制作・出演 : サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団
チャイコフスキー:序曲≪1812年≫、弦楽セレナード 交響的バラード≪地方長官≫、幻想序曲≪ロメオとジュリエット≫チャイコフスキー:序曲≪1812年≫、弦楽セレナード 交響的バラード≪地方長官≫、幻想序曲≪ロメオとジュリエット≫
ラフマニノフ:交響曲 第2番 スケルツォ&ヴァカリーズラフマニノフ:交響曲 第2番 スケルツォ&ヴァカリーズ
交響曲第2番は、ヤンソンス2度目の録音。ラフマニノフの濃厚なロマンは、洗練されたロマンティシズムに昇華されている。サンクトペテルブルグ・フィルの剛健にして緻密な響きに、ヤンソンスの粋なセンスが加わったスタイリッシュなラフマニノフ。
ショスタコーヴィチ:交響曲第13番「バービイ・ヤール」ショスタコーヴィチ:交響曲第13番「バービイ・ヤール」
第二次大戦中のドイツ軍によるユダヤ人虐殺、旧ソ連におけるユダヤ人迫害を告発した問題作。テミルカーノフはむやみに物語性を強調するのではなく、音楽の完成度を第一義にして、じつに格調高く深い演奏に仕上げている。バスの強靱な表現力に圧倒される。
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番&第6番ショスタコーヴィチ:交響曲第5番&第6番
“腐っても鯛”はやや不適切か。とはいえ怪傑ゲルギエフたちの活躍の陰にすっかり隠れてしまった感が強い旧名門が、健在であることを十全に確認できる嬉しい一枚。さらにバーミンガムとサンクト・ペテルブルクの両ホールの響きを聴き比べる楽しみも。
EMI CLASSICS 決定盤 1300 164::ラフマニノフ:交響曲 第3番 交響的舞曲EMI CLASSICS 決定盤 1300 164::ラフマニノフ:交響曲 第3番 交響的舞曲
全集のうちの1枚。中では最も充実した演奏と言われているもの。重く脂っこくないラフマニノフながら、ロシア的抒情とのバランスも絶妙。オーケストラの精妙な響きも、この演奏の独自性を高めている。
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