制作・出演 : ザ・ドレスデン・ドールズ
ノー、ヴァージニアノー、ヴァージニア
ピアノ&ヴォーカル、ドラムを男女のコンビで使いこなす、異色のユニットの3作目。シアトリカルな要素を多分に持ったアート志向を強く打ち出し、随所にシュールな空気を振りまく今作。オペラ的なドラマ性をも交えた退廃的センスにより磨きを掛けた意欲作だ。
イエス、ヴァージニアイエス、ヴァージニア
耽美なピアノ・キャバレー・ロックを聴かせる男女デュオのセカンド・アルバムは、より破裂感があり、より切れ味が増した感があるライヴな仕上がり。陰影豊かな歌とピアノをとにかく大胆に造形していく二人の呼吸には何ものにも代え難いスリリングさがある。★
ザ・ドレスデン・ドールズザ・ドレスデン・ドールズ
トレント・レズナーら先鋭ミュージシャンの賞賛を集め、“ブレヒト・ミーツ・パンク”とも称されるボストン出身男女デュオのデビュー作。ピアノとドラムという一風変わった編成のサウンドでエキセントリックな女声パフォーマンスをアートなロックに昇華している。
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