音楽むすび | 制作・出演 : ジャニス・ジョプリン

『チープ・スリル』に続き1969年に発表された、ジャニス初の本格的スタジオ録音作品。ブルース、R&Bにますます傾倒していく彼女がその並はずれた声のレンジとパワーをそそぎ込んだ名作だ。

その生きざまと歌声で、いまだに唯一無二の存在であり続けているジャニス・ジョプリンのヒット・ソングを網羅した1枚。「心のカケラ」ほかの代表曲にライヴ・ヴァージョンも加えた、入門に最適な1枚。

“伝説のロック・クイーン”ジャニスの2枚組ベスト盤。ライヴ・テイクの「ボール・アンド・チェーン」はじめ、何を聴いても最高だが、珍しいビー・ジーズのカヴァーなどの未発表音源が聴けるのがなにより嬉しい。あらためて思うが、こんなシンガーは二度と現れないだろう。

(1)は65年、ジャニスのデビュー前の録音。(4)は有名なモンタレー・ポップ・フェスでの演奏だが、記録映画に収録された演奏の前日のステージ・ライヴ。そして(18)は彼女がアコースティック・ギター1本で弾き語りするデモ・テープ・ヴァージョンである。