制作・出演 : ジミー・コブ
アメリカでも注目のオルガン奏者のアルバム。ホレス・シルヴァーの「シスター・セイディ」が最高にヒップ。ジミー・スミスも取り上げたが、アーシーな味わいのこの楽器の演奏者の琴線を揺すぶるのだろう。敦賀のサポートには巨人コブ。ギター、テナーも抜群でファンキー&メロウな逸品。★
日本ジャズ・ピアノの若手ホープ、海野のNY録音作品。ジョージ・ムラーツ、ジミー・コブという大御所を迎え、堂々とした演奏ぶりで大器の片鱗を見せている。ピアノの鳴りを大切に、テクニックも文句なし。スリリングな高速オクターブ・フレーズは圧巻!
鬼才コルトレーンが“シーツ・オブ・サウンド”を確立した記念碑的名盤。全曲、コルトレーン自身によるオリジナル曲で、高度な演奏技術を要求される楽曲ながら、的確な演奏のバックも素晴らしい。
ウエス・モンゴメリーとジョニー・グリフィン、ウィントン・ケリーらが相性抜群の演奏を聴かせる、ギター・アルバム屈指の名盤。1960年代ジャズの魅力が凝縮された、たまらなくホットな一枚だ。
印象的なイントロで始まるタイトル曲に魅せられた方も多いだろう、モダン・ジャズの大人気盤。ケリーの美しいタッチが魅力の作品で、センスよく、ドライヴ感あふれるフレーズが素晴らしい。
1960年録音の初リーダー作。「ジス・ヒア」「モーニン」などは、メッセンジャーズでの演奏と切り離して聴く必要があるが、ファンキーさは引けを取らない。翌年に結成するトリオへつながる重要なアルバム。
未発表だったサラ40代後半のライヴ録音。ピアノ・トリオをバックに得意の「テンダリー」やビートルズ曲などを圧倒的な迫力で熱唱。15分近い最後のジャムは、ロイ・エルドリッジ、ズート・シムズ、クラーク・テリーなどJATPオールスターズとの共演。興奮。女傑健在。
ウイントン・マルサリス・カルテットで脚光を浴びるピアニスト、ダン・ニマーが敬愛するウイントン・ケリーへ捧げたアルバム。ピアノ・トリオによる録音。ケリーを彷彿とさせるファンキー・ピアノが満喫できる。ジミー・コブはケリー・トリオの元メンバーだ。