制作・出演 : シダー・ウォルトン・トリオ
ソング・オブ・デライラソング・オブ・デライラ
ジャズ・ピアノの名匠シダー・ウォルトンによる映画作曲家ビクター・ヤング作品集。ピアノ・トリオでジャズメンになじみの名曲を料理した。ウォルトンのスウィンギィで端麗なピアニズムを満喫できる。世界の若手ジャズ・ピアニストのお手本になるのでは。
ミッドナイト・ワルツミッドナイト・ワルツ
ジャズ・ピアニストとして今や巨匠の域に達したシダー・ウォルトンのベスト・アルバム的な一枚。数ある優れたオリジナル・ナンバーの中から、彼自身が選んだ10曲をピアノ・トリオで演奏している。
ミッドナイト・ワルツミッドナイト・ワルツ
『ラテン・ティンジ』以来3年ぶりとなるアルバムはウォルトン自身が自作曲を選曲し、トリオで再演した嬉しい一枚。ウィリアムスは80年代からの盟友だが、コブとは意外にもレコーディングでは今回が初顔合わせ。ウォルトンの音の艶と瑞々しさには本当に驚く。★
アット・グッディ・クラブアット・グッディ・クラブ
淡いスピード感。癖のないのが玉にキズ。しかしこの美しい旋律家がもっとも輝くのはブルース・ナンバーというのがジャズ錬金術か。モンク・メドレーにはクラシックとブルース双方に揺れるシダーの心模様が聴き取れる。名手の異名高いが、案外ムラがある、大穴狙いでは。
シダーシダー
トミー・フラナガンやケニー・バロンに続く名手として近年注目を集めるウォルトン。これは彼が当時のレギュラー・トリオで録音した好内容盤。ブルースやバラードの佳曲を中心に、彼らしい流麗な演奏が堪能できる。いぶし銀の味わいに満ちた秀作だ。
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