制作・出演 : ザ・フォーク・クルセダーズ
フォークル1968年のラストライヴ音源を復刻! 映画『トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代』公開記念。 1968年10月17日、大阪フェスティバルホールにおけるフォークル解散公演を収めたライヴアルバム。 URCの未整理テープの中から発掘され、2003年に初商品化された貴重な音源を再発売。 加藤和彦・北山修・端田宣彦の3人に加えて初期メンバー(芦田雅喜・平沼義男)も一部参加、「イムジン河」(2回演奏)「悲しくてやりきれない」等の代表曲を熱演。2024年最新リマスター/高品質Blu-spec CD2仕様。
伝説のグループ“フォークル”のベスト盤がお求めやすい価格で登場。「帰って来たヨッパライ」を筆頭に「悲しくてやりきれない」「青年は荒野をめざす」など数々のヒット曲が凝縮されている。
社会風刺や強いメッセージ性でJ-POPの土台を築いたザ・フォーク・クルセダーズのベスト盤。衝撃的デビュー作「帰って来たヨッパライ」など、彼ららしい斬新なナンバー10曲をコンパクトに収録。
1968年、加藤和彦・北山修・端田宣彦の3人により発表された“フォークル”唯一の正式なスタジオ・アルバム。歌謡曲とは一線を画していた彼らの音楽は、今日のJ-POPの始まりとさえ言われる。歴史に残る記念碑的作品。
2002年11月のただ1回のライヴ盤。反戦歌からポップ音楽、パロディ・ソング……なんでもできる幅の広さではなく、なんでも自分たちのものにしてしまう懐の深さがこのグループのすごさだとあらためて感じる。同時に坂崎幸之助が、その体質を見事に受け継いでいることに気づいた。
坂崎幸之助が加わった第3期フォークルが、年末恒例の「第九」を唄うという企画。もちろん、フォークルらしい真っ当なシャレ(?)がいっぱいのできあがり。(2)はヨハン・シュトラウスの「ラデツキー行進曲」が原曲。遊びは真面目にやらなければいけないというお手本です。
34年ぶり。ついに期間限定で帰ってきたフォークルだが、はしだのりひこがいない。あの震えた声もフォークルでは重要なポイントだった。しかし、この作品はいい。ノスタルジックでノスタルジックでない。(6)の加藤、こんなにギターが上手かったのか!
67年に自主制作された(オリジナル)フォークルのデビュー・アルバム。ライヴ録音とおぼしきテイクを含む。ここでの「イムジン河」は3番が朝鮮語で歌われている。素朴な音色は創意工夫のたまもの。ポップで親しみやすいのに妙なユーモアが味なもの。
発売直前にクレームがついてお蔵入りになってしまった問題曲(当時)が34年ぶりにオリジナルのフォームで登場した。これまでもこの歌は人々にうたわれ、しっかりと根づいてきた。美しいメロディと素朴な歌詞。歌は政治的問題と無関係に心に染み込む。
フォーク・クルセダーズ時代から、メンバーだった北山修と加藤和彦、はしだのりひこの3人のその後の活動までをまとめた2枚組ベスト盤。ポップ感覚をもつキャンパス・フォークが拡散しながら展開していく様子がうかがえる。シューベルツが目玉である。
68年7月のステージ、フォークルのピーク時のライヴと言っていいだろう。当時のフォークの枠をきれいに超えて、エンターテイメントに徹したステージの模様が伝わってくる。グループのキャラクターをきちんとつくりあげていたところに、そのすごさがある。
68年10月7日の東京での“さよならコンサート”。全14曲中オリジナルは4曲。C&Wからスタンダード、ジャックスのナンバーまで、フォークルのキャパシティの広さを最後に見せてくれる。まさに“自由”そのものの音楽であり、存在であったことを再認識させられた。