制作・出演 : ザ・クロマニヨンズ
前作『FIRE AGE』から1年振りとなる2009年10月28日発表の4thアルバム。先行シングル「グリセリン・クイーン」を含むヴァラエティに富んだ仕上がり。彼らならではのロックンロールが凝縮されている。 ⇒『MONDO ROCCIA』初回限定DVD付きもチェック!
1年1ヵ月ぶりのサード・アルバムは、彼ららしいストレートなロック満載の全14曲。シンプルな8ビートのシングル曲で幕を開け、最新シングル曲「スピードとナイフ」など、気持ちのいいほど真っ直ぐなロックを展開。初回盤のDVDには“ここでしか観られない”貴重なライヴ映像を収録。
5枚目のシングルは、甲本ヒロト(vo)が作詞・作曲したロックの原点といえるビート感のタイトル曲と疾走感あふれる「オレなとこ」、真島昌利(g)が作詞・作曲した歌詞がシュールな「たこあげ大会」の3曲入り。初回限定盤DVDには「エイトビート」のライヴ映像など貴重な3曲の映像を収録。
ザ・クロマニヨンズの4thシングル。シンプルなタイトルと同様、彼らの真骨頂である余分な装飾を省いたタイトなサウンドに仕上がっている。カップリングでも、彼ららしいエネルギッシュなロックが展開される。
セカンド・アルバム。例によってよくできているが、20年以上続く甲本ヒロトと真島昌利の双頭バンドとして、こぢんまりとまとまりすぎかも。ベーシストとドラマーがもっと自己主張したらベター。ラモーンズと軍歌をミックスしたような曲調の「むしむし軍歌」は面白い。
これ、何も知らない人が聴いたら音楽歴20年超のベテランの作品とは思わないだろうね。そこがスゴイ。ブルーハーツの頃と何も変わらないようにも聴こえるだろうが、しっかり螺旋階段は昇り続けている。それもスゴイ。こういう“成熟”の仕方もあるんだな、と痛感したセカンド・シングル。★
ご存じヒロト&マーシー率いる、ザ・クロマニヨンズのセカンド・シングル。無邪気さの中に感傷をほんのり浮遊させたキャッチーな「紙飛行機」をはじめ、シンプルなワードと旨味の利いたロック・サウンドで無限の広がりをみせる、魅惑の“3分パンクス”が痛快に炸裂。
ザ・ハイロウズを解散した甲本ヒロト&真島昌利が新たに結成したザ・クロマニヨンズのデビュー・アルバム。笑うしかないほど、相変わらずのヒロト&マーシー節が炸裂した最高のロックンロール・アルバムだ。歌詞は単純だが、メロディは柔らかい。良い兆候だ。★