制作・出演 : シューベルト
自分の葬式にはぜひクラシックが流れていてほしい、と考える人の思いを汲んだコンピ盤との由。しかし、ここでは聴き手が非クラシック者であることも意識した選曲がなされており、内容は優しく柔らかい方向。選者の意図からは離れるが、抒情メロディ集として愛聴することも可能だろう。
マイスキーの2枚目のソロ・アルバムで、「アルペジオーネ・ソナタ」は最初の録音。歌心で聴かせるマイスキーの良さがよく出ている。さらにアルゲリッチの機敏な反応をみせた伴奏が、この録音の価値を高めている。
発売元
キングレコード株式会社気楽にクラシックの教養を身につけることができるよう編集されたクラシック・コンピレーション・アルバムの“ロマン派”編。余裕のある人はもちろん、ない人はなおさらに、クラシックをじっくり聴いて心身ともにリフレッシュしてみよう。
最高の音で楽しむために!
発売元
キングレコード株式会社93年5月、ミュンヘンにおけるライヴ。最初からシューベルトのあれこれを表現しようというのではなく、スコアに書かれていることを細大漏らさず徹底的に、しかし過不足なく音にすることにより、結果的にどんな音楽かを浮かび上がらせる。練達のワザ。
20世紀を代表するチェリストとイギリスを代表する作曲家が共演した貴重な記録。ロストロポーヴィチの豊かなスケール感のある音色やブリテンの的確なピアノなど、非の打ちどころのない名盤といえる質の高い一枚だ。
制作・出演
アルフレッド・ブレンデル / クリーヴランド四重奏団のメンバー / シューベルト / ジェイムズ・ヴァン・デンマーク / ドナルド・ワイラースタイン / ポール・カッツ / マーサ・ストロンギン・カッツ36歳で事故死した不世出のリリック・テノール、ヴンダーリヒが遺した、「詩人の恋」と並ぶ名盤のひとつとなるシューベルト。彼が最も得意としていた作品で、主人公の愛の喜びと悩みと別れが美しく歌い紡がれている。
制作・出演
18世紀オーケストラ / GuyaMartinini / KeesKoelmans / LornaGlover / TjamkeRoelofs / シューベルト / フランス・ブリュッヘン / マルク・デストリュベ / ルーシー・ファン・ダールシューベルト・シリーズ第2弾の「ザ・グレイト」と「ロザムンデ」の間奏曲をカップリング。第9番のイメージを一新させたと話題になった録音で、ピリオド楽器での“ロマンティック”とは何かを改めて考えさせられる、刺激に満ちた演奏だ。