含む2ホーンで綴った名盤だ。