制作・出演 : ジェームス・ジナス
ロブ・マウンジーをアレンジャーに迎え、ニューヨークの一流奏者とレコーディングしたラブ・ソング集。グルーヴ感のある演奏にのせてパワフルに歌う「サニー」、グラント・スチュワートのテナーがムーディに絡む「ドント・ノウ・ホワイ」、MISIAのヒット曲を英語詞でカヴァーした「エヴリシング」など聴きどころは多彩。
ジャズ、フュージョン界の人気ギタリスト、オズ・ノイのおよそ2年ぶりとなる3rdアルバム。ニューヨークのミュージシャンとともに、ウィットに富んだクリエイティヴなサウンドを作り上げている。
日本が誇る世界的ピアニストの創作の核となってきた以心伝心のトリオ、その10年の歴史を俯瞰するベスト。三位一体となったときにハプニングするエナジーは、ジャズというジャンルを超えて聴く人の精神を高揚させる。トリオの成功の秘密がここにある。
制作・出演
エリック・マリエンサル / クリスチャン・マクブライド / グレッグ・アダムス / ジェームス・ジナス / ジュリアン・レイジ / テイラー・アイグスティ / ビリー・キルソン / ルイス・ナッシュ神童と謳われたピアニストの5作目。2006年現在21歳、テクニックは申し分ない。二つのリズム・セクションを使い分けて、クラシック、TV番組の主題歌、オリジナル、スタンダードと雑多な曲群を自分色にまとめて弾ききる。アレンジに現代性を感じて好感が持てる
制作・出演
エリック・リード / ジェームス・ジナス / ジャッキー・テラソン / ダーレック・オールス / デイヴ・グルーシン / ハーヴィー・メイソン / ハーヴィー・メイソン・トリオズ2 / 小曽根真名ピアニストたちとの夢の競演第2弾。日本でも知らぬ人のいないピアニストたちに加え前作でジョン・ビーズリー、本作でエリック・リードといった人を紹介するあたりにハーヴィーのプロデューサーとしての慧眼を見る思いが。小曽根真の2曲参加も嬉しく、(1)が◎。
のりにのっている実力派トランペット奏者とサックス奏者をフィーチャーした豪快なジャズ。剛速球をかっとばす松井のホームランのようにダイナミックで爽快。つわもの同士が真剣勝負を挑むようなソロの応酬は圧巻、息のあったアンサンブルもかっこいい。★
デビュー20周年を記念したヴァーヴ10作目で小曽根と連携するマイトたちが参加し“秘蔵品”と銘されている。(5)のブレッカーとの激しくもソウルフルな掛け合いも聴きどころだが、(4)(10)でのチックとの共演は秀逸。最高峰のピアノ・デュオにただ魅了されるばかりである。