制作・出演 : ジャニーヌ・ヤンセン
ヴィヴァルディ:協奏曲集≪四季≫ヴィヴァルディ:協奏曲集≪四季≫
制作・出演
アントニオ・ヴィヴァルディ / エリザベス・ケニー / キャンディーダ・トンプソン / ジャニーヌ・ヤンセン / ジュリアン・ラクリン / ステイシー・ワットン / ヘンク・ルービング / マールテン・ヤンセン / ヤン・ヤンセンJ.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲集 他J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲集 他
制作・出演
J.S.バッハ / シンディ・アルブラハト / ジャニーヌ・ヤンセン / ティーメン・ハウシング / フレードリク・ポールソン / ボリス・ブロフツィン / ヤン・ヤンセン / ユリア=マリア・クレツ / ラモン・オルテガ・ケロプロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番 2つのヴァイオリンのためのソナタ/ヴァイオリン・ソナタ 第1番プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番 2つのヴァイオリンのためのソナタ/ヴァイオリン・ソナタ 第1番
最高の音で楽しむために!
美しい夕暮れ〜フランス・ヴァイオリン作品集美しい夕暮れ〜フランス・ヴァイオリン作品集
デュビュニョンの新作を挿入し、曲順にストーリー性を持たせたというコンセプト面もさることながら、演奏そのものこそが当盤を意義あるものとしている。たとえば、ドビュッシーでの弱音やデュナーミク処理、キャラクターの対比など。メシアンもこれほどまでにダイナミックで興奮を呼ぶ演奏はなかなかない。★
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 作品61 ブリテン:ヴァイオリン協奏曲 作品15ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 作品61 ブリテン:ヴァイオリン協奏曲 作品15
ソロ、オケともにきわめてメリハリくっきりと情が動く瞬間を際立たせた演奏である。節回しや身振りの謂ではない。フレーズや書法に潜む発火点を鋭敏にすくい取り、大胆に響きに映す。その即発のスリルは、ベートーヴェンの2楽章で不意討ちのように結実する。
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 なつかしい土地の思い出チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 なつかしい土地の思い出
ヤンセンは若くて表現欲いっぱいのソリスト。硬軟自在に歌いまくり、大人っぽい色気もたっぷりである。伴奏のハーディングも単なる伴奏の域を超えて立体的で切り込みの鋭い表現を連発。独奏ともども非常に聴きごたえがある。新定番の登場である。
J.S.バッハ:インヴェンションとパルティータJ.S.バッハ:インヴェンションとパルティータ
面白い。ピアノ学習者には馴染みの深い2声と3声のインヴェンションを弦楽器に置き換えて演奏する。これが新たな音楽を聴くように新鮮に聴こえてくる。立派な芸術作品として成立してしまう。絶好調のヤンセン4枚目のアルバムは野心的だ。必聴盤である。
メンデルスゾーン&ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲 ブルッフ:ヴィオラと管弦楽のためのロマンツェメンデルスゾーン&ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲 ブルッフ:ヴィオラと管弦楽のためのロマンツェ
ヤンセンが艶やかな音色で見事な演奏を繰り広げている。メンデルスゾーンでのロマンティックな表情やブルッフでのアグレッシヴな表現が素晴らしい。ヴィオラに持ち替えての「ロマンツェ」もよくヴィブラートがきいていて、とてもロマンティックだ。
ヴィヴァルディ:協奏曲集≪四季≫ヴィヴァルディ:協奏曲集≪四季≫